宝塚歌劇の機関誌『歌劇』8月号 142ページで発表済みの 2023年度 年度賞、
本日のスカイステージニュース内で改めて発表され、記念撮影の様子が映りました。
雪組は公演中だったのか雪組の受賞者、夢白あやちゃん、華世京くんが登場していませんでした。
受賞者への感想を認めておきます。
優秀賞(トップ・トップ娘役枠)
彩風咲奈(雪組 93期)
2023年『ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル』の公演は、
9月30日に起きた悲しい事件の余波で公演中止、咲ちゃん自身の体調不良などに見舞われ、組をまとめていくのも大変だったと思います。
本当にお疲れさまでした、よく頑張りました♪
昨年の優秀賞受賞者は 月組の月城かなと、星組の舞空瞳のおふたりでした。
その前は、柚香光、礼真琴、潤花の3人。
2012年の優秀賞は4名でした。
2023年のあの事件が無ければ、宙組トップコンビのどちらかが入っていたのかも?
努力賞
鳳月杏(月組 92期)
水美舞斗(専科 95期)、輝月ゆうま(専科95期)、瀬央ゆりあ(専科 95期)
永久輝せあ(花組 97期)
夢白あや(雪組 103期)
専科の3人が同時に受賞しました、これは珍しい!
今、専科に95期の3人がいらっしゃるからかな?
まゆぽん(輝月ゆうま)は、歌唱力と存在感で唸らせる魅力的な生徒さんですね。
マイティ(水美舞斗)とせおっち(瀬央ゆりあ)は、そろって外部出演で、それぞれの持ち味を出してご活躍されました。
マイティは、博多座公演『ME & MY GIRL』で主演(役替り)も務めました。
鳳月杏、永久輝せあのお二人は、ポストトップの立場でご活躍でしたね〜。
あやちゃんは、トップ娘役大劇場お披露目で新年度がスタート。
あやちゃんも亡くなられた娘役さんとは、もと宙組で同期だったので深い悲しみを乗り越えて頑張りました。
アーティスト賞
彩みちる(月組 99期)、真白悠希(宙組 104期)
納得のお二人。
月組『DEATH TAKES A HOLIDAY』では、おばあちゃん役を演じた彩みちるちゃん。
可愛いみちるちゃんがおばあちゃん役??と配役出た時に驚きましたが、お上手でした。
3月に始まった『Eternal Voice』でもエキセントリックな霊媒師を演じて、振り幅の大きさで楽しませてくれる役者さんだな〜と頼もしく思っていました。
受賞できてよかったです!
芹香斗亜・春乃さくらトップコンビプレお披露目公演の『Excalibur』でモーガン役、お上手でした!
当時研6で、堂々たる歌唱、演技、素晴らしかったです。
難しいお役なので、上級生が抜擢されると思っていたモーガン役、見事にこなしていましたね♪
新人賞
詩ちづる(星組 105期)、星空美咲(花組 105期)、華世京(雪組 106期)
早くから抜擢が続いて、満を持して現在、大劇場トップ娘役お披露目公演中の星空美咲ちゃん。
『鴛鴦歌合戦』のおとみちゃんは可愛かったですね!お芝居お上手、と思いました。
おとみちゃんからの、『激情』カルメン役。
当時研5でカルメンは難しかったのでは、と思いますが体当たりでした。
『Le Rouge et le Noir ~赤と黒~』や『1789』、『RRR』と海外ミュージカルの歌唱でも活躍、の詩ちづるちゃん。
『My Last Joke』でバウホール公演ヒロインも務めました。
新人賞は、星組の次期トップ娘役への箔付けでもあるのかしら?
雪組若手・期待の星、華世京くん。
早くから抜擢が続くのも納得のスキルを持っているからこそ。
安心して観てられます。頼もしい♪
団体賞:星組『RRR×TAKA"R"AZUKA〜√Bheem〜』
絶対団体賞取ると思ってた!
ファンならそう思っている方、多かったのでは?
初めてYou Tubeでナートゥダンスを観た時に、えっ??これ、宝塚で演るの??と驚きと不安。
そして、これを演るなら、というか出来るのは星組しかないよね〜と思いましたねっ!
かくして、主演の礼真琴、2番手の暁千星という名ダンサーを中心に、娘役さんも巻き込んでの大人数でのナートゥ。
本当に皆さん頑張った〜!!
気合が星組! 最後に残った、ビームとラーマのナートゥ対決、最高でした!
星組は、前年も『ディミトリ』でジョージアンダンスの突撃シーンで団体賞もらってます。
こちらも難易度の高いダンスでした。
今回、団体賞も、星組だけでした。
今まで2組ずつ受賞していたのですが…
受賞メンバーの撮影に、団体賞の受賞でこっちゃん(礼真琴)が代表で登場。
受賞のコメントで、お客様の拍手に勇気をもらった、お客様といっしょに受賞した、とファンを喜ばせることも忘れない優等生こっちゃんでした^^
実力者が並み居る中に、件の宙組の若手の真白悠希くんが入っているのは改めてすごいなぁ〜と受賞メンバーを観て思いました。
受賞された皆様、おめでとうございます!