今日も、宙組の記事にしようと思ったのは…これが言いたかったから。
ゆりかちゃん、お誕生日おめでとうございます!!!
可愛く、文字色をピンクにしてみました♪
キャッ♪ 真風涼帆様のことをゆりかちゃん呼びするの久しぶりだわ (艸`*)
これからも 体に気をつけて、宙組トップとして、爽やかに組を牽引していっていただきたいです!
これからのご活躍も楽しみにしています!!
はぁ、スッキリ。
キャスト感想については、書きたいことがいっぱいありすぎて、却って書けくて。
ドロップがいっぱい入ったサクマのドロップの缶を逆さにしても、出口で詰まって出てきにくいこと、ありますよね?
たっくさんのものを、一度に出そうと思うと、かえって思うように出ない感じでしたけど。
うかうかしてると、マイ楽を迎えそうなので、さすがに一度は書いて置かないとね。
シャーロック・ホームズ 真風涼帆
イギリス紳士かと思えば、普段はちょっと変わり者のシャーロック。
お部屋には、研究、実験の道具が置いてあるのですが、ヴァイオリンも弾けるらしいのですが…今回、そのシーンは入れなかった、と演出の生田先生。その代わりに、ヴァイオリンの音を流している(オケが演奏)そう。
プログラムにはヴァイオリンを弾いてる真風の写真があるのですが、実際には弾かない。
今日、真風の誕生日にスペシャルで弾いた?
マントルピースの上にメトロノームがあるのは ヴァイオリン演奏のため?
幕開きは、浮浪者のような格好に変装していて、汚いコートを衣装の上から重ね着してるから、「衣装一つ着るのが大変、舞台上で着替えるから」とナウオンで言ってました。
イギリス紳士の衣装は、凝っていて、リボンなどもあるから時間かかるのでしょうね。
多趣味の割に、「退屈だぁ~!」で笑いを取るくせに ロンドン中の新聞運ばせて、ほんとに読んでるの??って 大家のハドソン夫人に聞かれちゃうの(艸`*)
部屋(221b)にいるときは、ワトソンも一緒にいて、彼といるときが、一番素顔を見せてる感じがいいですね~♪
女王陛下の厚い信頼を得て、陛下協力の下、大掛かりな芝居を打って、機密文書を取り戻すところは、本当に冴えてる!って言うヒーロー感があっていいですね、221bのお部屋でほっこりしている時と、スイッチ入ってる時の差がわかって楽しいです、で…どっちも好き♪
面倒くさそうに話す割に、全部的を得てたりするのも面白いですね。
大人ダンディ真風が、ケープ付きのコートを着て歩けば、シャーロックって、こういう人だったんだろうな~と彷彿させる説得力。
新トップ娘役 アイリーン・アドラー 潤花
幕開けすぐから、組長さんとの二人芝居で、センセーショナルに?登場。
これが、新しいトップ娘役なんだぞ、っと印象づける作戦。
それが大成功!と言うか、滑舌がよく、きれいな声で、引き込まれました。
アイリーン・アドラー役ということもあってか、堂々としていて、「カッコいい女」。
「できるの? あなたに。」ニヤリと、シャーロック・ホームズを煽ってくるところもアイリーン・アドラーらしくていい感じ♪
ナウオンステージでも、「(潤花ちゃんは、)鋼の心を持っている、女優魂を感じた 」と真風、芹香。
桜木・和希も、「潤花がいいですね~」とベタ褒め。
これは、ニューヒロインあげで言っている部分もあるかも知れないけど、本音な感じがしました。
ワタクシ的に思っていた以上にしっくりと宙組トップ娘役に収まっている感じ。
雪組の時より評価UPしてる印象ですし、組替えしてきてよかったね^^
今後のご活躍も楽しみです。
2番手 モリアーティ 芹香斗亜
独特な…個性的なキャラですね。
ハイトーン・ヴォイスでのセリフも、エキセントリックな感じを出すのに成功していると思います。
シャーロック・ホームズと対峙する場面では、ゆっくりな口調にして、余裕ぶりをアピール。
お歌は、お上手なので、今後が!!! 楽しみです。
ワトソン 桜木みなと
太陽と月、じゃないですが、変わり者のホームズとは対局の、いい人なワトソン。
だからこそ それぞれが際立って見えて面白いです。
ずんちゃん(桜木みなと)は、普通、と言うお役がかえって難しいらしいのですが、結婚相手のメアリー(天彩峰里)とのラブラブ、ハッピー感を出すことに努めているみたい。
「シャーロック・ホームズ」という小説自体、ワトソンの記録、と言う体で書かれている本らしいので、歌でも、君のことを暴露してやる!と言う歌詞もありますが、その視線はとても温かく、よき相棒ですね^^
メアリー 天彩峰里
ワトソンの婚約者のお役で出番も多く、とても目立っていました。
とてもキュートで歌える娘役さん、娘役2番手としてご活躍ですね。
今後どうなるのかしら?と 気になります。
お気に入りの場面
*ロイヤル・イタリアン・オペラ
ホームズが221bの部屋で アイリーン・アドラーがロンドンに公演に来ていることをしります。
ホームズ御一行様がコヴェント・ガーデンのオペラハウスで宿敵?アイリーン・アドラーと再会する場面ですが。
ここで オペラを歌うのが
男役は、りっつ(若翔りつ)、どってぃ(真名瀬みら)そして、今回初めて知った歌上手さん、惟吹優羽(いぶきゆうは)くん。
娘役は、きゃのんさん(花音舞)、小春乃さよちゃん、湖々さくらちゃんの安定のお三方。
もう、惚れ惚れで耳福でした。
*ゴールデンジュビリー
ゴールデンジュビリーとは、は「ヴィクトリア女王の在位50周年記念式典」のこと。
ヴィクトリア女王から、機密文書を取り返して欲しい、と兄・マイクロフトを通じてシャーロックに依頼が届いたのでした。
ここは、本当に大芝居を打つのが面白くて。
ヴィクトリア女王を演じるのが 96期の瀬戸花まりちゃん。
老け役ですが、堂々と演じていて、クィーンの名に恥じない貫禄。
*スイス・マイリンゲンから ラストへ
この一連の流れがいいですね。
いよいよ ホームズとモリアーティの直接対決!
