宝塚ブログ 心は青空♪

夢の世界☆宝塚のあれこれを語ります♪ 5組観劇派

宝塚歌劇団と元演出家・原田諒氏和解、でも退団済み…残念orz

昨日の宝塚歌劇公式HPのニュースのURL、20250710_1.html

 

残ってましたね、先に3や5が出てましたが、残すことはよくあるのであまり気にしてなかったのですが…

 

今朝、ふとApple Watch見たら、昨日の19:19に、宝塚ポケットの更新があって…ここで掲題 2022年12月28日付ニュース削除のお知らせがありました。

全然気づいてなかった!

 

それにしても19時とは…びっくり!

枝番が1なのに、あまり大々的にお知らせしたくなかった感満載ですね。

 

 

カギ括弧が付いたところが重要ポイント?

2022年12月28日付ニュースについて
2025.07.10

 

2022年12月28日付ニュースにおいて、ハラスメントを行った団員は既に退職しており、現在は宝塚歌劇団及びグループ会社のいずれにも所属していないこと等」についてお知らせいたしましたが、今般、当該ニュースを削除いたしました。

削除の理由につきましては、守秘義務に基づき開示を控えさせていただきます

宝塚歌劇では、劇団員をはじめ宝塚歌劇の運営に携わる全ての関係者が、安心してより良い舞台づくりに精進できる環境の整備を進めてまいりますので、引き続き、変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。  

引用元:宝塚歌劇公式HP

 

ハラスメントを行った団員は既に退職しており、現在は宝塚歌劇団及びグループ会社のいずれにも所属していないこと等」についてお知らせいたしましたが、今般、当該ニュースを削除いたしました。

 

削除された「当該ニュース」とは…?(おさらい)

 この度、宝塚歌劇団内のハラスメントに関する一部報道がございました。
ご心配をおかけしたファンの皆様ならびに関係者の皆様に深くお詫び申し上げます。

当該報道は、個人のプライバシー保護の観点から配慮を欠いた記事であり大変遺憾であるとともに、本件に関して弊団が隠ぺい等の不適切な対応や不誠実な発言を行ったかのような、事実と異なる内容や表現がございますが、ハラスメント事案があったことは弊団として確認しており、関係者から慎重に聞き取りを行い、また弁護士等の見解を参考に、厳正に対処するとともに、ハラスメントを受けた方の心情に寄り添い真摯に対応しております。
なお、ハラスメントを行った団員は既に退職しており、現在は宝塚歌劇団及びグループ会社のいずれにも所属しておりません。

弊団では、研修やアンケート調査の実施、相談窓口の設置などを通じて、ハラスメントの根絶に力を入れて参りましたが、今回、このような事案が発生した事実を重く受け止めており、今後はハラスメントの防止のさらなる徹底に努める所存でございます。

                             2022年12月28日

                               宝塚歌劇団

 

まさか、この後、退職に追い込まれた演出家・原田諒氏の手記を読んで、印象が180度変わることになろうとは…思いもしませんでした。

 

bunshun.jp

 

結局、原田氏はハラスメントを行っていないにもかかわらず、「ハラスメントを行った団員は…」としたことが事実と違うので削除されたのですね。

 

ずっと気になっていた訴訟は和解へ

2023年5月の原田諒氏の手記の中で、宝塚歌劇への復職を希望されていましたが…

 

昨日の毎日新聞の記事を読むと、6月30日付けで退団されたようですね。

 

宝塚歌劇が株式会社としてスタートするにあたり、負の遺産を精算した形?

 

 宝塚歌劇団(兵庫県宝塚市)から事実無根のハラスメントを理由に退職を強要されたとして、元演出家の原田諒さん(43)が従業員としての地位確認と未払い賃金の支払いを求めた訴訟があり、神戸地裁で9日、和解が成立した。歌劇団は原田さんの退職を取り消し、今年6月30日付での退団とすることで合意。この間の未払い賃金分などに相当する1550万円を支払う。また、ハラスメントがあった前提で記載されたホームページ上の文書を削除し、説明文を掲示した。

引用元:毎日新聞

 

週刊文春の記事により、不当に退職を強要され、演出家としての活動もできずでした。

当初、劇団が原田氏のハラスメントを認めたことは名誉毀損に当たるのでは?とも思ってます。

 

未払い賃金に、慰謝料をプラスして払ってもらいたいわ、私なら。

「和解金」なるものが渡されるのかもしれませんね。

 

原田氏的にスッキリはしないでしょうけれど(もらい事故で)、それでも和解して新たな一歩を踏み出せるのはよかったと思いました。

 

演出家不足の今、戻ってきてほしかった…

2023年の劇団を提訴、の記事から、1年以上が経過して、どうなってるんだろうね?とヅカともさんとの会話でも話題になるときがありました。

 

宝塚でまた原田演出の作品を観たいファンは多いので、御本人が希望されるなら戻ってきてほしい、と思っていただけに、退団されたと知ってショックです。

 

そうでなくても、最近の新作オリジナル、100周年の頃の充実期に比べると (ry

 

もう戻ってこられない、と確定してしまったのでガックリ。

 

好みは人それぞれですが、私は花組の『MESSIAH』、雪組の『蒼穹の昴』にヤラれました。

花組の『NICE WORK IF YOU CAN GET IT』、宙組の『プロミセス、プロミセス』楽しかったな〜^^

雪組の『20世紀号に乗って』はよかった、と語り継がれる作品。

 

あぁ…😭

 

原田氏は、たくさんの受賞歴があり、実力もある、演出家として今一番脂がのる年齢です。

宝塚の世界で夢を描きたかったと思いますが、また外の舞台でいい作品を作っていかれるでしょう。

原田先生の作品に出会える日を楽しみにしています。

 

罪深い人々

入団試験にあたり、添削など面倒をみてくれた原田氏や、

原田氏を紹介してくれた真矢みきさん、お二方へ恩を仇で返した演出助手のAさん。

 

原田氏の才能や待遇に嫉妬して??(←私見) Aさん親子を焚き付けた大御所演出家。

 

ちゃっちゃと風呂敷を畳んで、ことを収めようとしたチキンな劇団上層部。

 

週刊文春。

 

一人の才能ある演出家の人生を狂わせたことについてどう思っているのでしょうか。

 

原田氏のハラスメントの記事の1年後、新たに別の演出家のハラスメント記事がでました。

 

同じハラスメントなのに、原田氏は速攻で退職させ、

後から出た記事の演出家には不問。

 

こういうやり方が、宝塚歌劇団にはガバナンスが機能していない、と言われる所以。

 

2025年7月1日付けで株式会社化して10日。

 

箱を変えても、中身が変わるかどうか分かるのに10年はかかると思ってます。

阪急の創業当時からの体質はそう簡単には変わらないから、長い目で見守るしかないわね。