2023年も残す所、今日を入れて後3日、実質2日と少しになってまいりました。
…ということで、恒例、観劇総括、年末だわ〜 ^^;
目次:
2023年に観た舞台
49公演 うち配信が16公演でした。
ちなみに昨年は53公演、うち配信は18公演でした。
どの組を一番多く観ているのか?
チケットが当たるかどうかにも関わりますが、エントリーは友人と私で1回ずつ、当たればお隣席で、2回観ることになります。
どちらかが当たって、どちらかが外れた場合は1回のみ。
特に別箱・小劇場はチケットゲットは厳しいですね。
それだけに、ライブ配信は助かります!
生徒さんのファンクラブに入って、同じ公演を何度も観る、というスタイルではないので、昨年の数字を見ても、50公演前後と言った感じ。
さて、2023年組ごとの観劇数は…
🥇 花組 33%
🥈 星組 27%
🥉 雪組 18%
…という結果になりました。
1位:花組
『鴛鴦歌合戦』は、お声がけ頂いて初日と新公を思いもかけず観劇できてありがたかったです♪
花組は、明日海りおさんの頃からじっくり観ているので、下級生もお顔や持ち味がわかって観るのが楽しい♪
これ、観劇の妙味ですよね^^
個人的に好みの生徒さんが多くいらっしゃるのもお楽しみポイントです。
そしてそして!! 何より、一番出番が多いトップさんがかっこよすぎるので、観ていて本当に楽しいのです。
トップコンビの雰囲気も、組の雰囲気も温かくて大好き!という気持ちが数字に反映しています。
2位:星組
花より少なかったか…^^;
花、星の観劇が多いのは自覚がありますが。
今年、星組の宝塚大劇場公演が1回だったのが少なかった原因かも。
大劇場公演があるとリピしやすいですが、
別箱だと短期集中、これがチケット的にも、自分のスケジュール的にもなかなか難しいので…
星組も柚希礼音さまトップの頃から観ているので、心のふるさと感がありますw
当時下級生だったこっちゃん(礼真琴)も今や、星組のトップスター。
星組、一時期、こっちゃんの下の学年の起用が少なく、上級生ばかり使っているから、なかなか下級生の名前と顔を覚えられずでしたが、
ようやく、若手も使われだして、観劇が楽しくなっております♪
ぴーすけ(天華えま)の『Stella Voice』はみんなキラキラして楽しかったわ♪
3位:雪組
雪組の公演、2022年は、1番多く観てたのですね〜
昨年は 雪、花、星の順。
番手ギチギチ、見どころだらけ!と言っていた宙組は、蓋を開けたら以外にも一番見てなかった、という結果。
今年、雪組は3位。
『ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル』の宝塚大劇場公演は、公演自体少なかったですね。
観劇の機会が失われてしまって残念でした。
*参照 2022年 組ごとの観劇数
⚠️以下、感想は管理人個人のものです。
感じ方は十人十色ですのでご理解よろしくお願いします。
管理人観劇分 大劇場公演 お芝居(宝塚ベース)
初日と翌日のみ公演して、後は公演中止になった宙組公演『PAGAD』以外は観劇しました。
『PAGAD』を含めた9作中、7作が新作ってすごく大変なのだろうな、と過重労働の話が出た時に思いました。
再演は、元になる本がすでにできているので、いちから作るより負担が少ないですし、
楽譜もあるので、作曲してもらわなくてすみますが
新作となると大変だな、とスカイステージの『ミライ演出家』と言う番組を観て思いました。
オーストリア・ハプスブル家の終焉は、『エリザベート』でも描かれているドラマティックな出来事。
うたかたの恋は、ルドルフ皇太子が主人公の悲恋もの。
ストーリーに役者がピッタリハマってすごく素敵でしたが…
大昔の演出を踏襲しているのか、大げさで不自然な振り付けなどあって、その動き要る?って突っ込んでました ^^;
そんなにそっくり返って両腕広げなくてもさ…マリー…
月組『応天の門』は漫画原作とのこと、原作があるのは作りやすいのかな?と思いますが、逆に縛りなどあるのかも??
雪組『Lilacの夢路』は、鉄道を敷設する夢を叶えようとする話でした。
今年小林一三先生、生誕150年の年なので、「生誕◯年」「没後◯年」にちなんで作品を作る宝塚らしいな、と。
宙組『カジノ・ロワイヤル』は、タイトルこそ、007映画と同じですが中身は??
