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夢の世界☆宝塚のあれこれを語ります♪ 5組観劇派

【宙組】男役の番手ギチギチで、娘役が上から順に辞めていく件

Hotel Svizra House」スカイステージで放送分を観ました。

 

昨年、4月26日からの緊急事態宣言を受けて、大阪・梅田芸術劇場メインホール公演が流れてしまって…とても残念でした。

 

配信で1回観ただけなので、楽しみにしていました。

 

真風涼帆・潤花 新トップコンビのお披露目でもあったこの公演、期待してなかったから…意外と楽しめました^^

 

第二次大戦中のスパイ?? 暗いお話かと思えばバレエ・リュスとか、ニジンスキーなども出てきて、ハッピーエンドでホッとしましたね。

 

で、この公演で、せとぅ(瀬戸花まり)が心に染みる歌い方をしていて、ふと、こういう大人の歌姫的な役割ができる人がいなくなるな…と 「Never Say Goodbye」での退団発表が惜しまれてなりません。

 

90期の花音舞さん、91期の綾瀬あきなさんが「シャーロック・ホームズ」で退団されたから、今後は96期のせとぅが、宙組の娘役最上級生で、美声を生かしてご活躍していかれるんだろうと思ったら!!

 

ホームズの次の「Never Say Goodbye」で退団とは!!!

 

せとぅが辞めたら宙組の娘役最上級生は97期の花菱りずちゃん!!

 

宙組以外の4組は、組長、副組長を娘役さんが務めておられるのですが、宙組だけ男役さんが組長、副組長ともに男役さんですね。

 

92期のりんきら(凛城きら)は専科に異動、94期のかなこ(春瀬央季)もネバセイで退団されるので…

 

宙組は 組長、副組長、トップ、2番手、3番手と上から5人が幹部と路線でガチガチ。

ちょっと味のある演技をされるバイプレーヤーが1人もいない!!

 

そして娘役さんは、上から順にどんどん辞めていかれます。

経験を積んだ生徒さんが辞めていかれるのは、組としても損失なのでは?

 

このアンバランスな状態はどういうことなのでしょうか?

 

お芝居は、王子様お姫様ばかりでは成り立たず、芝居に厚みを出す生徒さん、舞台経験の豊富な生徒さんは必要なのに。

 

男役さんは、トップ2番手3番手も、真風がトップ就任からずっと同じ顔ぶれで閉塞感を感じる時があります。

 

娘役さんは、最年長が花菱りずちゃん、とは、ちょっと荷が重いんじゃないかとちょっぴり心配。

 

いつも言ってますけど、舞台で場数を踏むのはとても大事だから、経験ある娘役さんが退団されるのは惜しいな、と思います。

 

それが、お芝居に影響しないか、ちょっと気になってます。

 

大人な、コケティッシュな魅力を出せる歌姫に、天彩峰里ちゃんがいますね^^

 

それでもまだ可愛い感じ。

 

汚れ役もできるような、パワフルな娘役さんは??

 

パワフルな女性役は、ゾフィやマダムヴォルフの様に、そして今公演のラ・パッショナリアのあーちゃん(留依蒔世)のように男役さんが演じるのはありですけどね^^

 

風通しの悪い男役と、風にとおし良すぎる娘役。

 

変化の無さ過ぎる男役と 変化がありすぎる娘役の人事。

これは、バランスがとれていると言うべきなのでしょうか?

 

今後の宙組の人事がすごく気になっているhappyです。