キキちゃんの退団会見終わりました。
株主総会と違い、メディア関係者は会社の看板背負って来てるので変なことはないと思っていましたが 司会が質問を遮る場面もあったとか。
なにはともあれ、一区切りついてよかったです。
個人的な思いを書いていますのでコメントご遠慮ください。
一意見とご理解いただける方のみどうぞ。
目次:
芹香斗亜退団会見、無事終わってホッ
2023年9月のあの事件以降、舞台以外で、報道陣と対峙するのは初めてかな?
昨年の事件後、初めて報道陣を前にして、何を語るのか、何を語れるのか、
質疑応答は踏み込んだ質問になるのか 心配でした。
宙組はAさん死去の翌日から活動を休止した。このことが退団に影響したのかを問われると、歌劇団側が質問を制したが、芹香は改めて、最初から3作での卒業を理由に「直接関係があることではない」とした。
引用元:スポーツ報知 昨年9月に娘役死去…宝塚歌劇宙組のトップ・芹香斗亜、退団後の仲間に向け「みんな健康で心から幸せになってほしい」2024.9.3
かなりの緊張はあったと思いますが、各新聞社の記事に目を通すと落ち着いた感じでお話できたようでよかったです。
昨日の退団第一報で、「団員死亡の組」と言われ 今日もまた
歌劇団は団員間のパワハラは認めながらも、団員個人の処分は行っていない。団員の異動もなく、組の体制を維持したまま公演再開に踏み切ったことから、責任の取り方に批判が集まっていた。
引用元:神戸新聞NEXT 「宝塚歌劇、宙組トップ芹香斗亜さん退団へ 団員死亡の組、昨年のお披露目公演は中止」2024.9.2
今日の会見の記事でも
スポニチAnnexの見出しが
「宝塚・娘役が急死した宙組トップスター芹香斗亜、退団会見「学びの連続…大きく成長させてくれた」
2023年9月からはや1年、かずかずの悪手で自らの看板に泥を塗ってきた感のある宝塚歌劇団ですが、
ようやく一区切りついたように思います。
次期「宙組」トップスターが気の毒
キキちゃんがトップのバトンを渡すのは、多分2番手のずんちゃん(桜木みなと)へでしょう。
メディアが「団員死亡の宙組」とすることで、宙組が大きくイメージダウンしたのでは、と思います。
こんな時に新たに「宙組トップ」に就任、って…。
初めての生え抜きトップが、ずんちゃんになりそう、てずっと前から期待していました。
でも、タイミング的に辛いものがありそう。
何も知らない一般ピープルは、宙組のトップという言葉とメディアが植え付けた「娘役死亡の」という言葉をセットで覚えて誤解しそう。orz
大激震、あれから1年
命日に、劇団関係者は、なにか行動を起こされるのか、宝塚歌劇団は「遺族ではない」ので、とスルーされるのか。
昨年娘役さんが亡くなられて、劇団や阪急まで大激震でした。
こんなことがいつか起こりそうな危うさはありました。
芸事はパワハラがつきもの、ということもありますが、指導という名の隠れ蓑の下で陰湿ないじめがありそうな臭いも感じていました。
そして、問題は、それを誰も注意、指導監督しない、できないこと。
この事件で一番不思議で腹立たしかったのが、組長、プロデューサーがなんの処分も受けずに、現体制で行くと理事長が宣言したことです。
劇団ごと、全く反省していない、と表明したのと同じですから驚きました。
こんなところも世間の一般常識と乖離してるのですよね。
いつも劇団のやり方には、小手先で丸め込んでいるという印象を受けます。
反発を食らったら、さらにその上から力で捻じ伏せて何も言わせない。
それが今までまかり通ってきたので、
セオリーどおりに会見で理事長が放った
「証拠があるというならお見せいただきたい」の一言が大炎上。
誠意のなさは、娘役さんが亡くなられた直後になんのお悔やみのコメントも出していないことからもお察し。
下手したら、死人に口なしで悪者にされたかもしれない…とすら思いました。
昨年度末でなんとか合意文書を出せて、公演再開、宙組トップが退団、1周忌までになんとか、かたをつけたのね。
これが終わりではなくパワハラ問題は、宝塚歌劇がある限り、忘れることなく向き合っていくべき課題だと思います。
キキちゃんの「ブリザード」は何だったんだろう???
宙組公演の『ハイロー』併演のショー『Capricciosa(カプリチョーザ)!!』。
銀橋でペアダンスの相手の娘役さんを完全無視。
ただひたすらに真っ直ぐ前を向いてパフォーマンスするキキちゃんの姿にものすごく違和感を感じました。
その後、その態度は「ブリザード」と言われ非難を浴びたのに東京宝塚劇場公演の千秋楽までやりとおしました。
宝塚へは夢を見に行っているのに、すごく不愉快でした。
プロならば、親の死に目にも会えないし、多少の無理は押してパフォーマンスするものです。
どの世界でも仕事相手を選り好みできません。
舞台上で私情を挟まないで欲しいし、あれが私情でなければ何だったというのでしょう?
あの一件で、キキちゃんの印象が180度変わりました。
2550人が観ている前であんな態度なら、稽古場という密室ならどんな修羅場があるのか、と。
文春記事を信じない、という方が、「自分の観たものしか信じません」とおっしゃる投稿を目にしたことがあるのですが…
「ブリザード」観てなかったのかしらね?
何事も自業自得、ブーメラン必至
我々の日常でも、自業自得は言えること、だからこそ、真摯に生きないとな、と思ってます。
良い種を蒔いたら、良い実がなるし、
いいプレゼントを渡したら、いいプレゼントが返って来ます。
プレゼントは品物のときもあるし、素敵な思いや言葉のときもあります。
忘れた頃にプレゼントを貰えることもあるから、人間関係は大切に、言動に注意、だわ♪
多くのファンの前で見せた「ブリザード」の代償は高くつきそう…
退団会見「みんな健康で心から幸せになってほしい」にほっこり
本当にそれ。
その言葉を聞いたら、キキちゃんの幸せも願えます、
人間ってそういう風にできているから。
いい言葉を発する人にいい感情を抱くのは当然のこと。
この1年、宙組生は、様々な感情に翻弄されたと思います。
私もみんなの健康と幸せを祈ってます。
劇団、110周年におごるな、真摯になれ、と思う
劇団の舵取りがもっと上手だったら、また違った未来があったように思います。
たらればは言ってもしょうがないけど、劇団の今のやり方ではだめだと思ってます。
雪組が公演中の『ベルサイユのばら -フェルゼン編-』のジャンヌのセリフに、
「ネズミは沈む船から一番に逃げると申します(大意)」って、あって…
宝塚も、沈む船にならなきゃいいけど…と思った次第。