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夢の世界☆宝塚のあれこれを語ります♪ 5組観劇派

【雪組】2023年大劇場公演『ライラックの夢路』『ジュエル・ド・パリ!!』|夢白あや 新トップ娘役お披露目

先日、新トップコンビお披露目公演のお知らせが出たばかりなのに、早くも大劇場公演のお知らせが出ましたね。

 

いや~ 『ボニー&クライド』が面白いのか?と不安の声が多いですし、御園座のS席が12500円、と宝塚大劇場のSS席と同額、っていうのも二の足を踏ませますね…

 

雪組の新トップコンビに希望を持ってもらおうと、大劇場公演の演目を早めに発表したのかしら??と 相変わらずの深読みhappy

 

先週観た、星組の『モンテ・クリスト伯』『Gran Cantante!!』の梅芸公演が8300円の耳福体験が超お得だった、てことですね^^

大劇場のS席よりもお安いなんて!!

 

さて~ 本日発表された演目をチェック♪

 

ライラックの夢路』は、振付家も兼ねる謝珠栄先生の演出!

イギリス産業革命の影響を受けて目まぐるしく変化する19世紀初頭、ドイツ。プロイセン王国のユンカー(騎士領所有の貴族)であり、今も尚騎士道の精神を受け継ぐドロイゼン家。その広大な領地には、春になると色とりどりのライラックの花が咲き乱れている。ドロイゼン家の長兄ハインドリヒ・フォン・ドロイゼンは、金融王ロートシルト家(世界的富豪ロスチャイルド家)を築いた5人兄弟のように、ドロイゼン家の5人兄弟も一丸となって、新しい産業である鉄道産業を発展させることを夢見ていた。
ある日ハインドリヒは、音大生の末弟ヨーゼフから、音楽家志望のエリーゼを紹介される。勝気で利口なエリーゼと些細なことで衝突しながらも、二人は次第に惹かれ合っていく。さらに、エリーゼの幼友達・鉄工職人のアントンとの出会いによって、ドロイゼン家による鉄道事業の歯車がまわり始める。
鉄道産業の設立こそ、ドイツ諸連邦の発展と統一に繋がると信じるハインドリヒ。それは、5人兄弟が力を合わせることによって事業を成し遂げようとする姿とも重なっていく。兄を尊敬しながらも保守的思考で反論する官僚の次男フランツ、父親の過去の噂に心痛める軍人の三男オルグ、融資銀行の裏切りや国からの圧力等、様々な問題がハインドリヒにのしかかる。しかし、それらを乗り越える時には、いつも兄弟の力があり、エリーゼの愛があった。

宝塚歌劇公式HPより引用

 

謝珠栄先生といえば、星組トップコンビの大劇場お披露目公演『眩耀(げんよう)の谷』演出されましたね。

ストーリー的にはそんなに惹かれるものではなかったです。

…というかトップコンビお披露目なのに、トップ娘役が、敵方の奥さんで子供まで産んでるっていう設定が、えっ?? って一瞬言葉を失いました。

が、ダンス場面は、かっこいいけど難しい振り付けで知られる謝珠栄先生らしく、見ごたえありました。

 

やはり、高度なふりをこなせるダンサーでないと謝珠栄先生の作品の主演は務まらない、というか、謝珠栄先生が、演出を依頼された時に、ダンサーなトップを起用したい、という事になるのかもしれませんね。

 

今年年末の別箱公演、月組の『ELPIDIO(エルピディイオ)』も主演が踊れるちなつ(鳳月杏)で納得です。

 

そして、来年の新トップコンビ大劇場お披露目もダンサーな咲ちゃんと謝珠栄先生がガッツリ組んでのダンス場面の多いお芝居になるのでは?

5人兄弟は番手ぼかし?

紹介文をサラッと読んで…面白いの?コレ…って思いました。

もう一度読み返したら、5人兄弟と鉄鋼職人のアントン、計6人の男役が活躍しそうで…

どのお役を誰が演じるのか、考えるのが楽しそう!!

