宝塚ブログ 心は青空♪

夢の世界☆宝塚のあれこれを語ります♪ 5組観劇派

【星組】稽古場映像楽しい!|『記憶にございません』『Tiara Azul』 稽古場と稽古場レポ

星組公演『記憶にございません!』と『Tiara Azul』の稽古場レポ、稽古場映像と、久しぶりにスカイステージニュースを観ました。

 

三谷幸喜さんの大人気映画『記憶にございません!』の舞台化で、

脚本が面白いので、面白いこと間違いなし、だと思うのですが、

宝塚で演るってどうなのか?という不安を払拭してくれる…以上の

大いに期待させてくれるお稽古場映像、もう幕があがるのが待ち切れない!!

 

初日の感想を楽しみにしています!!!!!!

目次:

本日スカイステージで流れた稽古場風景で、期待爆あがりっ!

最初に映ったのが、紺色のビジネススーツで居並ぶ大臣たち。

こんなに大勢がビジネススーツで並ぶところも珍しいです。

 

ぱっと見、男役さんしかわからなかったけれど、大臣には娘役さんもいらっしゃいますね、

怪しい首相秘書官・井坂を演じる暁千星が魅力的

ありちゃん(2番手・暁千星)演じる秘書の井坂がクールでかっこいいのです♪

「金で黙らせるしかないだろう」

 

あ〜、政治家が言いそうなセリフ!

 

この作品の原作映画、三谷幸喜さんの政治家へのアイロニーが込められているらしいので

それだけでも、ニヤリとするセリフや場面はありそうですね。

 

銀縁メガネの鋭い眼差し、表情、動きに、悪者味を感じてゾクゾクするわ。

 

首相秘書官補の野々宮万作(天飛華音)と事務秘書官の番場のぞみ(詩ちづる)におだてられて、

「人気者なんですね?」ってホイホイ舞い上がる首相(礼真琴)に

 

「あなたは嫌われ者ですが」とクールに言い放つ井坂、素敵w

 

どこの組でも存在感で場を締める輝月ゆうまが頼もしい

「みんな、誰のお陰で大臣になれたか分かっているね?」 

ややゆっくり目のセリフ回しに「圧」を感じて…

 

「官房長官のおかげです!」 

立ち上がり、ビシーっと直立不動のキャッツ(紘希柚葉)、夕陽真輝たちにビクッ、

こっちゃん(礼真琴)の演技も楽しい場面が映りました^^

 

フリーライターの極美慎くんがチラ映り。

 

…のあと、

 

総理夫人役の舞空瞳

総理夫人・黒田聡子役のなこちゃん(舞空瞳)と井坂、二人の場面。


「あの人、何か企んでいるんだわ」 と井坂に訴えている不穏な感じ。

あの人、って総理、ですよね?

 

ここは、不倫関係を匂わす場面、かな?

 

フリーライター・極美が総理に迫る!

つば広帽子にサングラス、といかにも変装、な総理の腕を掴み、

何かを掴んだらしいフリーライターの極美が迫ってくる。

 

おどおどしながらシラを切るこっちゃん総理が可愛い♪


「とぼけるな」、どすのきいた低い声で極美が言う。

 

こんな極美くんが観たかった!

 

クールでちょっと黒っぽいお役でかっこいい!

極美慎の芝居の芯が太くなって、自信も付いてきた印象、

その調子で頑張ってほしい!

 

まゆぽん(輝月ゆうま)とも、ありちゃん(暁千星)とも、また違う黒さで、

三者三様の持ち味が生かされていてすごくいい作品!

 

3人ともまとめて観れるなんて、楽しみすぎるわ〜^^

 

チラ映りのキャスト

官邸料理人の寿賀さん(白妙なつ)は、「キャー」と聡子が放り投げたコップをキャッチ。

 

 

総理・黒田啓介の恩師、みきちぐさん(美稀千種)さんは

「人徳がなければ有権者は付いてこないだろう」と諭していました。

 

野党第一党党首・山西あかね役の小桜ほのかちゃんは、総理に関係を迫っている様子。

「僕はもう昔の僕じゃない」と拒否する黒田総理。

 

高級レストランでお食事する黒田家。

呆れかえるなこちゃんの演技が見もの、さいっっってー!!って聞こえてくるようw

息子役のつんつん(稀惺かずと)が「最低の父親だ」とボソリ。

つんつんは、背中からで表情ははっきり見えませんでした。

 

ショーは動きが早すぎて目に脳みそが追いつかず!

