雪組公演『BONNIE & CLYDE』ライブ配信を観ました
観てよかった〜!!
耳福で楽しくて、いろいろ発見がありすぎて脳内処理が追いつかなかったw
とにかく、まずは
さきちゃん、あやちゃん 新トップコンビ おめでとうございます!
何から書こうか迷ってしまうぐらい、観ながら感想が湧き出してきました。
キャスト別感想
彩風咲奈(93期)
クライドを楽しんで、生き生き演じてる感が良かった。
ちょいワルの前半から、後半、本当の悪の道に入っていくところで、両親の元を訪れて、お札を裸のまま渡して…
父(天月翼)は、悪いことをして得たお金と知っていても受け取らずにはいられないほど困窮
渡した後の咲ちゃんクライドの表情を観て切なかった…
2幕のスーツ姿が最高にかっこよく、様になっていました。
ライフルを肩に背負う姿は映画から抜け出したようで眼福。
夢白あや(103期)
トップ娘役就任おめでとうございます^^
お芝居がお上手なのは、宙組時代から評価されていたので知っていましたが、今回、あっぱれ!です。
陽キャラという性格もあるのでしょうか。
堂々とした演技、真ん中力、素晴らしいです、もう何年もトップ娘役やってたみたい♪
バーンと登場するところから、スポットを浴びて華やか!
これでこそトップ娘役!
自然な演技なのに、ものすごくお芝居に引き込まれて、あやちゃんのお芝居ガン見してました。
今後の雪組が楽しみになりました。
咲ちゃんとのコンビ感もどうなるのか…楽しみにしてます。
和希そら(96期)
お芝居では、もっと場面ほしかったけど、役柄上仕方がないのか…^^;
妻役のひまりちゃんとのお芝居が多くて、ラブラブでしたね〜
フィナーレの始まりを告げるのはそらくんのお歌。
声を聴くとホッとする…なんだろう、好きな周波数??
歌って踊ると魅力百万倍のソラカズキですから、やっぱりね〜 フィナーレの群舞とか観れて嬉しかったです!
野々花ひまり(99期)
出番たくさんで、あんなひまりちゃんも、こんなひまりちゃんも観れました。
お歌もきれいな通る声でうっとり〜♪
ひまりちゃん、お芝居で、喚きながら言うセリフがあるのですが聞き取りにくかった…仕方がないのかな?
久城あす(94期)
歌唱場面でピンスポ、心に染み入る歌声。
ラスト、ボニクラ 亡くなる場面でのあすくんのお歌で、心の揺れ幅が大きくなります…嗚咽へ持ち込む力、絶大!
愛陽みち(104期) 夢翔みわ(106期)
少女時代のボニー 愛陽みち
少年時代のクライド 夢翔みわ
お上手でした。
愛陽みちちゃんは、2020年の『パッション・ダムール-愛の夢-』の時にお上手な娘役さんだな、と思い、あれ以来注目しているので知っていましたが…
今回大抜擢の106期・夢翔みわくん
106期の華世京くんの影でよく知らずでした。
男役にしてはまだ高い声ですがとてもきれいな声。
芝居がまだ温まってない幕開きすぐに歌唱で登場。
これはなかなかハードルの高いことだと思うのですが 危なげなくやり遂げていましたね。
106期といえば、106期首席の男役・華世京くんも、振り分けはこちらでしたが、あまり目立たず。
今回は、夢翔みわくんのために出番控え目だったのでしょうか。
有栖妃華(102期)
一幕の最初の方で、歌唱場面ありましたね^^
とてもかわいかった〜
歌唱力があるのでもし、雪組に潤花ちゃんが配属されていなかったら…
有栖妃華ちゃんが新公ヒロインもらって、いいところまでいってたかもしれないな、と。
これもめぐり合わせですよね…
咲城けい(102期)
星組から「新公初主演経験済み」のお土産付きで雪組に組替えになったさんちゃん。
温かい雪組は、組替えの生徒さんにウェルカム仕様でポジションを与えます。
さんちゃん、前の『蒼穹の昴』でも役は特別大きくはないけど目立つお役でした。
今公演では、ボニーの幼馴染の警察官という美味しいお役で、ソロ歌唱も2回あります。
どちらかというと、お歌は苦手なさんちゃんなので、これからもいいポジションに立ち続けるなら、歌唱のブラッシュアップは必須ですね。
ダンサーなので、フィナーレでは、トップの咲ちゃんの隣で2番手役のそらくんとシンメで踊ってましたね。
星組にいたなら、こんなポジションは夢のまた夢?だったから 大躍進!
その分、期待や要求されるものも大きくなるので頑張っていただきたいです!
スタイルがよくて美しいので、大化けの可能性もあり^^
お役との出会いが大切、と痛感した『BONNIE & CLYDE』
今公演、彩風咲奈、夢白あやの持ち味にぴったりの作品でした。
ワイルドホーンさんの楽曲がたくさん使われていて、咲ちゃん、たくさん歌っていました。
いつから、こんなに力強く歌うようになったんだろう…っていう頼もしさ。
ギャングって…悪い奴なのに、なんだかかっこいい、と男の子が憧れそうなお役です。
私は個人的に…ジャケットを脱いだら、ガンホルダーをしていた、というのが結構なツボでした^^
そして!! 夢白劇場ともいうべきこの公演。
こんなに真ん中で生き生きしているあやちゃんを見るのが初めてだったのでガン見してたら引きずり込まれました。
女優を夢見てたころもカワイイし、クライドに恋しているボニーもカワイイ♪
結果、全部かわいい。
そしてときどき小悪魔。
これから雪組で、どんな芝居を見せてもらえるのか、楽しみにしています。
生徒さんの持ち味を存分に活かすか殺すかは、お役次第。
だからこそ、持ち味を十分だせるお役に出会って欲しいな、と。
宙組育ちで和モノの経験のないあやちゃん『心中・恋の大和路』という名作でヒロインを演じましたが…名作といわれた作品なのに、感動薄くて…
さきちゃんとあやちゃん、いい作品に出会えると良いですね。