いよいよ明日、初日を迎える宙組公演『RED STONE』。
元専科のマイティ(水美舞斗)が久しぶりに「組子」となり主演を務める作品です。
本日、スカイステージニュースで稽古場の様子が流れました。
マイティは、やはり「スター」に見えた
今日の『RED STONE』稽古場映像、
冒頭は、ステージに見立てた高いところから、両サイドを組子が固めるランウェイを両手を広げ、進むマイティ。
やっぱり、マイティは真ん中が似合う!
今回のマイティのお役は、ヴォードヴィリアン、という設定です。
小さなミュージックホールや芝居小屋など、小規模な劇場で客席を楽しませるのがヴォードヴィリアンですが、
今日観たマイティは、シルクハットにケーンを持っていてもおかしくない、ザ・スター、な印象でした。
スターオーラが強いと大勢で並んだ時でもひときわ輝いて見えます。
マイティは、スターオーラの強い生徒さんだな、と以前から思っています。
今日観た映像は、明るく陽気なイメージが強かったが…
宝塚歌劇公式HPの公演解説に、
「ジーノが落とし、バーバラが拾いあげた“赤い石”。そしてジーノを助けるために事故にあったアレックスがその時に見た“夢”。この2つの関連性を紐解くうちに、アレックスは家族の埋もれていた過去を掘り起こし、それは思いもよらない結末を招くことになる。
全てはアレックスの人生にとって偶然の出来事だったのだろうか…。それとも、赤い石が…、先祖が導いたアレックスにとって必然的な出来事だったのだろうか…。」
ミステリー要素の強い作品に思えました。
偶然か必然かで言えば、それはもう、必然に決まってますよね?
こんなの偶然、偶然。だと、な〜んにも面白くもひねりもないからw
サブタイトルの~悠遠なる叫び~とは「先祖からのメッセージ」?
赤い石が、先祖が、と重ねて言っているのは 赤い石=アレックスの先祖。
家族の恨みを果たすべく殺意を抱えた自転車修理工 ジーノ・ロッシ(演:鷹翔千空)の殺意の向かう先は… アレックス(演:水美舞斗)?
アレックスの家族の埋もれていた過去に、ジーノが恨みを抱いていた??
今日流れた映像では明るい場面が多かったですが、
こってぃ(鷹翔千空 ジーノ)は、影のある暗い表情を浮かべていて、
ハーモニカを吹いてほしいというアレックスの頼みを1回だけだぞ、と受けますが
くるりと向けた背中に、怒りや悲しみが宿っているように見えました。
謝珠栄先生作品はダンス場面が秀逸
ダンスの振り付けに定評のある謝珠栄先生。
ショーなどでも、一味違う振りでプログラムを観たら、謝珠栄先生の振り付けだった、ということも多かったです。
今回、ダンサーのマイティが主演を務める作品で演出をご担当されますから、ダンスシーンにも気合が入っているのではと思います。
今日観た短い映像でも、マイティのソロバク踊り場面があって…
やはりバク踊りのマイティは、水を得た魚のように生き生きと楽しそうで輝いていました。
今回は専科からの特出ではなく、宙組の組子として主演を務めていますから、マイティと初めてご一緒するという生徒さんがほとんどで、たくさんの刺激をもらっているのではないでしょうか。
4人組バンドと4人組女子
先日のスカイレポートで、二葉ゆゆちゃんが話していた、
ミュージックホール、パラディウムの4人組バンドが路線の皆さん。
亜音有星(103)、真白悠希(104)、大路りせ(105)、奈央麗斗(107)。
スキャット野郎と呼ばれていて、いつも4人でハモったりしているそうです。
パラディウムのダンサーの女子4人組は
二葉ゆゆ(103)、山吹ひばり(105)、風羽咲季(106)、花恋こまち(108)。
今日は、ひばりちゃとゆゆちゃんが歌っている場面が映りました。
今、個性を出せるようにそれぞれ頑張っているようです。
マイティとおはねちゃん
マイティの相手役には、月組から組み替えになった104期のおはねちゃん(きよら羽龍)。
歌上手でダンサーなので、真ん中にふさわしいとおもうのですが
2人の並びは、今日の映像ではあまりはっきりと映っていなくて…
明日のXの初日感想待ちです。
とにかく文句なしに、マイティのダンスを観たらワクワクするので、配信が楽しみです。