宙組『Le Grand Escalier』
6月28日13時公演を宝塚大劇場にて観ました。
久しぶりに良いお席当たったのに、大雨の影響で羽田発の飛行機1時間も遅れて…
走れるところはすべて猛烈ダッシュしてギリギリで劇場に駆け込んでセーフ♪
6月30日13時公演(千秋楽)をライブ配信で観ました。
まずは、無事千秋楽を迎えられたことに安堵しています。
目次:
齋藤吉正先生、ありがとうございます!!
見ごたえのある、素敵なショーでした。
選曲や構成もよく楽しめました。
まぁ私の勝手な想像ですが、
新しい曲を作るのは時間がかかります。
すでに、楽譜も歌詞もある、宝塚の曲を使うのは賢いな、と。
歌詞とメロディーのすり合わせも、新たなスコアを作る必要もないので
今回、無事に幕をあげられるか、『PAGAD』の二の舞いになるかもしれない、リスキーな公演にもってこい。
そして、ヅカファンの心の中に、懐かしいメロディーが流れたら、それだけで感極まります。
ファンの心がひとつになります。
「愛の旅立ち」や「この愛よ永遠に -TAKARAZUKA FOREVER-」は、いつも聴くだけでこみ上げてくるものがあります。
オーソドックスな場面や既視感のある場面が多い中、JUNGLEの場面は、異彩を放っていましたね。
こってぃの蛇は、『オーシャンズ11』に登場する蛇みたいな…怖くて妖しい感じが良かったです!
多くの生徒さんの顔が見えるのが楽しい!!
今回は、帰国の翌日に観劇する、ということでパリまでオペラグラス持参。
そして、SSだけど後ろまでみたい!と若手をオペラグラスでガン見!!
もう、楽しかった〜!!
長らくお休みが続いていた宙組だから、の配慮かと思うのですが、
たくさんの生徒さんに見せ場があり、
銀橋をどんどん渡らせていました、
歌い継ぎあり、皆が駆け抜けていくのもあり、生徒さんをみて、あ!あ!って
心の中で反応していました^^
階段下りもいつも以上にお顔が見えて、楽しかったし
生徒さん自身、久しぶりに舞台に立ち、ライトを浴びてパフォーマンスできて、生きている喜びを感じたと思います。
路線の活躍以外にも見どころがあるのがよかった!!
今回は、どってぃ(101期・真名瀬みら)、真白悠希くん(104期)、嵐之真くん(104期)が堂々のソロ歌唱で見せ場!!
さすが、コーラスの…というか、歌上手さんの多い宙組、層が厚い!
今後のご活躍も楽しみです。
そして、番手のもえこってぃ(瑠風輝 98期、鷹翔千空 101期)に
ひなこ(風色日向 102期)とあのんくん(亜音有星 103期)と続き…
大路りせくん♪(105期)
そして、デュエットダンスのカゲソロに、文化祭でクラシックボーカルを務めた108期の志凪咲杜くん、大抜擢。
娘役さんも、湖々さくらちゃん、
105期の山吹ひばりちゃん、愛未サラちゃん(エトワールも!)、美星 帆那ちゃんと場面もらってましたね^^
108期と言えば、愛城美紗ちゃんも、歌上手娘役として、歌手のメンバー入り!
いろいろ楽しみな宙組若手さん♪
久しぶりの舞台に、皆さん発光してキラキラでした!!
報道で名前が出た生徒さんたちも上手い、それだけに…
キキちゃん(芹香斗亜)も峰里ちゃん(天彩峰里)もまっぷー(松風輝)もお上手です。
キラキラした組子と、週刊誌に名前を書かれた生徒さんたちを観て、あの事件さえなかったら…と複雑な思いでした。
なぜあんなことが起きたのか、全く関係がないはずありません。
大劇場で千秋楽まで公演できたショーは、2022年の『Capricciosa!!』以来、2年ぶりです。
『Sky Fantasy!』は3公演のみ公演して中止になりましたから。
自分の見聞きしたことしか信じない、それが正しいです。
『Capricciosa!!』で、私はこの目でキキちゃんの「相手役無視」を観ました。
心がざわつきました、次期トップと目されている人がこんなことを2500人の前で、毎公演していることに。
そしてあの件、宙組に不穏なものが流れているのは否定できないだろうと思っていました。
キキちゃんがトップになった時点で、宙組を刷新するチャンスを握っていました。
なぜ、そのチャンスを生かさなかったのか、残念でなりません。
そして、組長は何のために存在しているのか?
組子の心に寄り添い、よりよい組運営のためにいるとばかり思っていました。
高いサポート代を取れるいい席を回してもらうためでないことを祈ります。
有耶無耶にするから、ずっと消えない不信感
この舞台の裏で一人の生徒さんが自ら命を絶つという悲しい出来事がありました。
生徒さんたちは、劇団の方針に従って行動されているので、責めるつもりもありませんが、
あれだけのことがあったのに、全く何も変わらず続けていく劇団のやり方にやるせない思いでいっぱいです。
劇団は96期のときから何も変わっていない、変わろうとしない、
96期のときも、劇団は生徒を守っている様に見えて、結局、矢面に立ったのは生徒で、実力のある生徒さんなのに早期に退団されました。
あの時も、「けじめ」として、劇団がすぐに「監督不行き届き」謝罪の会見でも開いていればまた結果は違っていたと思います。
今回も、スタッフや生徒さんが謝罪の手紙を書いた=悪かったことを認めた、のに、何のお咎めもなし。
ご遺族が謝罪を求めたから、合意を得るための手段として書かせただけ、に見えます。
阪急阪神ホールディングスの株主総会の質疑応答で荒れた、という新聞報道を読みました。
紛糾し、怒号が飛んだのは、非常識な劇団の対応を許せない株主さんたちの発露。
Xで、劇団擁護派の声が大きいので錯覚しがちですが、株主の反応、これが一般常識、これが答え。