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夢の世界☆宝塚のあれこれを語ります♪ 5組観劇派

【月組】『応天の門』『Deep Sea』|若手を前面に出して次期体制準備!?

月組 『応天の門』『Deep Sea』2023年3月2日15時30分公演を観てきました。

 

今公演、1回しか当たってなくて、最低でも2回は観たいな〜と思っていたので、時々公式を覗いて、2回目のチケットをゲットしました。

カジノ・ロワイヤル』取れてなくて、ちょくちょく公式は覗いてますが、さすがにトップコンビ退団公演だから厳しいわ…orz

 

…と思ってたら、幕間にスマホ観たら、友人から『カジノ・ロワイヤル』のお誘い!!

嬉しすぎる〜!

久しぶりにチケ◯見たら、1階2列センター12万円! 未だに高額転売横行してるのね。

 

今日はダラダラ語ります、私見入ってますので、ご理解いただける方のみどうぞ。

 

 

応天の門』 2回目観劇 やっぱり面白い!

淡々としたセリフ回しのれいこちゃん(月城かなと)。

現代劇のようでもあります。

長谷雄(彩海せら)や白梅(彩みちる)もコメディタッチです。

 

それに対して応天門の中の清和帝や藤原家の皆さんは、重々しくて、その対比も面白い。

応天の門』、大まかに分けて、

道真(月城かなと)、業平(鳳月杏)、昭姫(海乃美月)、長谷雄(彩海せら)、白梅(彩みちる)チームと

基経(風間柚乃)、常行(礼華はる)、高子(天紫珠李)若手の藤原チーム

…に感じました。

 

藤原チームの3名は、次期体制の中核を担う生徒さん。

後発の101期のぱる(礼華はる)にぐいぐいお役を付けて、経験値をUPしているところですね。

妹・多美子を守るため、毒酒をあおるところは、今日もグッときました。

 

下級生の頃から落ち着いた上級生の風情だった100期のおだちん(風間柚乃)、

ようやく学年が、貫禄に追いついて、今回の基経役は、ねっとりとした芝居がすごくいい!

 

前の大劇場公演『グレート・ギャッツビー』のニック・キャラウェイより、ずっと深い芝居で、作り込んでいるのが窺えます。

重々しい芝居も、陰謀めぐらす悪役もお上手で、ポジションアップに準備万端整っている感じですね。

 

道真チームの紀長谷雄のあみちゃん(彩海せら)は、登場するだけで目を奪われると言うか、生き生きしていて観てて楽しい。

 

ぱるとあみちゃんのダブル使い、しばらく続きそうですね。

 

そこで気になるのが、学年逆転現象のちなつ(鳳月杏)。

次期体制になるときに、れいこちゃん(月城かなと)のバトンは誰に渡るのか?

 

トップ、2番手、3番手…と学年順に並んでいたらひとつずつ番手が繰り上がればいいだけのハナシですが

2番手が学年上の場合は、ちょっとわけが違います。

花組の瀬戸かずやや、星組の愛月ひかるは2番手で退団しました。

ちなつちゃんのディナーショーも発表になったから退団なのかなぁ…?

 

昨年末の鳳月杏主演の『ELPIDIO』がすごくよかったから、もしかしてトップある???とも思ったこともありました。

今からでは就任学年が研19になってしまうので、時間的に厳しい、という見方もあります。

 

月組が、100、101、102期をここまで推しているということは…

このままれいこちゃんからおだちんにバトンが渡り…れいこ・おだちん・ぱる・あみ(彩海せら)の並びでいく、という強いメッセージが込められているのだと感じました。

 

『Deep Sea』、全体に若返った感がありますね

 

大人数口のダンスが多いですが、銀橋わたりもおだちん、堂々の1人渡りですし。

 

れいこちゃんとちなつちゃん娘役で踊るシーンでのおだちんの歌唱も、踊る二人のバックでセンターで歌っていて

将来、このように、おだちんのセンターが当たり前になる日がくるのだ、と改めて確認。

 

るねくん(夢奈瑠音)やれんこん(蓮つかさ)等も良いところにいますが、見せ場のあるのは若手でした。

 

稲葉太地先生の 若手メンバーで踊るコーナー

『Fire Fever』の若手メンバーのダンスシーンの再来。

 

最上級生のぱるを筆頭に。

ぱるのソロ場面があり、その後、あみちゃんにもソロ場面があって、このお二人をピックアップしていくのですね。

 

この場面は、娘役さんもガンガンに踊っていて大好きな場面です。

 

3番手のありちゃん(暁千星)が星組に異動したのは、人事に大きな影響あるはずなので、月組はどうするのか、と思っていたら…

自組の生徒さんを上げて穴埋めしそうですね。

 

それにしても、将来的に、トップ2番手3番手が1期違いというのは学年がつまりすぎているので、誰か組替えがあるのかもしれません。

 

ぱるは、長身なので宙組に行けそうですが、身長だけの問題でもないのでなかなか難しいですね…

 

今回のエトワールはきよら羽龍

月組の5人の歌姫が役替りで担当する今回のエトワール。

千秋楽まで、きよら羽龍ちゃんでした。

きれいなよく伸びる声は心地良いです。

 

前回は白河りりちゃん。

みなさん、甲乙つけがたい美声の持ち主、歌上手、耳福。

 

誰が歌上手で、誰がダンサーかを知ってみるとなお楽しいから、今日も目がふたつじゃ足りない状態でした。

 

書きたいこともっとあるけど眠すぎて書けず…orz