昨日、花組の2023年大劇場公演2作目の作品が発表になったばかり、今日は、月組のつギの別箱公演が発表になりましたね。
脳内が忙しいわ…^^;
今日発表になった2作品、両方ともタイトルを聞いても全然ピンと来ず…故に食指も動かず…になりそうなのでちょっと調べてみました。
1️⃣ 『Death Takes a Holiday』
■主演・・・月城 かなと、海乃 美月
◆東急シアターオーブ:2023年6月12日(月)~6月28日(水)
死と愛の超克を歌い上げた名作に、モーリー・イェストンならではの美しい旋律が絡み合う珠玉のミュージカルです。
出典:宝塚歌劇公式HP
宝塚の作曲家の先生方もいい曲を書かれますが、座付きの先生はトップスターの音域に合わせてつくられる、と聞いたこと(読んだ)ことがあります。
それは、何らかの制限がかかる、ということになりますね。
外の舞台の曲は、自然に湧き上がったメロディだからこそ、生き生きして魅力的なのではないか、と思っています。
海外ミュージカルの楽曲が難しいとされるのは、そういうことなのでしょう。
「美しい旋律が絡み合う珠玉のミュージカル」!! いいですねぇぇぇ!!
で、ストーリー、『エリザベート』に被る所がある、と感じました。
ヒロインは、死を恐れるどころか、どこかシンパシーを感じている点。
死とともに旅立つところ。
サーキ公爵(演:月城かなと 予定=死神)は、誰を見ても心が動かなかったのに、グラツィア(演:海乃美月 予定)にのみ、心を動かされて…でも、死神(Death)の休暇(Holiday)はたったの2日しかなくて…
公演解説を、一読しただけでは、心に響かなかったのですが、面白そう。
主演のれいこちゃんは、ダークな美が似合うと思うので、トートとは違いますが「死神」公爵、楽しみです。
2011年にオフ・ブロードウェイで上演され、
映画「明日なき抱擁」「ジョー・ブラックをよろしく」など度々翻案・映画化されヒットを重ねたアルバート・カゼーラの戯曲
宝塚歌劇公式HPより
…というわけで、原作がしっかりしている作品は破綻なく面白いと思います。
後は、生田大和先生の、お味付けがどのようになるか…ですが
生田先生の演出で公演中の星組『ディミトリ』も見応えのある作品にブラッシュアップしてくださったので、期待しています。
2️⃣ 『月の燈影(ほかげ)』
■主演・・・礼華 はる
◆宝塚バウホール:2023年6月14日(水)~6月25日(日)
出ましたね! ぱるくん、バウホール公演初主演、おめでとうございます!
100期の、聖乃あすか(花組)、風間柚乃(月組)、極美慎(星組)のバウ主演のターン終了で101期へ。
縣千(雪組)、鷹翔千空(宙組)…と来て、3人目は月組のぱる(礼華はる)でしたね。
宙組から、早いタイミングで来ましたね。
『月の燈影』、タイトル聞いたことがなかったのですが…2002年の作品だったんですね。
欲望渦巻く危険な新興地だった大川の東岸を舞台とし、再会した幼馴染の幸蔵と次郎吉の友情を軸に、そこで生きる人々の哀感を描いた『月の燈影』。
宝塚歌劇公式HPより
2002年版では、当時研9の彩吹真央さんと、研8の蘭寿とむさんがダブル主演されていたんですね。
ダブル主演、ってかなりイレギュラー。
今回は、ダブル主演ではなく、ぱるの単独主演(幸蔵)にするんですね。
振り分けが出てないからわかりませんが、幼馴染の次郎吉は、1期下、102期のあみちゃん(彩海せら)かしら??
…というか、あみちゃんだといいな、というのが個人的希望。
大柄なぱると、小柄なあみちゃん、持ち味も全然違いますが、1期違いで、二人でガッツリ芝居をすることで、互いに切磋琢磨して、ものすごく伸びると思うのですよね♪
雪組の彩彩コンビ(彩風咲奈・彩凪翔)もそうやって育ってきました。
ダブル使いは、見ててやきもき、やもやもやすることもあるけれど、本人たちに取ってはすごい刺激になるし、勉強になると思うのです。
次郎吉があみちゃん、と発表になってはいないですが、新公主演経験して、ぱるとガッツリ組めるのはあみちゃんしか考えられないです。
誰か、組替えして来ない限りは…コワ^^;
気になるヒロインは、おはねちゃん(104期・きよら羽龍)か、まのんちゃん(106期・花妃舞音)か…キャスティングが気になります。
あ!その前に、振り分け!!
月組から、組長、千海華蘭ちゃん、ギリ(朝霧真)ら、存在感抜群の芝居巧者が抜けて、どんな雰囲気になっているのやら…想像もつきません。
8人の大穴を埋める人事が発表されるのか、されないのかも不明ですが、見ごたえのある作品であったらいいな〜
『月の燈影』は、ぜひとも観たいです…チケット取れる気がしないので、配信ででも…