すご〜〜〜い! こんな世界が展開するなんて!な『万華鏡百景色』
いろんな思いが湧いてきそうな楽しみなショーです。
『フリューゲル』もすごく評判良くて、ラストで涙する方もいらっしゃるようですが、短い映像でそこまで深くはわかりかねますので、
くりたん(栗田優香先生)の大劇場デビュー作『万華鏡百景色』の方を語らせて欲しいです。
和物のショーというのも少し違う ネオジャパネスク?
初日の夜にTwitter(現・X)で感想を漁っていたら、もう楽しみで楽しみで…
昨日、スカイステージニュースで初日映像が流れたので観てみました。
これが、栗田優香先生ワールド!
江戸から東京へ、ひとつの万華鏡が時空を旅する。
れいこちゃん(月城かなと)とうみちゃん(海乃美月)も転生を繰り返していくというストーリー仕立て。
普段のショーは、スパニッシュあり、NYスタイルあり、K-POP風ありで、ロケットにデュエットダンス…と様々な場面展開で楽しませてもらっているのですが。
今回のショーは最初から最後まで舞台は日本の江戸〜東京。
世界を旅する、とか、イタリアを旅する(カプリチョーザ!!)などはありましたが、時間軸で捉えたのはなかなかないですね。
斬新!!
赤い番傘の場面は妖しいし、
黒白(透明)のビニール傘を使った場面も面白いし、
ビジュアル的に、加藤真美先生の衣装が素敵〜!!
うみちゃんは花魁姿や、舞踏会のドレス、チャイナドレス、どれも素敵♪
十二単のじゅりちゃん(天紫珠李)は烏帽子に狩衣のれんこん(蓮つかさ)と、見せ場ありでしっとりと…
興味の対象がありすぎて、脳内処理が追いつかなさそう!
夢奈瑠音くんが後ろからスッと筆を渡したら…
一心不乱に床に書き始めるちなつ(鳳月杏)の芥川龍之介。
ここ、『夢千鳥』で、竹久夢二(演:和希そら)が無心に絵筆(ペン?)を走らせていた場面を彷彿させました。
栗田先生だ〜!
早く観たい!
安定のダブル使いで見せ場があるのは
おだちん(風間柚乃)が、れいこちゃんとの場面が多い印象。
そして、ぱるあみ使い、今乗りに乗って輝いている礼華はる(101期)、彩海せら(102期)のお二人が、カンカン帽や山高帽を被って楽しそうに踊っていて…
そうそう、月組、こうでなくっちゃ!
華やかにぎやかな衣装の中にフッと入ってくる真っ白の衣装の二人、
彩音星凪と菜々野ありちゃんではなく…美海そらちゃんかな?
劇場で確認してきます。
お芝居でも、下級生にまでセリフがあるそうですが、
ショーも、いろんな生徒さんが、使われているので目がいくつあっても足りなさそう…
中詰のみ、ピンクのスーツ・ドレスで華やか!
中詰のピンクのスーツ、ドレス、ここだけライトも明るく、
だ〜〜っと客席降りがあるので、いきなりテンションあがりそうです!
それまで抑えた感じの場面だから、客席までパーッと明るくなって、そのギャップ萌えも狙ってそう。
栗田先生の計算し尽くした、ショーの構成がすごい!
そして! フィナーレ、大階段に並ぶ階段飾りの下級生の羽根が黒羽根と白羽根が交互に市松模様になるように並んでいて…ビジュアルの計算も完璧。
とても短い映像なので、映ってない場面の方が多いかもですが、期待でいっぱいにさせてくれる映像でした。
大劇場デビューからこのクオリティ、栗田先生の今後のご活躍に期待が高まりました!