宝塚ブログ 心は青空♪

夢の世界☆宝塚のあれこれを語ります♪ 5組観劇派

【宙組】適材適所で組子輝く★追憶のバルセロナ

暑い毎日、いかがお過ごしでしょうか?

一昨日には、最高気温が37.4℃という体温より暑い殺人的暑さの神戸でした。

今日も朝からエアコンかけてず~っとLDKにいたので、ひさしぶりにゆっくりとスカステ録画映像を観ました。

宙組の「追憶のバルセロナ」「NICE GUY」月組の「出島小宇宙戦争」、星組の「桜華に舞え」の4本。

 

ワタクシ、すでに何度も記事に書いてますが、宝塚にハマったのは、2008年月組のミーマイなんですが、実はその前に一度宝塚を観劇しています。

 

マイファーストタカラヅカは、2002年 雪組の「追憶のバルセロナ」だったんです。

絵麻緒ゆうさんのハローグッバイの公演でした。

 

当時、何も知らず、オペラグラスも持たず、同行の友人もヅカファンでもなく、東京の友達関係が遠征できなくなったから代わりに観てほしいと言われた友人に誘われて、二階席から観たので 「宝塚を観た」というだけで知らない者同士 ふ~ん、って感じでした。

 

宙組 2019年全国ツアー公演 追憶のバルセロナ

昨年夏は、雪組の全ツ「はばたけ黄金の翼よ」に続き、宙組の「追憶のバルセロナ」もチケット撃沈。

待ちに待ったスカイステージでの放送でした。

 

幕開きからずんちゃん(桜木みなと)センターで、踊ってますね!

で、まどかちゃん、真風、キキちゃん(芹香斗亜)、そらくんも!と主演経験メンバーが次々と登場。

なんと豪華な布陣なんだ!!とお目々キラキラ。

 

2002年に観た時は、組子さんを1人も存じ上げなかったんですが、あれから18年、宝塚にハマって12年、宙組の皆さんのこともわかってきて…

名前と顔が一致すると観劇が俄然楽しくなりますね^^

さらに、この生徒さんは歌上手、とかダンサーとか 番手や扱い(ポジション)などもわかると、より楽しい。

今回は、テレビで大写し、ということもあり、別物を見るような感じで楽しみました。

 

上位ポジションメンバーで適材適所

トップ二番手の関係、今回は友情で安定の関係性。

「まかきき」と短縮で呼ばれるのは、仲良しだったり ガッツリのワンツーだったりすることが多い気がしてます。

 

3番手、ずんちゃん(桜木みなと)は、幕開きからセンターでダンスの場面もらってますし、

そらくん(和希そら)もダンスセンターあり、最近は歌唱でも聴かせてくれて、マルチに才能を開花中。

 

娘役はトップのまどかちゃんの他に、この公演で退団した歌上手99期の華妃まいあちゃんがたくさんの場面をもらっていました。

こういう 退団者に温かい演出は嬉しいですね。

幕開けのダンスでもいいポジションで踊り、真風に絡み…最後の方でリフトもありました。

歌上手枠の天彩峰里ちゃんも歌唱場面をもらっていて 生徒の使い方が巧い、というかストレスフリー。

 

他組の公演で…なぜこの、歌がイマイチな生徒に歌わせるの? いいポジションで使うの? いつまで組に置いとくの?と思うようなストレスはたくさんありましたが 適材適所は観ていて本当に気持ちがいいですね!!

 

演出:正塚晴彦 演出助手:樫畑亜依子

先日の壮麗帝千秋楽の感動を引きずっています。

「壮麗帝」を演出された樫畑亜依子先生が演出助手…ひょっとして 細かいところは樫畑先生に任されたのかな?

樫畑先生がずんちゃんとらら(遥羽らら)を主演コンビに据えて作品を書かれたのも、この作品の演出助手を経験して、このふたりなら・・・と思われたとか? ←深読みhappy

再演なので、正塚先生は大まかなところのみで 後ろから見守っておられたとか? ←妄想w

 

記憶が~!とか言って頭を抱える真風は、この前観た「FLYING SAPA」と通ずるところありです。

まぁ 私も「記憶が~!!」orzはしょっちゅうありますけども。

 

衝撃で記憶をなくすのは「はいからさんが通る」の伊集院少尉もですし 結構ありがちな演出ですがドラマティックです。

記憶なくしたら、必ず、目覚めた時にいた女性とイエス、フォーリンラブです!

 

ずんちゃんは、「神々の土地」でもジプシーのゾバール、この「追憶のバルセロナ」でもジプシーのロベルトをワイルドに演じてましたね~♪

キュート系と見せかけて 屈折したお役とかがうまいずんちゃんです!

 

そらくんは、フェイホオというアウストリア家の使用人で、かっちりとした格好にしゃきっとした立ち居振る舞い。ジプシー仲間で存分に踊るわけではなかったね…これはちょっと意外。

 

歌っても踊っても巧いのが、97期の首席入団のまきせ(留依蒔世)。

この公演でも、骨太なお役で歌もお上手でした。

 

若手、路線とは違うけど、肩の力の抜けた軽妙な演技が上手いな~と思ったのが組長のすっしーさん(寿つかさ)。

目線の配り方一つ、肩のすぼめかたひとつとっても 卑屈な感じで面白いです。

りんきら(凛城きら)演じるジャン・クリストフの部下なんですが…

 

ダンスシーン満載、歌唱場面もあって見どころ満載!

路線の生徒さんがきらきらされてるのに さらにダンスシーンも満載ってもう見どころだらけ。

 

キキちゃんもお歌聴かせますね~ 心情たっぷり載せて訴えかけてくる。

 

宙組は、トップ~路線 誰が歌っても破綻なくて それが嬉しいです。

この前の「壮麗帝」を観たときにも思ったことですが。

 

トップコンビのデュエットも、まかききのデュエットも…真風の歌唱場面いっぱい♪ 豪華^^

 

スパニッシュダンスの場面も華やかに…見どころでした。

やっぱり宝塚はこうでなくちゃね!!

 

宙組、次は楽しみな楽しみな「アナスタシア」。

フル日程公演できますように 引き続きコロナには気をつけてお過ごしくださいね!