星組次回大劇場公演タイトルがシレッと変更に
2022年6月14日に発表された次回星組大劇場公演のタイトル。
当初の「斜陽の国のルスダン(仮)」から、
ディミトリ~曙光に散る、紫の花~
…に変更されました。
原作「斜陽の国のルスダン」は、タイトルロールが女性
原作は、グルジア王国の女王・ルスダンが主役です。
エリザベート、アナスタシアなど、「女性がタイトルロール」の作品は、宝塚では主演をトップスターが演じるために男役設定に書き換えられます。
人質としてジョージア王国へ送られたルーム・セルジュークの王子ディミトリ。幼き頃より共に育ったジョージア王女ルスダンと心を寄せ合う彼は、モンゴル軍との戦闘に斃れた前王の遺言により、女王として国の命運を担うルスダンの夫となる。その出自ゆえ政に関わることを許されないディミトリは、ルスダンの良き相談相手として生きることを決意。しかし、平穏な日々を過ごす二人の前に、亡国ホラズムの王ジャラルッディーンが立ちはだかる。ルスダンを、そして彼女の統治する王国を守る為立ち上がるディミトリだったが、二人の絆は引き裂かれて行き……。
宝塚歌劇公式HPより引用
…というわけで、例に倣い、主演が、ディミトリ、はいいとして…。
何故「散る」なのか?
タイトルロールが ルスダン(娘役)からディミトリ(男役)に変わりましたが
サブタイトルに「曙光に散る、紫の花」
これ、なんですの? 思わせぶりな。
ヅカファンは、公演タイトルに、スターさんの名前の漢字が入っていたり、さよなら臭のするワードが入っていたりすると、退団?と敏感になってしまいます。
星組トップスターのこっちゃん(礼真琴)はまだまだ辞めませんよね?
トップスターの退団は、ご卒業の日の8~9か月前に発表されますから、宝塚大劇場が12月の公演なら 東京の大楽は2月。
もうそろそろ発表されている頃です。
「散る」などとファンがえっ?と思うようなタイトル、止めてほしいわ~
生田先生、ネーミングの意図を教えて。
NHKのオーディオドラマで好評を博した作品だそうですが
タイトルロールが女性だったのを、180度変えて 男性・ディミトリになりましたね。
原作タイトル「斜陽の国」と聞いた時も、斜陽の国=没落or 滅亡する国か…ちょっと残念な感じがしたのに、
公演解説読んだら、
滅亡しそうな(斜陽の)国に「人質」として連れてこられた王子・ディミトリ(演・礼真琴)。
え~~~~~!!!
その上、「その出自ゆえ政に関わることを許されないディミトリ」なんて。
普通で考えたら、全然ヒーロー感がないんですけど!!
「ルスダンを、そして彼女の統治する王国を守る為立ち上がるディミトリ」…
ご活躍の程は、生田先生の演出に期待!!!
前の公演の「柳生忍法帖」でも、柳生十兵衛は、敵討ちを誓う女たちの指南役で、堀主水の一族の女性たち手づから敵を討たせるために、軍学は教えるけれど、脇から見守る役でした。
せおっち(瀬央ゆりあ)演じる漆戸虹七郎との一騎討ちは見せ場でしたが…。
仮題「斜陽の国のルスダン」が素敵なタイトルになるのを期待してました
タイトルは、主演の名前で、思わせぶりな副題が付いていて…ガックリ。
⚠ 以下すべて個人的感覚です、あしからず御了承ください
・星組の演目が、なんだかトップのこっちゃん(礼真琴)に合ってないな~というのが多いうえに、
・先行画像、ポスターなどのビジュアル面で、「萌え」よりも「萎え」させられますし
・衣装がイケてなかったりするので、
公演ラインアップ、先行画像…と発表になるたびにドキドキです。
そこは、まあ、あの「CASANOVA」を萌え作品に仕立て上げた生田先生ですから、うまく感動作にしてくださるのだろう、と祈る気持ち。
よろしくお願いします。