今回の欧州二人旅は、トップコンビがイギリス・ロンドンと、フランス・パリ&フォンテンブローの森を訪れる旅でした。
クリスマスが終わったタイミングで
『ゴールデン・リバティ』宝塚大劇場 千秋楽 12月25日から東京の初日、1月25日の間に行かれたんですね。
これから始まる、『ガイズ&ドールズ』をロンドンで、
パリのムーラン・ルージュでは、宝塚にも通じる華やかなショーを楽しんだお二人でした。
目次:
ハットの似合う男役、鳳月杏の帽子選び
ロンドン3店舗を構える、帽子専門店 Laird Hattersを訪れたお二人。
ちなつちゃん(鳳月杏)の月組トッププレお披露目の『琥珀色の雨にぬれて』でも、
大劇場お披露目、『ゴールデン・リバティ』でも、ハット着用のポスター。
来月初日の幕を上げる 『GUYS AND DOLLS』でも、スカイ役のちなつちゃんは、中折れ帽を持っています。
お芝居でも、ショーでも、すごくハットが似合う男役さん。
宝塚男役道?で、ハットは目深に被って、目スレスレのところまで前に傾けてかぶるとかっこいい、と話してましたね、誰が言ったか忘れたけど。
今回はハットショップの方が、少し斜め(左右)にするとかっこいい、と教えてくださってました。
魅力的な帽子がたくさんあるので、いろいろ試着してみるお二人。
天紫珠李ちゃんが選んだ黒とピンクのチェックのハンチングがすごく似合う、と絶賛、買っちゃえば?と購入を勧めるちなつ(笑)
お店の人は、珠李ちゃんにコレが似合う、とつばの広い淡いサックスにピンクのリボンのハットをおすすめ。
コレ買ってあげるよ、と言うちなつちゃんの手にはキャスケット。
どれを買ってもらったのでしょうか^^
(天紫珠李ちゃんの)お誕生日(1月10日)にちょっと早いけど、買ってあげる!と宣言する、
ちなつ、かっけ〜!! 👏
遠慮する珠李ちゃんでしたが、お店を出るときにはそれぞれ Laird Hattersの箱を持っていて…お買い上げしたのね♪
ロンドンの名所を駆け足で見て回り
ロンドン塔や、バッキンガム宮殿、夜だったのでライトアップがきれいでした。
それでも、ロンドン名物の霧も出ていて、それはそれで雰囲気ありましたね。
水上生活者のボートの中でタロット占いをやってもらったり、
ポートベローマーケットで視聴者プレゼントを選んだり、楽しそうでした。
宝塚では無理かもよ?
『GUYS AND DOLLS』を観劇したお二人。
役者さんがそれぞれ自分のカラーを出して演じておられたので
こうじゃなきゃいけない、と、とらわれずにやっていいんだ、と思った、と話していました。
以前、演出家の藤田祥太朗さんが、ロンドンのチャリングクロス劇場で演出家デビューされたときの密着取材をNHKの番組で観ました。
出演者皆で話し合いをしながら芝居づくりをされているのをみて驚きました。
出演者が演出や芝居に口出せるの?って。
日本の演劇は、演出家が絶大なる力を持っていて、役者が演出家に意見することなどないだろうと思っていたので。
更に、宝塚は、セミプロなので、いくら実力があっても「生徒」と呼ばれて半人前。
演出家の「先生」と生徒の関係は、先生の性格にもよるでしょうけれど、なかなか意見を出し合える雰囲気ではないような?
花組の『儚き星の照らす海の果てに』の稽古場では、演出家の中村真央先生と花組若手が話し合いながら芝居を作ったようなことを言ってましたね。
若い先生方は稽古のあり方を模索されているのかもしれませんが。
某長老先生などは、外部の先生に
「先生、きゃつらに手本を見せてやってください」と言った、という文章を読んだ時に、宝塚の生徒さんはこんな環境でお稽古されているのだ…と愕然とした憶えがあります。
自分のカラーを出したくても、自分の解釈で役作りをしたくても、「先生」が許してくれるのかどうか??
パリに移動した2人は外せない名所、凱旋門とエッフェル塔へ
楽しそうな2人は、観てるだけでほっこりします。
凱旋門やエッフェル塔の真正面のトロカデロ広場で自撮りする2人が可愛い♪
カメラの前で視聴者が不快になるような態度を取ると全部自分に返ってきますね。
今回の旅の移動の車の中で、
ちなつちゃん(92期)は、相手役の珠李ちゃんが9期下で学年差があるので大丈夫かな、と最初は思っていた、と打ち明けてました。
101期の珠李ちゃんの同期にぱる(礼華はる)、1期上はおだちん(風間柚乃)、1期下はあみちゃん(彩海せら)がいて、路線男役をつなぐパイプ役になってくれたことを感謝されていました。
9期下の相手役に、感謝の気持ちをはっきり言葉で表現するちなつちゃん、偉いな〜と思いました。
言葉にしないと伝わらないし、上下関係なく接することができるちなつちゃん、さすがでございます!!
車で向かった先はフォンテーヌブローの森
そう、あの『琥珀色の雨にぬれて』で、クロードが初めてシャロンに出会った場所、フォンテーヌブローの森。
パリから来るまで1時間半もかかるんですって。
まずは、フォンテーヌブロー宮殿を観て、自撮り、写メ!!
白鳥がいる〜〜!とちなつ、白鳥、珠李ちゃんの3ショット自撮りも面白い^^
自分が演じたお役は、こんな場所を舞台にしてたんだ…と実感するのが楽しいでしょうね。
舞台で映像やセットで表現するには限界があるけれど、実際、その土地に立つと感慨深いでしょうね。
いい経験になった、と話すお二人でした。
最後にムーラン・ルージュでショーを楽しんだお二人
観終わって、すごく華やかで美しい人ばかり、と。
自分たちも人を楽しませる仕事をしているから、すごく刺激になったでしょうね!
欧州旅を終えた2人の今後、すてきな変化が観られるかも!!
今回は本当に、素敵旅で楽しませてもらいました!