ショーの映像は、次から次へとポジション入れ替わりで動体視力を鍛えないとあ!あ!と言っている間に場面が変わり…

 

ペアダンスも、途中で相手が変わったり…

 

なんだかあっという間に終わったけど、目が喜んでる。

楽しかったわ。


ありちゃんセンターで、後ろに控えてるダンサーが側転する場面がお気に入り。

振り付けが目新しく、すごくスピーディー!

 

手前から 澪乃桜季ちゃん、しも、ヒーロー、紫りらちゃん とあと数名。

かっこいい!


娘役がだるま姿で踊る場面は、なこちゃん(舞空瞳)中心にキビキビしたかっこいいダンスでした。

 

記憶にございません! 稽古場

ゲストは103期の瑠璃花夏、紘希柚葉

 

先日、作者の三谷幸喜さんがお稽古場に来られて、テンションがあがった!!とヒーロー。

 

キャッツ(紘希柚葉)は逆に緊張してしまった…と話していました。

 

三谷さんは、まさかこの作品が舞台化されるとは、と驚いていらしたそうです。

 

三谷さんが来られたことで、星組のやる気がまた数段レベルアップしたのでは?

 

瑠璃花夏ちゃんはアメリカ初の日系女性大統領

スーザン・セント・ジェームス・ナリカワ役。

 

華やかに魅力的に演じたい、と語っていました。

 

通訳兼秘書のジェット和田(都優奈)とは、いつもそばにいる普段の関係性を出しつつ、仕事モードのときはバリバリ仕事する、

そんなギャップを限られた場面の中で見せたい、と。

 

本来英語のところを日本語で伝えるのは難しいのでは?

身振り手振りで、カタコトの日本語でしゃべって雰囲気を出しているそう。

それが陽気な海外の人、ではなく、

「大統領」という芯が通ってないとだめだと思うので気をつけているようです。

 

たまに出てくる英語、American cherryなどは、帰国子女の颯香凜(101期)が英語(発音?)の指導をしているそうです。

American Cherry…ということは アメリカンチェリーとサクランボ農家…貿易摩擦??

 

トップの礼真琴さんとの演技は緊張するけれど、またとない機会なので、対等の演技ができるように頑張りたい、と抱負を語っていました。

 

暑がりで半袖半ズボン姿、「あれ」を「あれ」する…

初めて映画を観た時、あれですよの人とこの見た目(半袖半ズボンで登場)で印象的だったお役をまさか自分が…と驚いたというキャッツ。

 

礼さんとの芝居は嬉しいけれど緊張が勝ってしまう…のは仕方ないですよね^^;

 

専科から特出のまゆぽん(輝月ゆうま)がお力添えくださっている、と。

居るだけで場が締まる、存在そのものが官房長官。

 

ゴマをすりながら盛り立てている大臣たちw

 

大臣が個性豊か。

みんなで話し合って役作りをしているそう。

 

見どころや好きな場面

 

幻想の場面

映画にはない宝塚バージョンの新場面があるそうです。

楽しみ!

 

黒田総理と6人の女性が登場するそうです。

聡子と山西あかね、番場ひろみとナリカワ大統領…

ミス・サクランボや…寿賀さん?

 

本編の黒田総理は、ちょっとあれですけど、この場面は黒田総理もかっこいいって!!

