花組 2023年2作目の演目が発表になりました。
◆宝塚大劇場:2023年7月~8月(予定)
◆東京宝塚劇場:2023年9月~10月(予定)
1️⃣ 『鴛鴦歌合戦』
えっ? 花組がコレ演るの?
来年の花組2作目の演目見てびっくり、『鴛鴦歌合戦(おしどりうたがっせん)』。
え〜〜〜〜 orz
1939年公開の『鴛鴦歌合戦』は、“日本映画の父”牧野省三の息子にしてプログラムピクチャーの名手、マキノ正博監督による、片岡千恵蔵主演のオペレッタ映画。長屋住まいの貧乏浪人と隣家の娘の恋騒ぎを、軽快なジャズに乗せて描いた娯楽作品です。
宝塚歌劇公式HPより引用
古すぎて聞いたことのないタイトルでした。
You Tubeに上がっている映像を見たら、おもしろそう!!
ちょんまげ姿のお侍さんが歌っています、お殿様もお茶碗を品定めしながら楽しそうに歌っている時代劇ミュージカル!
こんなのあったんだ、新鮮な驚き!!
1939年といえば第二次世界大戦以前(真珠湾攻撃は1941年)。
それでいて、現代に通じる「笑い」や「人情」でほっこりとします。(部分的にかいつまんで見ただけですが)
現代ではオペレッタ時代劇の傑作として評価されている(『鴛鴦歌合戦』Wikipediaより)、とのことで、楽しみになってきました。
ラストはハッピーエンドの大団円のようです。
それにしても、ハプスブルク家から、江戸時代の長屋へ。
ものすごい落差がありますが、それが新鮮!!
花組は、2016年に別箱の『Ernest in Love』に、大劇場公演『ME AND MY GIRL』とイギリス題材のミュージカルが続いて…どちらも好きな作品ですが似たようなのが続くのは、個人的にはちょっと…です。
毎回、全然違う国や時代の作品で揺さぶりをかけていただけると嬉しいです^^
花組は2作連続、小柳奈穂子先生演出
花組2023年の1作目は、後10日ほどで初日の幕が上がる『うたかたの恋』。
演出は、30年ぶりに大劇場の舞台に載せる為に「新演出」で書き直された小柳先生。
小柳先生、大劇場2作連続で花組を担当されるんですね^^
小柳先生は、2017年に、雪組の早霧せいな&咲妃みゆのトップコンビの退団公演となった『幕末太陽傳』を演出されています。
小柳先生は、子供の頃から、ご自宅にあったビデオで『幕末太陽傳』(1957年 日活)を観ていて、それで宝塚で『幕末太陽傳』を上演してみたいと思った…というようなことをどこかで話しておられました(詳細忘れました…)。
小柳先生には、昔の日活の映画が身近にあって、ご自分で演出してみたい、と思われたんですね〜。
『幕末太陽傳』も楽しい作品でしたから、『鴛鴦歌合戦』もトップコンビの良さを生かした楽しい作品になるんでしょう♪
『鴛鴦歌合戦』という、漢字5文字の字面を見たときには、一抹の不安を感じたのですが、記事書いて、想像しているうちに、楽しみになってきました〜!!
花組の和モノは、天草四郎を描いた『MESSIAH』(2018年)以来かな?
『元禄バロックロック』(2021年)は、ネオ和モノ、普通の和モノではないですね。
5年ぶりの和モノオペレッタ、楽しみです。
2️⃣ 『GRAND MIRAGE!』
…ロマンチックレビューの洗礼を受けるのね、ダンサーのれいちゃんも。
ちょっとドンヨリしちゃいました。
ダンスの花組の、キレッキレのダンスを踊るトップスター・柚香光にロマンチックレビューーーーーーーーとはっ!!
去年、星組で上演した『モア〜〜〜〜ダンデズム』もとい、『モアー・ダンディズム』は、全体的にまた〜りなシーンと昭和臭かおるシーンの寄せ集めショーでした。
新作の謝珠栄先生振り付けの「ミッション」の場面が素敵でしたが♪
岡田先生、いつまで使い古した手持ちのカードを使い回されるのかしら?と思いながら観てました。
とにかく、キレッキレのダンスを踊る星組トップのこっちゃん(礼真琴)にロマンチックレビューは合わない。
同様の理由で、キレッキレのカッコいいダンスを踊る花組トップのれいちゃん(柚香光)にもロマンチックレビューは合わない。
合わないと言うか、持ち味を最大限に見せられないのがもったいない。
スピーディーな展開を期待できないのも…残念。
大御所先生、そろそろ後進に道を譲られてもいいのでは?と思う今日このごろ。
『GRAND MIRAGE!』、せめて過去作品のシーンの寄せ集めになっていませんように!
全場新作場面で、スピーディーでカッコいい振り付けにみんなキラキラしてますように!!!
切に願っています!!