緊迫の立ち回りシーンから、この作品の中で一貫して用いられてるモチーフ「鎖」を引き合って、崖からもろともに落ちていく…
からの再生。
因縁の相手、アイリーンと新たな旅に出るシャーロック・ホームズ。
それを、背中で見送る ヴィクトリア駅の駅員・モリアーティ。
その笑顔は、実は行きてたんだよという茶目っ気か、これから始まる新たな挑戦を思ってほくそ笑んでいるのか…
思わせぶりな終わり方が好きです!
その他の気になるお役
*レストレード警部 和希そら
なにかあると、221bに相談に来る警部。
おじさんの警部で、もみあげも太く描いて、ちょっとダサめを演出。
スコットランド・ヤードの面々は、あーちゃん(留依蒔世)、わんた(希峰かなた)などもいるんですが…ドタバタ感が否めないところが可愛いです^^
*マイクロフト 凛城きら
あんまり仲のよくないw シャーロック・ホームズの兄、だが、頭脳明晰で官僚としてもクイーンの覚えがめでたい。
いつも、ちょっとウエメセでクールな態度がめちゃ面白いです。
レストレード警部と初めて221bで出会った時も、あなたは今、悩みをかかえている、そしてイライラしている…あなたは警察官ですな、と職業を言い当てるあたり、さすがシャーロックの兄。
今公演を最後に、専科にいかれますが、こういうお役できるのって大事♪
笑わそうとしてないのに笑えるというのが味噌。
*ハドソン夫人 遥羽らら
変人のシャーロックにほとほと困り果ててる感じが出てる大家のハドソン夫人、とっても可愛いららちゃんが 大家の夫人なんですけど、何を演じても可愛い♪
部屋で拳銃ぶっ放すし、銃口を人に(観客にも)向けるシャーロックにあたふたするところが超かわいいです♪
今回で退団が決まっている ららちゃん、寂しくなるわ~ (泣)
コーラスの宙組を堪能できる コーラス場面多い
コーラス場面がすごく多いです。
でも、霧の街ロンドンの薄暗さを出すためか、照明が暗いので、ちょっとお顔が分かりづらいです。
まあ、二幕にショーがあるので下級生はそちらで愉しめばいいのか…?
すこし ソロなどあるとよかったのに、と思ったりもしてます。
シャーロキアンがわかってるからプレッシャー
原作のあるものを舞台化するときは、「原作ファン」の視線が気になりますね。
思い入れが強いファンは、「違う!」と思ったりするのかも知れません。
特に漫画原作は、視覚に訴えますから 相当のプレッシャーだと、雪組の「ルパン三世」や「るろうに剣心」の時に思いました。
「シャーロック・ホームズ」は、世界的に有名なキャラクターで、日本にもシャーロキアンと呼ばれる熱狂的ファンも大勢いらっしゃいます。
それだけに、自分たちが演じるシャーロック・ホームズがどう受け止められるか気になるところだと思います。
プレッシャーだ、と真風。
シャーロキアンの方には、小ネタ満載のこの公演を観て、あちこちに仕込まれた 原作どおりの小道具や、エピソードを楽しんでもらえたら 私も嬉しいです。
ストーリーはわかりやすいですが、私には、ストーリー運びに緩急がないというか…山場が「低い」感じがしました。
山場はゴールデンジュビリーかしらね?
剣での対決?
ちょこちょこ笑わせる場面もあって すーっと入ってきて すとんと落ちて、「感動」は、いずこ??とちょっと思いました。
次回 マイ楽。
しっかり観てきます。