 

舞空瞳の「聡子ナンバーワン」笑 

総理夫人の聡子が出演する「聡子ナンバーワン」という番組で

なこちゃんが単語を踊る場面があるそう。

かわいい一面、コミカルな一面、なこちゃんの魅力のすべてが詰まっている

 

井坂さんと「こういう関係」を匂わせるところも。 

 

ダブル不倫もある…

 

Tiara稽古場

ゲスト

106期男役 凰陽さや華

107期娘役 碧羽陽

 

アルゼンチンのカーニバルを描いているが、カーニバルそのものだけではなく、

カーニバルの1日を描いているのでお芝居仕立てになっていて素敵。

 

ストーリー仕立てなので、カーニバルに来ていくお洋服を選ぶシーンがあり、

これからカーニバル本番が始まる!というワクワク感も見れそうです。

 

今公演は竹田悠一郎先生の大劇場デビュー作 

 

好きな場面を詰め込みました」と言う、愛と情熱に溢れた竹田先生の宝塚愛を感じる作品になっているようです。

 

先生の好きな作品は、「サザンクロス・レビュー」 「宝塚絢爛」なんですって。

 

ダンス対決なども盛り込みつつ、新しいショーを作りたい、という先生。

 

いろんなカラーの場面があり、フィナーレナンバーもがらっと色を変えてくるのだそう。

 

武田先生は、星組の『パッショネイトTAKARAZUKA』で助手をされていたそうで、

ショーデビューは絶対ラテンショーだっ!て決めておられたそうです。^^

 

集合日に、アルゼンチンのカルナバルの様子を観せてもらったら…

熱さが星組にぴったり!

 

凰陽さや華

プロローグの後、平沢先生の振り付けで若者の場面。

カルナバルが待ちきれず、昼から踊っている若者たち。

パートナーを見つけたくて必死になっている…

踊りだしたくなるような場面だそう。

 

中詰の最初にエイトシャルマンに選ばれたおーひくん。

アルゼンチンのカーニバルの先頭でお祭りを引っ張る女性をイメージして、

中詰をお祭りにしたい、と。

 

「エイトシャルマン」は選ばれしメンバー、とヒーロー。

この場面、ヒーローは、美稀千種さんと後ろで歌って応援しているよ、と温かいお言葉。

 

アルゼンチンのダンスバトルは色対決

何色あるのかしら? 7色?

 

碧羽陽ちゃんのカラーは紫。

曲調がアラビアンで妖艶な感じ、百花沙里先生のアクロバティックな振り付けもあるそうです。

アクロバティックな振り付け、楽しみです〜^^

 

ヒーロー、さきちゃんとありちゃん(暁千星)は赤。 

 

中詰のあとはタンゴの場面。

西川卓先生の振り付け。 

 

ここもストーリー仕立てになっているので 空気がかわった、というのを感じる場面。

 

ニック・ウィンストンさんの場面

今回、英国の振付師のニック・ウィンストンさんを招聘していますね。

絶賛お稽古中らしいです。

かわいいし、くすっと笑えるコミカルな振りもあり、新鮮な気持ちで挑んでいるそう。

 

宝塚歌劇ご出身の先生とも、日本の外部のコレオグラファーさんともまた違う持ち味なんでしょうね、

私達ファンもまだ観たことがないタイプの振り付けなのかしらね。

 

ことちゃんとなこちゃんがお着替えしてのペアダンスは、

「可愛くてキュンとなった」澪乃桜季ちゃん^^

 

朝の場面

ショーの最後の方で。

カルナバルも終わり、一夜明けた翌朝。

真っ白の衣装で幻想的なシーンがあるそうです。

 

この場所が私達の夢を描く場所

…という歌詞があり、まさに宝塚のことだ…と、噛みしめながら踊る。

 

退団者を囲んで歌う場面もあり…

なんか、じ〜んと来そう。

 

朝の場面は…朝もやの中、という感じでスモークがたかれる所を想像してしまいました。

うっとりしそう…^^

 

トップ娘役、舞空瞳退団公演

まさかのなこちゃん、単独退団ですが、なこちゃんが決めた、なこちゃんが納得しているのなら温かく送り出してあげたいですね。

 

同期のお二人も一緒に退団されますし、その前から、着々と準備は進んでいたように思います。

 

華やかな宝塚娘役らしいキュートさもあり、わくわくさせてくれる娘役さんなので、退団は惜しい気もしますが、

大劇場8作は決して短くはない時間。

 

新たな舞台へ羽ばたくなこちゃんを応援したいですね^^