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夢の世界☆宝塚のあれこれを語ります♪ 5組観劇派

【宙組】退団会見でも夢を見せてくれる宙組トップコンビ、最高♪ 仲良きことは美しきかな|退団会見を読んで

昨日の退団発表を受けて、本日、真風(真風涼帆)とかのちゃん(潤花)の退団会見がありました。

 

スポーツ紙などで会見の様子を知るにつけ、まかぜにも、かのちゃんにも惚れ直したわ!!

 

Twitterのトレンドに「潤花ちゃん」
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なぜか、近畿地方のトレンド「真風さん」
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真風涼帆の退団会見について

「このようなご時世で、舞台に立たせていただく喜びをかみしめながら、一日一日を積み重ねてまいりたい。宝塚一色の人生でした。最後の日まで突き進みたい」

 真風さんは退団について「トップというものは、いつか終わりがあるもの」と、トップ就任後は常に意識していたと説明。歌劇団と相談しながら「22年を目標に」とイメージしていたが、公演の日程変更もあり「この時期に決心いたしました」と話した。

 同時退団するトップ娘役の潤花(じゅん・はな)さんに宝塚を去る時期を伝えたのは、今年6月に東京ガーデンシアターで上演したコンサート「フライ ウィズ ミー」の前だったと明かした。「『ぜひご一緒したいです』と即答していただいたので、『じゃあ最後まで』という運びになりました」と説明した。

 宙組のメンバーに退団の意向を伝えたのは「HiGH&LOW―THE PREQUEL―」の公演中。「組のみなさんが真剣な表情で言葉を受け止めてくださって、その表情に私自身も胸がぐっと熱くなり、涙する姿にいとおしさを感じました」と語った。

毎日新聞

 

組子が涙する姿を見て、愛おしく思うトップ様。素敵〜!

双方向の心のやりとりがある♪

 

真風とて、任期が長くなってくるといろいろな雑音が気になることもあったかもしれないし、人は誰でも自分の思い通りにならないことで苦しみます。

 

傍目からは、笑顔で何事もなさそうでも、いろんなことを考え、悩み、立ち向かっているもの。

トップとなれば、その重責故に、他の組子が考えもつかないようなことに心を痛めたり、悩んだりすることもあると思います。

 

いろ〜〜んなことをまるっと自分の責任で、トップの名のもとに治めてきたはずです。

 

王者の風格で、男役の中の男役が、組子に胸アツになる姿を想像すると…

 

逆にこちらが そんな真風が愛おしいよ…♪

 

 宙組創設20周年の節目にトップとして組生を引っ張った。「記念すべき年に立ち会わせていただいて、つないできたバトンの重みを感じました」。新型コロナウイルスの影響で公演中止も経験した。「(宙組生たちと)日ごろから話をするようにして、自分も勉強させてもらいました」と振り返った。

 

 ファンに対しては「長い宝塚人生の中、途中で立ち止まりたくなったり、逃げ出したくなったりした瞬間もあったんですが、前に進もうと思えたのはファンの皆さまがいるという思い。感謝の気持ちでいっぱい」とメッセージを送った。

 「金びょうぶに負けないように」と、会見ではラメが入ったシルバーのスーツを選んだ真風さん。終始穏やかな笑みを浮かべながら、さわやかに受け答えした。トップの退団会見でお決まりの結婚予定を問われると、「すごい。こういう感じでくるんですね!」と笑い、「特にございません」とクールに締めくくった。

毎日新聞より

「(宙組生たちと)日ごろから話をするようにして、自分も勉強させてもらいました

先輩だから教えてやろう、トップのワタシに合わせてよ、ではなく。

組子に自分から歩み寄って、さらに「勉強させてもらう」という姿勢が素晴らしい!!!!

 

名実ともに、トップオブトップになったなぁ、と感じる今日このごろ。

 

内面の充実&成長が素晴らしい。

 

退団後の活躍にも期待が高まる、今日の会見内容でした!

