宝塚ブログ 心は青空♪

夢の世界☆宝塚のあれこれを語ります♪ 5組観劇派

一夢庵風流記 読了、そして宝塚雪組「前田慶次」♪

宝塚雪組が東京で公演中の

一夢庵風流記 前田慶次」の原作本を読みました。

 

隆慶一郎著 一夢庵風流記

 

第2回柴田錬三郎賞受賞作です。

 

542ページ、読み応えありました~!

 

前田慶次は、前田利家の甥だそうです。

 

戦国時代の武将として有名人のようです。

不勉強故、知りませんでした~

 

物語は、慶次が、愛馬・松風と出会うところから。

 

惚れ込んだ野生の荒馬を手なづけ、心を通わせていくところは

温かいものが心にあふれてきます

 

「松風」と名付けられたその馬は、

風を切って走る時 

松籟の音が聞こえる、というところから付けられました

 

慶次以外の誰も馬上に載せようとしない松風。

とてもかわいいところがあるのは、

宝塚の舞台で観た松風と通じるところがあります

 

慶次は、「傾奇者」として、派手な装束を身につけて

荒唐無稽なほど、暴れ回るけれど、

それでいて、茶の湯を愛し、漢詩や和歌を詠み

飄々としている様が爽やかです。

 

そして、死をも恐れず 向かっていくので、

死の方が慶次を避けているのでは、と思うほど。

 

それは、慶次の命を狙う者達が、

慶次の度胸と人間性に惚れ込んで、結局は

慶次のとりこになってしまう、という部分もあるからでしょう。

 

大男が怪馬に跨って、大坂~京~金沢を駆け巡り

自分の命を狙う者の前でも堂々としていて

相手を平伏させてしまう様は

読んでいて痛快です!

 

宝塚の舞台では、割愛されていましたが

石田三成の命で、朝鮮に渡り

そこでも暴れまわります。

 

演出家の大野拓史先生、原作に忠実に、

上手に舞台化されたな~と

読みながら 感心しました。

 

主演の雪組トップのえりたん(壮一帆)の

豪快さが、前田慶次に通ずるところがあり、

よくぞ、この作品を彼女に当てて下さった、

と、快哉を叫びたい感じです。

 

有名な水風呂の逸話や

秀吉の前で、猿の舞をして、秀吉の心を掴むところなど

ふむふむと読み進みました。

 

 

長編ですけれど、畳み掛けるような展開で

次々にページを繰る手が止まらない~~ 

 

 

先日、いつもの美容室に行った時、

待ち時間に読もうと、この本を持って行きました。

若い男性美容師が「何の本ですか?」と聞くので

一夢庵風流記、知ってる?と聞くと、

知ってます、『花の慶次』の原作ですよね、って。

 

 

そうか、漫画があったんだ!

なるほど

それが、この表紙絵なんですね~

 

         keiji.jpg

 

 

小説と共に漫画で知名度高かったんですね!

 

豪快で痛快な、慶次の人生、

敵は多かったのでは?と思いますが。

破天荒でも、どこか憎めないところがあります。

 

人物がイキイキと描かれ、

脳内映像化が楽しい歴史活劇でした

 

 

オススメです!