2026年、『エリザベート』初上演から30周年。
来年は、宝塚歌劇で『エリザベート祭り』になるんだろうと思っていましたが…
まずは東宝版初演から25年周年の今年、全国4都市での上演ですね。
目次:
エリザベート役は、宝塚OG 89期トップのお二人のダブルで
演劇界は、望海風斗、明日海りお、お二人の深い因縁をご存知なのでしょうか。
あの、2001年の音楽学校の寮同室から始まり、お二人の組替えやトップ就任、何かと話題になる89期トップのお二人。
2021年4月、『エリザベート TAKARAZUKA25周年スペシャル・ガラ・コンサート』、お二人共出ておられました。
そして!
帝劇の『GUYS AND DOLLS』でも、サラ役に明日海りお、アデレイド役に望海風斗を当てて来ましたし♪
今回、満を持しての、待望の! エリザベート役をお二人がダブルキャストとはっ!!
すごいっ!! 両方観たい!!
もうね、『エリザベート』と言うだけでチケット難なのに、どうするの、これ。
久しぶりの元男役さんのエリザベート役
3年前の上演の際は、花總まり、愛希れいか、宝塚元トップ娘役のお二人がダブルでした。
花總まりさんは、1996年の初演のエリザベート役。
気品あふれる筋金入りのエリザベート役者でしたが、2022〜2023年の上演を最後に『エリザベート』を卒業する、と発表されました。
今後、誰が引き継ぐのかしら?? 後継者に適任な方は…?といろんな意見が出ていました。
以前は、元トップスターさんが演じられることが多かったエリザベート役。
→ 一路真輝、涼風真世、朝海ひかる、瀬奈じゅん、春野寿美礼
2015年以降は元トップ娘役が続いていましたが、花總まりさんがご卒業されたので、今後はまたエリザベート役は元トップさんが演じることになるのでしょうか。
男役さんは、在団中は声を低く作る、ということをされているので、退団後に、普通に女性の声を出すのは、苦しいはずです。
この方、本当はもっと歌えるはずなのに…とお気の毒に思うこともありました。
エリザベート役は、「私だけに」の高いキーは歌上手と言われた娘役さんでも大変なのに…。
今回、キャスティングされたお二人は、退団直後ではなく、すでにいろいろなお役をこなされています。
みりおちゃん(明日海りお)はドラマへの出演経験もあり、
だいもん(望海風斗)は、歌上手で鳴らしていて、お二人共すっかり女優さんなので、もう楽しみでしかないですね!!
トート役は3人、トリプルキャスト
黄泉の帝王・トート閣下を演じるのは古川雄大、井上芳雄、山崎育三郎の御三方。
箱によってトート役者が変わります。
東京 2025年10〜11月
東急シアターオーブ公演 古川雄大、井上芳雄
札幌 2025年12月
札幌文化芸術劇場公演 古川雄大、山崎育三郎
大阪 2025年12月〜2026年1月
梅田芸術劇場公演 古川雄大、山崎育三郎
福岡 2026年1月
博多座公演 古川雄大、山崎育三郎
古川くんは全公演に登板、井上くんは東京のみ、いっくんは札幌、大阪、福岡、ね。
これで、宝塚歌劇での上演の期待も高まりました!
宝塚歌劇団は、現在は阪急のいち部門(7月に分社化予定)ですが、阪急阪神東宝グループの傘下ですので、
東宝が持っている『エリザベート』の版権を宝塚歌劇でも使うことが今まででもありました。
今回、東宝で上演する、と言うことは…
2026年は、宝塚歌劇の初演から30周年ですから
東宝に引き続き宝塚歌劇での上演、決まったもの同然ね?
宝塚歌劇で上演するなら、花組かな!
現在の公演順は、
花→ 月→ 宙→ 雪→ 星です。
2025年、宝塚劇場最後の公演は、雪組公演『ボー・ブランメル』。
2026年の幕開きが規定の順番どおりだと 1月に星組、2月に花組ですね。
初演の『エリザベート』は1996年の2月に上演されましたから、30周年の再演も2月で揃える?
1月まで東宝ステージの『エリザベート』を博多座で上演して、
2月から宝塚歌劇で上演するのが、とってもスムーズな気がします。
ひとこちゃん(永久輝せあ)トップお披露目公演が、個人的には色々と残念なことが多かったです。
VISAのイメージガールを務めるひとこちゃんのトップお披露目公演は、
VISA冠公演でさぞかし華やかなグランドミュージカルだろうと期待したけど、あらら?
ひとこちゃんのトップお披露目が、カチャさん(凪七瑠海)の退団公演となってしまったのも不運でした。
今度こそ! ドドンと『エリザベート』で祭りにしていただきたいですよね〜♪
再演ものはキャストを予想するのも楽しみのひとつ
先日も記事にしましたが、役者ならどんな役でもそれなりに演じられると思いますが、
やはり適材適所、似合う役、似合わない役があると思ってます。
爽やかで軽やかなひとこちゃんですが、『ドン・ジュアン』で見せたような、ダーク味も素敵ですから、トートはお似合いだと思います。
三白眼でよろしく。
そして、タイトルロール・エリザベート、これが一番大事。
公演が成功するか否かの鍵を握っています。
よく言われるのが
歌唱力
「わたしだけに」を歌えるか、高いキーを出せるのかどうか、もうこれに尽きるといってもいいぐらい。
美貌
鏡の間の場面、鏡の向こうから登場した時の客席を圧倒する美。
ただ、歌が上手いだけでは務まらないのが難しいところ。
ドレス姿
美しい立ち姿、ドレスさばきが求められます、実際のエリザベートは172センチの長身でした。
長身娘役だと、スカート部分が長く、美しいです。
花組トップ娘役の星空美咲ちゃんなら、安心して聴いていられそう。
ほのかちゃん(聖乃あすか)はフランツで、極美慎くんはルキーニ、あたりまで見える気がする…
あ、話がずれちゃいましたけど、だいもん(望海風斗)、みりおちゃん(明日海りお)のエリザベート、すごく、すご〜〜〜〜〜く楽しみです!!
トート役者、どの方を選ぶのか悩みどころ。
おふたりのエリザベートの違い、楽しみたい!
チケット取れますように!(。-人-。)
あ、チケットめちゃ高いのかな…orz