先日、宙組新トップコンビ 桜木みなと・春乃さくらの大劇場お披露目公演の演目が発表されました。
野口幸作先生のお得意分野の「学園モノ」にしてLDH作品。
トップお披露目公演は、大事なスタートの公演なので、コラボもので注目を集めるのはあり、ですね。
春乃さくらちゃんの任期は長いの?
春乃さくらちゃんが宙組トップ娘役に就任が決まった頃は、トップスターのキキちゃん(芹香斗亜)と同時退団されるのかな、と思っていました。
が、2023年の諸々で公演もストップして…キキちゃんの大劇場公演は3作(うち1作は3公演のみの上演、1作は宝塚大劇場公演は10日間のみ)。
東西フルで公演できるのは『Razzle Dazzle』だけ(まだ東京公演が残っていますが)。
春乃さくらちゃんには、小林一三先生時代からのお付き合いの池田泉州銀行がスポンサーについているので、こんな短期で退団するわけもないのですが…。
はるさくちゃんの任期って長いのかしら?
池田泉州銀行イメージガールの任期
春乃さくらちゃんで12代目。
前任の有沙瞳ちゃん(98期)が5年9ヶ月、その前の伶美うららちゃん(95期)が5年5ヶ月。
月影瞳さんが最長の8年7ヶ月、北原遥子さんの2年という短期もあり、平均で5年弱ぐらいです。
トップ娘役射程内に上がってくるころについて、そのままトップ娘役就任、というケースが多いのに、
伶美うらら、有沙瞳で、二人連続トップなし、あらら?な結果。
で、今回、春乃さくらちゃんはトップ娘役になってからのスポンサー。
今までほど長くはないのでは??と思うのですが…
ずんちゃん(桜木みなと)のトップ在任期間がわからないけれど、大劇場3作なら、2027年。
添い遂げなら、この辺りですね。
105期の山吹ひばりの使い方
劇団は昨年12月の組替えで、103期と104期の娘役さんを宙組に異動、と発表しました。
すでに、宙組には105期に歌上手の山吹ひばりちゃんがいて、バウヒロインも東上ヒロインも経験済みで、「空き待ち」状態なのに。
どういう意図で組替え?とちょっと不思議な気もしました。
花組では、すでに105期のトップ娘役が誕生しています。
105期は各組にできる生徒さんがいらっしゃいますね。
娘役は、雪組の音彩唯ちゃん、星組に詩ちづるちゃん、宙組は山吹ひばりちゃんがいて皆さん順調に仕上がってます。
ひばりちゃんには、もうそろそろ上がってほしいですけども。
誰の相手役になるのか、娘役が渋滞していますね。
104期娘役異動と今後
月組の104期、おはねちゃん(きよら羽龍)と、宙組の天彩峰里ちゃんのトレードが発表になっていましたね。
一旦は取り消されましたが…
おはねちゃんは予定通り宙組に異動が発表されました。
絶対的お約束か大人の事情でもあるのかしら??と深読みhappy
春乃さくらちゃんはキキちゃんと同時退団で、
新トップコンビとして、桜木みなと、きよら羽龍構想があったのかな、と。
花組も星空美咲ちゃんが長身でトップとの身長差を感じないコンビですが
宙組もまた、ずんちゃんとさくらちゃんの身長差がない…どころかちょっと大きかったりする?
これはあくまでも個人的感想なのですが、ずんさく、あまり萌えを生まないわ。
2023年頃の旧体制を断ち切る意味でも、ずんちゃんとおはねちゃんで観てみたかった気もします。
宙組に客を呼び戻すために
今日の、芹香斗亜退団公演『Razzle Dazzle』の一般販売、11時頃でも△が残っていて瞬殺ならず。
成長を見守りながら、共に歩んできたファン・コミュニティーにとって、「卒業」とは最後の「推し時」なのであって、いわば全精力を傾けて、最後の花道を飾ろうと動きます。
ですから、さよなら公演のチケットは即日完売が当たり前。むしろどれだけ立ち見が出るのかが、売る側にも買う側にも関心の的になるくらいです。
出典:「元・宝塚総支配人が語る「タカラヅカ」の経営戦略」P166
立ち見、あと8公演で完売です。即日完売目前。
5人の生徒さんの組替えを発表したのは、宙組に新しい風を吹かすため、と思っているファンは多いのでは?
「宙組は変わった」というところを観たいのに、トップスターが退団しても、宙組という組織のトップ=組長は残留のようです。
プロデューサーは変わったのかしら?
相手役のはるさくちゃんも残留。
もう、旧体制の残り香を早く払拭してほしいのだけど。
人の思いは十人十色、個人的感想とご理解よろしくお願いします。