いまだに、トップの持ち味を活かした作品と思えないが…
まだ原作読んでません。
でも…何度も言うようですが、これ、トップの咲ちゃん(彩風咲奈)にどう?
同じ山手樹一郎さんの作品でも、「桃太郎侍」や「遠山の金さん」のように、勧善懲悪で、ビシーッと決める場面がある方が気持ちいいですし、
これぞトップ様のお役!!って思えます。
気は優しくて力持ち、の金太郎は、熊を倒してギャップ萌えですが…。
小田原・庄屋の息子・夢介は、父親から“通人”となるため千両を使っての道楽修行を言い渡され江戸へ向かう。道中、“おらんだお銀”と呼ばれる女スリに懐を狙われる夢介だったが、夢介の朴訥で底抜けな優しさに触れたお銀は一目惚れ、押しかけ女房となり二人は江戸で奇妙な同棲生活を始める。夢介に相応しい善い女房になろうと努力するも元来気性の激しさを抑えきれないお銀。遊び人飛脚屋の若旦那・伊勢屋総太郎ら個性豊かな江戸の人々が巻き起こす騒動を、夢介は“金と優しさ”で解決して行く。
宝塚歌劇公式HPより引用
金か~~~!
やっぱり世の中お金なのか…地獄の沙汰も金次第、ですかね…。
世知辛いのう。
そんな嫌な世の中だからこそ、嘘でも美しくあってほしいんですよ、せめてフィクションの世界では、宝塚の舞台では!
人物相関図を見るのが好きなので、私なりに整理しておきます(自分用)
昨日出た人物相関図。
やたらピンクの矢印が多いですね^^
試験前は書いて覚えるタイプだったから 今回も書いて覚えます。
庄屋は、現在の相場で1億円ものお金を、地域のことに役立てず、息子にポンとくれてやる親ばか。
父親は出てこないけど爺やの嘉平に汝鳥伶さん。
お金目当てで夢介(彩風咲奈)に近付き、押しかけ女房になるのがスリのお銀=トップ娘役・朝月希和。
夢介に向かってピンクの矢印は…
五明楼の芸者・浜次(妃華ゆきの)と春駒太夫(愛すみれ)。
後述しますが 浜次は夢介に美人局をしようとしたのに、夢介に惚れてしまうという筋。
夢介が春駒太夫に掏られた財布を持っていってあげたら、春駒太夫がポッ♪
お銀のスリ仲間・三太に朝月希和ちゃんの同期の和希そら。
三太は貧乏浪人・大前田源吾(透真かずき)の懐も容赦なく狙うようです。
三太の幼馴染・お糸に夢白あや。
夢介が街道で出会った遊び人・金字に縣千。
お銀に家を世話するのが周旋屋の叶ゆうり。
夢介とお銀、一緒になるよう仕向けるのが?役人 南町奉行所の市村忠兵衛=桜路薫。
春駒座の娘手品師・春駒太夫に愛すみれ、その付き人・お糸に夢白あや。
2番手・朝美絢は、伊勢屋の放蕩息子、伊勢屋総太郎。
夢介に遊びを教える役どころ。
父・総兵衛に奏乃はると、母・登勢は千風カレンの組長コンビ。
総太郎からピンクの矢印が3本
春駒座の太夫、
お糸、
江戸は新吉原江戸町にあった妓楼、五明楼の芸者・梅次(杏野このみ)にも。
総太郎へのピンクの矢印は、女中のお松(野々花ひまり)から。
憧れの若旦那様、と言ったところでしょうか、?マークが気になりますが。
一つ目一家のドン 大垣伝九郎(真那春人)とお銀(朝月希和)は「因縁の仲」…因縁とは?
一つ目一家の構成員のひとり 船頭の悪七に綾凰華。
悪七の妻は、小唄の師匠をしているお滝、希良々うみ。
浜次(妃華ゆきの)は、悪浪人(透真かずき)の片棒をかついで美人局を働こうとしたものの、夢介に惚れ込んでしまう…というのが映画では描かれているようです。
映画では、総太郎の妹・おかよが一つ目一家に攫われて…という場面があるらしいのですが、宝塚はどうでしょうか。
妹役が出てないですね。割愛かセリフだけか。
夢介は、一つ目一家に単身乗り込んで…怪力ぶりを披露して退治?
最後はやはり 勧善懲悪。
夢介も、気は優しくて力持ちの金太郎タイプだったの???
千両使い切ったのかはわかりませんが、千両使った道楽修行を終えて、故郷へのみやげは、女房・お銀だった。
千両に値する女、お銀。
めでたし、めでたし…
CITY HUNTER→(ODYSSEY)→夢介千両みやげ→ODYSSEY
冴羽獠から夢介へ。
どっちも軽い感じのお役ですね~
本公演と本公演の間の別箱は今回流れたODYSSEY、次回もODYSSEY。
冴羽獠は、咲ちゃんにぴったりなお役で 軽妙なお芝居、よかったですが、夢介も似たような感じで軽くて面白いお芝居が続きますね。
「ヴェネチアの紋章」のアルヴィーゼはすごく咲ちゃんに合っててキュンキュンしました。
また、ああいう作品を本公演でみたいです。