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夢の世界☆宝塚のあれこれを語ります♪ 5組観劇派

【星組】2人のサンドラ、劇団の意図は?観劇感想は意見二分『BIG FISH』

4月7日に星組トップ娘役の舞空瞳ちゃんが退団を発表されました。

 

『記憶にございません!』東京公演千秋楽付けで退団、ということはもう年内に次期トップ娘役が就任するということですね。

 

12月2日、ってもう半年後なのね、あっという間ですね。

 

 

星組娘役、花盛り♪

102期 舞空瞳 (トップ娘役)

103期 瑠璃花夏

104期 綾音美蘭

105期 詩ちづる

106期 乙華菜乃

107期 藍羽ひより

※太字は新人公演ヒロイン経験済

 

各期に新公ヒロイン経験者。

104期の組内成績トップの綾音美蘭にもヒロインさせてあげて欲しい〜!!

 

次期が、他組から来ることもありますが、1作以上前に組替えして来るのが通例なので、今回は時間切れ。

 

上記の娘役さんの中でカードが揃っているのは、瑠璃花夏ちゃんと詩ちづるちゃんです。

 

今回、『夜明けの光芒』のヒロインを取った瑠璃花夏ちゃん、東上公演ヒロインでカードが揃いました。

 

詩ちづるちゃんは、トップ娘役候補として月組から組替えしてきた、というのが私の認識です。

 

新人公演ヒロイン(2回)

バウ公演ヒロイン

東上公演ヒロイン(2回)

『Le Rouge et le Noir赤と黒〜』では有沙瞳ちゃんと

『BIG FISH』では小桜ほのかちゃんとダブルヒロインでした。

ざわつく『BIG FISH』での扱い

こっちゃん(礼真琴)エドワードの妻・サンドラ。

 

サンドラの若かりし日を詩ちづる、中年以降を小桜ほのかちゃんを演じますが、

初日の感想をXで追いかけていると、

詩ちづるちゃんの場面が思いの外少ないようです。

 

エドワードのプロポーズを受ける役ですから美味しいのですが、

後半(二幕)の印象的なお芝居は全てほのかちゃんの場面だそうで…

 

なぜ通し役にせず、二人に分けたのか、という謎。

 

詩ちづるちゃんのために「若かりし日のサンドラ」というお役を作ったのでしょうか。

ただ、単純に、お役を増やすために分けただけなのか?

 

小桜ほのかちゃんの役付きの良さも、まだまだ候補から外れていないのでは?と思わせてくれるのに十分でした。

 

詩ちづるちゃんの東上公演が、2作ともダブルヒロイン、と、単独ではない点も弱いような気がします。

 

ネット上で、詩ちづるちゃんに決まっている、というご意見や、

公演を観たら、ほのかちゃんだと思ったという意見が拮抗している感じ。

 

稽古場映像を見て感じたのは

詩ちづるちゃん

可憐

歌上手

こっちゃんとのサイズ感がすごくいい

 

小桜ほのかちゃん

明るいキャラ

歌上手

こっちゃんとの並びに安心する

 

ストーリーに沿ってるとこうなるのか、わざとなのかはわかりませんが

稽古場映像でも、たくさん映っているのはほのかちゃんで、

 

スポーツ紙のフィナーレの写真もほのかちゃんが、こっちゃんと堂々のセンターを務めてました。

 

劇団の意図はどこに?

詩ちづるちゃんを上げるつもりなら、はっきりとセンターに出して、ほのかちゃんは、別格で脇にすることも出来たはずのに。

 

ほのかちゃんは、このところ『ME AND MY GIRL』のマリアおばさんや、『RRR』のキャサリンなど、老け役やクセ強の別格のお役が続いているので、

 

今回の役の比重大きいのはお餞別なのでしょうか?

 

サンドラを通しでうたちゃんが演じるのは、(持ち味が可憐だから)後半がきつい、ということなのかも知れません。

 

舞空瞳ちゃんの退団が決まっているだけに、次期を見極めたい気持ちが強いです。

 

ほんの少し前まで、次期は詩ちづるちゃんだろうと確信してたのに、『BIG FISH』の観劇感想をXで読み、稽古場の映像を観たら…

 

なんだか心がざわつくわ。

 

罪な演目『BIG FISH』

サンドラ役を2つに分けて、キャストの比重に差を付けて、ファンの心をざわつかせるなんて、罪だわ。

 

本当は別の演目だったのが、急遽『BIG FISH』になったらしい、という噂も流れています。

 

宝塚のスター・システムに合わない演目、な印象だったので勝手に納得してますが。

 

会場のシアターオーブは、海外ミュージカルを上演する劇場なので、本来上演するはずだった海外ミュージカルはどんな演目だったのか、気になりますね。

 

作品はハートフルな素敵な作品、という方と、は?な感動を見いだせない方に…こちらも二分されているようです。