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夢の世界☆宝塚のあれこれを語ります♪ 5組観劇派

【宙組】謎の先行画像に、不安募る翔千空主演『夢現の先に』|あれこれ考えてみた

10月16日に、『夢現の先に』の先行画像が出ました。

 

え…何コレ? と思考停止。

 

先行画像も、公演解説も、謎なんですが…

 

ラインアップが発表になり公演解説を読んでも、漠然としていて内容をつかみにくいですね。

 

悪夢にうなされるのが日常となっていた“僕”。いつものように夢をみて、いつもと同じ終わりを迎えようとした時、突然声が聞こえた。“”は自分の夢に招待しようと、強引に“”を連れ出してしまう。“僕”とは正反対の、鮮やかな色と楽しげな音楽に彩られた“彼”の夢。そこには、“僕”が密かに想いを寄せる“彼女”とそっくりな女性の姿も。“彼”は一体何者なのか。なぜ“僕”は何度も同じ夢を見るのか。夢と現が交差する中、真面目に生きようともがく“僕”が辿り着く先は……。

宝塚歌劇公式HPより引用

 

一人称と三人称しか出てこないです。

敢えて登場人物に名前をつけず、お役にカラーを出さずに、無機質な感じを演出されるおつもりかな?

 

実際、公演をみたら、名前があるのかもしれませんが…。

先行画像も白基調で薄いグレーを使ったモノトーンですし。

 

30人の生徒を使い切れるストーリーなのか?

主な配役は、

 

僕=主演     鷹翔千空

彼女=ヒロイン  山吹ひばり(予想)

彼=2番手役     亜音有星(予想)

 

濃厚とみておりますがどうでしょうか?

 

バウホール公演への振り分けは30名、でも解説を読む限り、15人ぐらいでできそうな気もします。

 

舞台となる時代設定と場所、ですが、これは現代? 近未来の話?

 

キャストに名前がついていれば日本か架空のどこか、かがわかりますが、それすらわからず。

設定がわからないので、30人の生徒さんは、僕と彼女と彼以外に、どんなお役に当てられるのか予想もつきません。

 

人間、わからない=不安≒恐怖 ですから、ちょとこわ〜い…

 

生駒玲子先生の演出家デビュー作

このところ、若手の演出家の先生方が続々デビューされていて頼もしい限り。

新旧交代を肌で感じます。

 

⚠️太字は観劇した作品(ベアタは配信視聴)

谷貴矢  花 アイラブアインシュタイン 2016年
町田菜花  雪 PR Prince 2019年
指田珠子 龍の宮物語 2019年
竹田悠一郎 PRINCE OF ROSES 2021年
栗田優香 夢千鳥 2021年
熊倉飛鳥 ベアタ・ベアトリクス 2022年
生駒怜子 夢現の先に(予定) 2023年

 

デビュー作から名作の域、な作品もあり、若手の先生方、頼もしいです。

 

個人的に、『龍の宮物語』『夢千鳥』が好みで、特に夢千鳥のキリキリと心を絞られるような演出、あっぱれ、と思いました。

 

経験豊かな先生が書かれた脚本が必ずしも名作とは限らないので、若手の先生もいい本を書かれますから若手の先生方に大いに期待しております。

 

そんな若手のデビュー作、というのは、やはり注目を集めます、

この先生は、どんな本を書かれるのか、どういう作風なのだろうかと。

 

今年は、熊倉飛鳥先生がデビューされました。

極美慎くんのバウホール公演初主演でこちらもダブルでおめでとう、でした。

 

第一作目は、構想を練りに練った渾身の一作と思うのですが…

 

生駒先生の作風は…SF?

と思うような先行画像で、宇宙服かな?と思いました。

右肘は、曲げられなさそう…

 

衣装担当は、加藤真美先生かしら?

この独創的なデザイン^^;

 

似たりよったりの歴史上の人物とか、しっとり和物とかが続くのもまたか、の印象があるので、敢えて想像の斜め上をいくストーリーなのかもしれませんね。

 

まったく未知の才能なので、わくわく…そしてドキドキな『夢現の先に』

 

こってぃ(鷹翔千空)、バウホール公演初主演の記念すべき作品ですので、素敵な作品になりますよう、祈ってます!