宝塚ブログ 心は青空♪

夢の世界☆宝塚のあれこれを語ります♪ 5組観劇派

【雪組】次回大劇場作品は『Boiled Doyle on the Toil Trail』とショー『FROZEN HOLIDAY』

雪組の公演ラインアップが発表になりました。

 

次回大劇場公演

宝塚大劇場 :2023年11月~12月(予定)
東京宝塚劇場:2024年1月~2月(予定)

 

 

1️⃣『ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル』

-Boiled Doyle on the Toil Trail-
作・演出/生田 大和

 

「名探偵シャーロック・ホームズ」をこの世に生み出したことで、世界的な名声を手にした英国の作家サー・アーサー・コナン・ドイル。しかし、彼自身は、シャーロック・ホームズを恨んでいた……!?ユニークなエピソードに満ちたコナン・ドイルの半生を、「ある日、自らの筆によって生み出した“架空の存在にすぎない筈の”シャーロック・ホームズがドイルの前に姿を現したら……?」という奇想天外な発想で描く物語。
自らの分身であるシャーロック・ホームズとの対峙、また自分と最も近い他人である妻ルイーザとの対話を通して「自分らしくあるとはどういう事か。自分らしく生きるとは?」というテーマに迫る“新たなるミュージカル(Happy“NEW”Musical)”の誕生にご期待ください!

宝塚歌劇公式HPより引用

 

死神が人間になったり(月組)…とフィクションではなんでもありなので、

コナン・ドイルシャーロック・ホームズが対峙するというのも奇想天外にも程がある、と一瞬思いましたけど、面白そうですね^^;

 

シャーロキアン・生田大和、再びシャーロック・ホームズを題材に

 

生田先生は2021年に宙組公演『シャーロック・ホームズ -The Game Is Afoot!-』を書かれています。

 

生田先生は、演出するにあたり、神戸・北野町にある異人館、英国館にも行かれたようで、シャーロック・ホームズの横顔をプリントしたTシャツを来て、スカイステージニュースの中で熱く語っておられました。

 

そして喜びの声 ↓

シャーロックホームズTシャツ | 神戸北野異人館 うろこグループ公式サイト

 

シャーロキアンシャーロック・ホームズ愛好家)の生田先生の引き出しの中に、まだまだ書きたい題材が残っていたんですね。

 

とは言え、まだ記憶に新しいシャーロック・ホームズを題材にするには、2番煎じにならないような、斬新なストーリーが必要、というわけですね。

 

主人公は、コナン・ドイル? これ、咲ちゃん(彩風咲奈)?

では、シャーロック・ホームズはどなたが演じるのか、あーさ(朝美絢)?

 

シャーロック・ホームズは、真風(真風涼帆)のイメージが付いてしまってますから、ちょっとむずかしいですね。

あえて、全く違うタイプの生徒さんが演じる方が良さそ。

 

コナン・ドイル心霊主義に傾倒していた、という事実も有り、生田先生、そこから着想を得られたのかもですね。

 

コナン・ドイルと、彼自らが生み出した、小説の中にいるはずのシャーロック・ホームズが対峙する、という発想も面白いですが、

 

妻ルイーザとの対話を通して「自分らしくあるとはどういう事か。自分らしく生きるとは?」というテーマに迫る…とこちらが主題なんですね。

 

ユニークなタイトル

ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイルは、

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカと文字数が同じで

中点は、ワンスが1個多い…てなことはどーでもよくて。

 

語呂がいい!

ボイルドドイルオンザトイルトレイル、呪文のように唱えていたくなります。

こういうの好き!

ドイル、トイル、トレイルで韻を踏んで

トイル、トレイルで頭韻を踏んでます。

 

『元禄バロックロック』というタイトルも好きでしたわ〜♪

作品そのものも、面白かった♪

 

2️⃣『FROZEN HOLIDAY(フローズン・ホリデイ)』

-Snow Troupe 100th Anniversary-
作・演出/野口 幸作

 

100周年を迎える秘境のホテル“FROZEN HOTEL(フローズン・ホテル)”に、素敵な冬の休日を過ごそうと世界中から宿泊客が集まってくる。
このホテルには100年に一度花を咲かせるという“雪の花”があり、その開花を見た恋人たちは、永遠に結ばれるという。
スペクタキュラー・シリーズ第6弾は、クリスマス・イヴから、ニュー・イヤーにかけての沢山のときめきが詰まった「冬の休暇」をテーマに、ホテルでの楽しいひと時を描く、ストーリー仕立てのラグジュアリーな雰囲気のレヴュー作品です。
雪組100周年を祝福する場面を盛り込みながら、最高に幸せな瞬間をお届け致します。

宝塚歌劇公式HPより引用

 

公演解説を読んでる最中に、すご〜〜い! 観たい〜!!の声がこだましております。

 

雪組100周年をお祝いする、おめでたさと、

宝塚大劇場ではクリスマス、 東京宝塚劇場ではお正月、とトリプルのおめでたいが重なって、

野口先生が、高らかにファンファーレを奏でてくださるようです。

 

FROZEN、は『アナと雪の女王』の原題ですし、なにかワクワクするタイトルですね♪

 

野口先生が紡がれる「100年に一度咲く雪の花のエピソード」も素敵です。

 

「ラグジュアリーな雰囲気のレヴュー作品です。」ですって  ( *´艸`) 

 

クリスマスからお正月にかけては、街中にクリスマスソングが流れ、行き交う人達もどこかしら華やいだ雰囲気のワクワクする季節。

 

そんな楽しい気分と 100周年のおめでたさが重なって、ゴージャスでラグジュアリーな舞台…

 

野口先生の作品だけに期待大!

 

私達ファンはもちろん、雪組の組子さんたちも、楽しみなんじゃないでしょうか。

 

最近、チケットの売れ行きでいろいろと思うのですが、やはり、

ポスターはもちろんだいじなのですが、

観たい!と思う作品(タイトルも内容も)でないと、なかなか食指が動きません。

 

『FROZEN HOLIDAY』 今からすでに、クラウチングスタイルで、開幕を待っております!!

 

楽しみ!

 

楽しみすぎて 野口先生が、野口先生が、野口先生の…と

野口先生の名前連呼しちゃったw

 

咲ちゃん、あやちゃんと雪組にピッタリの素敵な作品になりますように!

 

雪組ですから、FROZEN ぴったりよ!!

 

好みは人それぞれですが…

演出家さんにも持ち味がありますね。

個人的には、生田先生の作品も野口先生の作品も好きなので、

好きな作家さんのダブルヘッダーは楽しみしかないです!

 

ただ、おふたりとも大変忙しく、ちょっと心配してしまいます。

 

特に生田先生は、新しい題材を見つける前に、お仕事が入ってしまったので、またシャーロック・ホームズになったのかな〜などと、得意のフカヨミをしてます。

(違う可能性もおおあり!)

 

昨日、先行画像が出た、月組の『Death Takes a Holiday』も生田先生の作品ですし…。

 

人気の演出家、ウエクミこと上田久美子さんと、実力派演出家・原田諒さんが昨年立て続けに退団されたのは痛かったです。

 

加えて、演出家の先生方の高齢化も進んでいます。

 

一人前の演出家になるのも時間がかかる上に、ある程度熟してきたな、と思えるところまでいくのに何年かかることやら。

 

今は、演出家の先生方の踏ん張りどころだと思いますし、それだけに若手にチャンスも転がり込んでくると思うので、健康に気をつけて頑張って頂きたいです!