朝美絢 トップお披露目公演『ROBIN THE HERO』『オーヴァチュア!』の宝塚大劇場 千秋楽の幕が無事に下ろせました。
おめでとうございます。
あーさ(朝美絢)の千秋楽のご挨拶はこれまでにも聞いていますが、あくまでも別箱公演の千秋楽。
雪組全員が揃う大劇場公演で、退団者を送り出す役目も担い
トップスターの務めを果たすあーさを初めてみるので楽しみにしていました。
とにかく明るいあーさ^^
2017年、月組から雪組に組替えしてきたあーさ。
この組替えで何かを掴もうという心意気を強く感じました。
ルックスの良さを言われがちですが、ワタクシは、あーさの
グイグイとくる押出の強さや、舞台から発散する圧が魅力的だなと思ってます。
とにかく陽の気が満ちている。
あーさの放つhappyオーラはみんなを幸せにしてくれます。
今公演の千秋楽でも…客席降りで今回不振の「Sing Sing Sing」の振り付けを盛り上げていて、
さすが盛り上げ隊長!!
ご挨拶では、アイアイアイ…お猿さんじゃありませんよ〜って客席の笑いを取ってましたね^^
舞台と客席を笑いで繋いでひっぱってくれる頼もしいあーさがトップだから、
強い求心力が生まれるのでは?
これからの雪組に期待が高まりますね^^
先日、4月8日に雪組公演を観劇してきました
4月8日11時公演を観てきました。今回は下手サブセン。
『ROBIN THE HERO』
ROBIN=あーさで、HEROでお披露目にぴったりな作品。
笑いの場面もあって、齋藤吉正先生らしい芝居運びでしたね。
へなちょこロビンの成長譚、ラストで国王からノッティンガムの長官に任ぜられる、というのがいかにもお披露目でめでたしめでたしの大団円。
専科から異動してきたせおっち(瀬央ゆりあ)の黒いお役の芝居も良かったし、
闘いの指南役のあがちん(縣千)が、落ち着いた芝居で、新境地♪
夢白歌舞伎は安定してたし、音彩唯ちゃんは、生き生きと芝居していて可愛かった。
今回、カスティーリャ王妃の妃華ゆきのちゃんがもうけ役でしたね。
マリアンの乳母役のあんこさん(杏野このみ)も、見せ場もセリフもたくさん。
シャーウッドの民は人数多くてモブっぽいけど、路線の生徒さんも多く、ちょっともったいない気がしました。
コメディとシリアスの温度差がありすぎに感じました。
自然とくすっと笑える、日替わりのアドリブとか、普通のセリフや動作なのに笑わせる芝居が好み♪
個人的な感想としては、魔術師のオフィーリア(愛すみれ)が騒ぎすぎでちょっとお腹一杯でした。
笑いを取る場面なのはわかるけど…
私が観た日は、上手で尻尾が取れてましたけど、あれはハプニングだったのかな?
『オーヴァチュア!』
珍しく、好きな場面が少ないショー作品。
あがちんとすわっち(諏訪さき)のダンス対決の「Passion」が一番好きかな♪
あまり耳に残る曲がないです、
そのせいか? 普通フィナーレの階段降りでは、クラシックに歌詞をつけて歌うという、ね。
それは、花組の『Jubilee』でやったばかりじゃないの。
あれはクラシックで統一していたから良かったけど、
唐突にフィナーレでクラシック出て来てびっくり。
作曲が間に合わなかったのかな、と深読みするほどです。
クラシックはパブリックドメインのことが多いし、スコア一から起こさなくていいから時短。
なんだかな…
苦手な場面は、手を縛られ目隠しされた死刑囚に銃口が向けられている場面。
唐突に始まり、あーさが銃殺されて…次の場面はガラッと舞台一変。
死刑囚の場面、必要でしょうか?
ワタクシ的にハズレな『オーヴァチュア!』。
『VIOLETOPIA』といい勝負ですが、あちらの方がテーマ曲はすぐに頭に流れてきます。
桜の季節に節目を迎えるあーさ
2018年、『義経妖狐夢幻桜』でバウホール公演初主演を果たしたあーさ。
トップスターへの道の第一歩を踏み出した公演でした。
あの時も、花乃みちの桜が満開でした。
あれから7年、今回は、堂々雪組のトップとして、大劇場公演を乗り切りました。
御園座公演や次回大劇場公演の演目も発表になっています。
途中で相手役さんが変わる気配も濃厚で…
これからも雪組から目がはなせませんねっ^^