絹の靴下、観て来ました♪
日本初演だそうです
今回は 伊礼彼方くんがお目当て
2008年エリザベートで まだ少年ぽさが残るルドルフを観た
2009年AIDAでとうこ（安蘭けい）さんの相手役 ラダメスを観てその成長振りにびっくり
2010年絹の靴下 で、こなれた演技をできる役者さんになってました 
去年の秋に 公演のちらしをもらった時は 出演者しか載ってなくて、
その全容はわからなかったけれど
梅芸のHPなどで概要を読んだり
6月1日朝日新聞夕刊の芸能面での紹介文を読んだりしてフムフム
でも 文字で読んだ印象より 実際の舞台は
ずーっと ずーーーーっと コメディタッチで楽しかったよ！！
お目当ての伊礼彼方くんは ソビエトの共産党員・ビビンスキー役
パリに行ったきり帰ってこない 音楽家・ボロフを連れ戻しに
同志と3人でパリに乗り込む・・・
この3人がおとぼけで いい味だしてます！ 楽しい！！！！！
彼方くんも 変顔で演技したり、とコミカル満載
↓ネタバレあり
リーダー・ビビンスキーは共産党員としての務めを果たそうとするものの
あとの2人が すっかり資本主義と自由の素晴らしさにやられてしまい
やがて3人とも パリ最高！になっちゃいます
ボロフのプロデューサー・スティーブ役の今村ねずみさんが 渋くてかっこいい
ダンスもお上手！ 軽妙なお芝居も・・どれも私好み♪
ボロフをパリから連れ戻すべく送り込まれた最終兵器？・鉄の女ニノチカ（湖月わたる）に
興味を抱くうちに 恋に落ちてしまう
最初の内こそ 工場とか下水道を案内して欲しい、とか
パリの夜景を見て この夜景にどれぐらいの電力を浪費しているのかしら？と
色気ゼロ発言連発の 超超「堅物女」
それが スティーブの手に落ちていく様が見もの・・・
スティーブの愛に応えたい
でも 共産党員としてそれは許されないこと・・・
2つの気持ちがせめぎあいながらも スティーブに惹かれていくニノチカ
その揺れる心が切ないですね
それと！ハリウッドスター・ジャニス役の樹里（咲穂）ちゃんが めちゃくちゃ弾けてて楽しい！
もう 出てきた瞬間から 笑っちゃいそうです
樹里ちゃんの 歌とダンスシーン多し！！
ショー
好きとしてはたっぷり楽しめます 主役を凌ぐ勢い！
カーキ色のロングタイトスカート姿だったニノチカが
自分で反共産主義のシルクのロングドレスを買ってきて
スティーブと踊るダンスはとても素敵で ダイナミック
鉄の女も スティーブに心を開いて 恋に堕ちたことを象徴するシーンですね
そして 彼のプロポーズを受けるニノチカ・・・
もう 鉄の女を返上したニノチカの元へ スティーブが迎えにやってくる
出演者全員が芸達者
あちらこちらでの小芝居も楽しい♪
観終わった後 ホントに楽しかったわ～ってhappyな気持ちになれるミュージカルでした
最後はスタンディングオベーション！！
私の周りでも 「良かったね～」という声が聞こえてきました
今日も幸せな気持ちを抱えて帰路についたのでした・・・