番手ぼかしの意味合いも含まれているのかもしれませんね。

 

解説文に登場する順番なら

主演の咲ちゃん(彩風咲奈)がハインドリヒ、は間違いなくて、

2番手のあーさ(朝美絢)がヨーゼフ、ってことでOK?

 

長男、次男、三男、末弟(五男)…で四男に触れていないけど、登場するのでしょうか?

鉄鋼職人のアントンは、ドロイゼン家が鉄道事業を始める事になったキーマン?

 

兄弟は、彩風咲奈、朝美絢、縣千、華世京。

アントンが和希そら。

…と予想してみました。

色んな見解があると思いますが。

 

で、いよいよ 新トップ娘役として大劇場でのお披露目公演となる夢白あやちゃん。

タイトルにも、芸名の「夢」の文字が入って、劇団愛ですね~♥

 

役どころが、「勝ち気で利口」なエリーゼってあやちゃんの持ち味にぴったりですね~^^

 

この前の『心中・恋の大和路』は、主演コンビの持ち味がお役と合ってない気がして、お気の毒に思いました for me.

 

演者とお役がぴったり合ってると、相乗効果で思った以上の良さが発揮できると思っています。

水を得た魚のように、キラキラ輝いてますから、演じる方も、観る方もたのしい作品になります。

劇団もそこは見定めて作って欲しいです。

藤井大介ショー『ジュエル・ド・パリ!!』

華やかでありながら妖しい美しさも秘めたパリの街。人々を魅了するパリの名所をテーマとした、ドラマティックな場面の数々で綴るレビュー作品。宝石のような煌めきを放つ、彩風咲奈と夢白あやの新トップコンビを中心とした雪組生たちが、華やかなパリの夢を詰め込んだ魅惑の世界をお届け致します。なお、宝塚大劇場公演は、第109期初舞台生のお披露目公演となります。

宝塚歌劇公式HPより引用

 

パリの宝石、はフランス語なら、Bijoux de Paris   英語なら、Jewel of Paris…かな?

 

稲葉太地 作・演出のクラシカルビジューも、英仏折衷ですね。

 

さて、生徒さんたちをきらめく宝石にたとえて、パリの宝石♪

すごく好みの作品の予感!!

 

あやちゃん新トップ娘役お披露目だから、すごくビジューをいっぱい散りばめた衣装がたくさん登場して、美しく華やかな舞台になりそうで楽しみです!

お祝儀で派手になりそう!!

パリの名所めぐりなので、そちらもどんな場面が登場するのか!

 

藤井大介先生のショーは、先日初日を観劇した星組全ツの『Gran Cantante!!』、先月観劇した 宙組で公演中の『『Capricciosa(カプリチョーザ)!!』どちらも記憶に新しいですが…大好きな作品ですっ!!

 

お芝居は、若手の先生方が次々にデビューされて、デビュー作とは思えないいい作品を書かれているのを拝見して世代交代の波を感じずにはいられません。

 

ショーでは、昨年は、生田大和先生が、ショーの大劇場公演デビューを(『シルクロード 盗賊と宝石』)、今年は、谷貴矢先生がショーデビューされました(『Rain on Neptune』)。

藤井大介先生もショー担当される演出家の中では 岡田敬二、三木章雄、中村暁、中村一徳に次ぐベテランショー作家さんですね^^

 

さて~ ショーでがっつり咲ちゃんとあやちゃんを見せてもらえるのは初めてですが、うっとりするような場面たくさん希望!

 

トップスターのみならず、トップ娘役が変わっても、雰囲気がガラリと変わりますね。

 

花組トップ娘役、宙組トップ娘役、前任と交代して、ガラッと変わりました。

どちらも持ち味が出せて、コンビ感も良くて結果オーライ♪

 

今度は、新しい雪組がどうなっていくのか、お二人がどんなカラーに染めていくのか、楽しみです!