 

潤花の退団会見について

 昨年2月に星風まどか(現花組トップ娘役)の後を継いで相手役を務めている宙組トップスター・真風涼帆(まかぜ・すずほ)との同時退団。真風からは、今年6月の「FLY WITH ME」の際に退団を告げられ、「よろしければ、ご一緒させていただけませんか」と答えた。真風から「ありがとう。最後まで一緒に頑張りましょう」と声をかけられたことを振り返り、「今でも忘れられない瞬間になりました」と、しみじみ。

 “添い遂げ”は新コンビ始動時から決めていた。「思い始めたのは『ホテル スヴィッツラ ハウス』(2021年4月)で初めてお隣に立たせていただき、初日の幕が開いた時。真風さんに出会わせていたいだけた奇跡のようなご縁に感謝しなければと思いました。出会えたことは私の財産。最後までご一緒したいと強く思いました」と説明した。

 この日の会見は、昨年の誕生日に真風からプレゼントされたピアスと、提案された白のロングドレスで登場。真風もこの日、先に退団会見を行ったが、事前に真風から「心のままに、お話しましょう」と助言があったという。

 2016年初舞台の第102期生。雪組に配属され、20年9月に宙組へ組替えになり、新パートナーとなった。真風という存在について「このような私を本当に大きく受け止めていただきましたし、居場所を作っていただいたような…」と話すと、一瞬、涙ぐむような場面もあった。

 入団8年目、大劇場4作での卒業となるが「時間的に見ると短く感じられることもあるかと思いますが、時間の長さよりも、真風さんと最後までご一緒させていただくことに大きな価値を感じるので、責任感を持って努めたい」とラストへ向けて気を引き締めた。

スポーツ報知より

 

今公演のショーでは、潤花ちゃんは、残るのかな?と思わせる演出がありました。

が、今年の6月『FLY WITH ME』の時にはすでに真風から退団を告げられ、添い遂げを即決してたんですね…

 

真風の「ありがとう。一緒に頑張りましょう」という言葉も素敵ですし

 

真風との出会いを「財産」と言う潤花ちゃん、最後までご一緒させていただくことに。

大きな価値を感じる」という言葉は、真風への最大の賛辞。

これを聞いたら、真風ファンもとっても嬉しい!!

 

潤花ちゃんの言葉を聞いて、真風が嬉しいのはもちろんですが、真風ファンも幸せにしてくれる潤花ちゃんの言葉、

退団を前に、潤花ちゃんの好感度バク上がり!!

 

真風の二人目の相手役として…

雪組から真風の二人目の相手役として宙組に迎えられたときには、正直大丈夫かしら?と思っていました。

ダンスはきれいですが、歌唱力が心配要素でした。

 

「まかまど」で見慣れていたので、どうなるのかという心配もあったのですが…

 

蓋を開けてみれば大正解!!

真風と潤花ちゃん、大柄なのでショーなどでダイナミックなパフォーマンスを楽しませてもらいました。

 

歌唱も雪組時代より良くなっていてホッ♪

 

なにより、怖いもの知らずの天真爛漫さ、大きな花が咲いたような陽キャラで、周りを明るくしてくれますね♪

 

真風も、そんな潤花ちゃんを面白がったり、可愛がったりするのがわかって見てて楽しいです。

 

昨年、スカイ・ステージで「ほっとなふたり」という番組で、各組のトップコンビがゲームなど、対決するのですが、笑った〜!

真風、かのちゃん(潤花)のやり取りが面白すぎました♪

さらに言うと司会のまっぷ〜と真風の同期同志の阿吽の呼吸もあり 面白さ倍増!もう宙組優勝!

 

宝塚は夢を売るのが仕事ですから、笑って、楽しんでいるところを見せてファンに癒やしや喜びを与えなくては。

 

塩対応は見るのも辛いし楽しくないし、仕事に何私情はさんでんの?ってドン引きですわ。

 

正直な気持ちでぶつかっていくかのちゃんを、真風がドンと受け止めることで、他組からトップ娘役になるために来たかのちゃんへのバックアップにもなります。

 

そうすることで、組内にいい空気が流れますよね。

それでこそトップ、さすがです♪

 

だからこその「居場所をつくっていただいた」という発言につながっていくのでしょう。

 

かのちゃんを受け止めるおおらかな真風がかっこよすぎます!!

 

宙組の人事が停滞していますし、真風もトップとして9作の大劇場作品で主演ですから退団は潮時ですが、

真風とかのちゃんとの並び、スカイ・ステージなどでのトーク、もっと観ていたかったなぁ…

 

今日のピアスは真風からのプレゼント、

ドレスは真風が選んだもの、

そして、事前に真風からの助言あり。

 

素敵なコンビ…退団会見の記事読んで 惚れ直しました!!!

 

終わりよければ全て良し、という言葉があります。

シェイクスピアの戯曲『All's well that ends well』のタイトルにもあります。

物事を総括する時に、良かったかどうかは「エンド」の記憶が判断基準になるのだそうです。

 

有終の美を飾るのがタカラジェンヌです。

今、終わりに向かって走り出すお二人が、最高に美しくかっこいい、それがとっても嬉しいワタクシでした♪