退団する真風涼帆さんらしいモチーフを散りばめていたものの、内容薄く、感動はない。
見た目の華やかさとパラシュートで乗り切った感じ。
星組『1789』、初演の時から大好きな作品。
再演があるとしたら、ぜひとも礼真琴ロナンでお願い、と思っていたので公演ラインアップを見た時、小躍りしそうでした。
星組全体がやる気に満ちていて、胸熱で幸せな観劇でした。
『1789』は、東京公演も1回観ました。
花組『鴛鴦歌合戦』、まさかの和物。
古い映画の舞台化で、こういうのがお得意の小柳奈穂子先生がとてもすてきにリメイクしてくださいました。
役者がいきいきして見える素敵な演出で、大好きな作品になりました。
月組『フリューゲル』、個人的に苦手な「ベルリンもの」。
それでも、ベルリンの壁が壊れる場面は胸熱。
今、世界のあちらこちらで戦いが起きているのを見ているから、分断されていた同胞との再開や、平和の尊さを思って泣けてきます。
雪組『ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル』、ライブ配信でみただけです。
咲ちゃん(彩風咲奈)、あやちゃん(夢白あや)の軽妙でいきいきしたお芝居がよかったです。
8作の中で順位をつけるのも難しいのですが…
🥇 星組 『1789』
🥈 花組 『鴛鴦歌合戦』
管理人観劇分 大劇場公演 ショー(宝塚ベース)
宙組の『カジノ・ロワイヤル』と星組の『1789』が一本物の為、下記6作。
宙組の『PAGAD』が上演されていたら、『Sky Fantasy』も入ったのに…
見てこられた方によると『Sky Fantasy』は、お蔵入りにするには勿体ないぐらいの良作だったそうですね。
🥇 花組 ENCHANTMENT
🥈 月組 万華鏡百景色
花組『ENCHANTMENT』は、思い切り哀しい幕切れの『うたかたの恋』の後に、明るくてホッとするショーで大好きでした。
テーマが香水、というのにもヤラれました。
月組『万華鏡百景色』はワタクシの周辺では、好みが分かれるようです。
ワタクシは栗田先生らしい、独特の世界感が描かれていて好きなんです。
付喪神や「地獄変」独特で… 絶景かな、絶景かな、で花火が上がる場面も…美しいわ。
栗田先生の美的感覚にヤラれています♪
管理人観劇分 別箱公演
別箱公演 お芝居ベスト3
🥈 星組 Me and My Girl
🥉 月組 月の燈影
昨年のすべての作品の中でも一番だったのが『Le Rouge et Le Noir』
公演ラインアップが出た時から、すごく楽しみにしていました。
なぜならば…主人公・ジュリアン、礼真琴、レナール夫人、有沙瞳、
他にも 白妙なつ、ひろ香祐、小桜ほのか、瑠璃花夏、詩ちづる、と歌上手の生徒さん揃い踏み。
宝塚のファンになって思ったことは、劇団四季とは違い、個人によって舞台スキルのかなりの開きがあるなということ。
期ごとで言えば、一番人数の多い研1さんはまだまだ荒削りなかたも多いです。
が『Le Rouge et Le Noir』は、キャストの大方が歌上手!という奇跡の舞台。
「歌上手のキャストだけの舞台を観てみたい」という贅沢な夢を叶えてくださったんですね〜
柴田侑宏先生の『赤と黒』とは違う、フレンチミュージカルの『Le Rouge et Le Noir』。
ストーリーテラーのジェロニモ(演:暁千星)が登場するのが大きな違いです。
客席に絡む場面もあり、ありちゃん(暁千星)、頑張ってました^^
『Me & My Girl』は、宝塚の沼にはまるきっかけとなった作品だけに、絶対観たい!!と博多座へ。
まさかの花組出身の専科・マイティ(水美舞斗)が星組のみんなとお芝居作る日が来ようとは!! 楽しみすぎました、そして、なんの違和感もなく溶け込んでいるマイティ、いきいきとした星組生。
とっても楽しかったです!
役替りでありちゃんのビルも拝見、それぞれ、どちらも良くてすごいな、とマイティ、ありちゃん、星組生の頑張りに大拍手でした。
『月の燈影』、チケット取れず、ライブ配信で観ました。
画面からでも伝わる切々とした思い。
さすが芝居の月組、若手中心の舞台でもすごくクオリティ高いと思いました。
作品そのものもすきですし、大野先生がとてもきれいな舞台を作ってくださってました。
別箱公演 ショーベスト3
🥇 花組 BE SHINING!!
🥈 星組 Stella Voice
🥉 星組 パッションダムールアゲイン!
どちらの組のトップさんも切れのある美しいダンス(柚香光)、切れのあるパワフルなダンス(礼真琴)。
今年、星組、宝塚大劇場公演は一本物の『1789』だったのでショーがなくてちょい寂しい。
花組『BE SHINING!!』、ダンサーのれいちゃん(柚香光)の魅力がぎゅぎゅっと詰まった全編見どころの、息吐く間もないキラキラショー、本当に楽しい♪
タイトルの通り、花組子たちが、本当にキラキラと瞳を輝かせて踊っているのを観るのは至福のひととき。
ACT2で、れいちゃんの来し方をたどる場面では、本当に思い出が蘇り胸がキュンとして、喉の奥が痛かったです。
『Stella Voice』は今にして思えばぴーすけのお餞別だったのね…と思いますが。
とにかく、最年長で座長を務めて、「兄貴」って感じでした。
少人数公演で、いつもは舞台の後方や脇にいる生徒さんにいもたっぷり見せ場があってみんなキラキラしていて観てて楽しい♪
『 パッションダムールアゲイン!』はカチャのために岡田敬二先生が書かれた作品。
以前、雪組のみんなと踊っていたカチャが
今回は、星組と。
懐かしさと、雪組の場面は星組ではこうなる、という違いも楽しみながら観てました。
1年間の観劇を振り返りました。
どの組が好きか、どういうタイプの生徒さんが好きか、で感想も大きく変わってくると思います。
あくまでも管理人個人のフィルターを通してみた感想なので、サラッと流し読みでお願いします。