原田諒先生も、よく「十二夜」をベースにしたお話を考えつかれましたよね~♪
私のヅカファン歴は12年なんですけど 今までで、トップスター(男役)が、女性のお役を演じたこと、ありました?
ショーで男役さんが妖艶な美女になることはあるし、3番手ならことちゃん(礼真琴)の娘役、ありましたね、でもトップスターが…というのはびっくり!
原田先生の「賭け」のような作品、吉と出るのか凶とでるのか…?と
興味もありましたし 心配でもありました。
以下、ワタクシhappyの個人的感想ですので ご自分と違う意見を読むのが嫌な方は 今すぐブラウザバックお願いします。
宝塚歌劇公式HPのキャスト表の上から順番です♪
★ジャック/ヴィクトール 珠城 りょう
主人公のジャンヌは、男装して、男に扮してるので声も低く出してる、の体ですからなにも違和感なかったです。
ちょっと男役の時と違うのは、足を揃えてるところかな? 「ちょっと男性に扮してる女性」の感じは、しゃべり方で工夫してるみたいですね ^^
ジャンヌが女衒グループに追いかけられて 男装を決意して髪を切るところ、一瞬、たまきちがブラウス&スカート姿で出てきて可愛かった^^ 素のたまきちでした。
不思議なものを観た感じ。
たまきちは、ショーなどでもあまり女役を演ったことが無いので、すごく新鮮でした。
でもね、後からヴィクトールで登場したら、やっぱり断然こっちがいいよね、って思います。
体格もいいから 恰幅がよくて青年貴族似合ってるし、男性としての出番少ないけど!!
人物相関図に、(ジャックは)シャルルに惹かれていく、って書いてありましたけど、シャルルに惹かれているのがわかりにくかったです、私がぼーっとしてただけかも知れませんが。
たまきちは、真面目な印象が拭えないから、コメディ、って聞いて滑らないか心配してたんですけど、面白かったわ。
退団発表してから肩の力抜けたのか 自然体で良くなった気がしてます for me
私が観たのは 初日から7日目で、まだ早変わりとか二役とか慣れてなかったと思うのでこれから こなれていくのに期待してます。
たまきちの口紅は、ジャック=赤と ヴィクトール=ピンクで色を変えてる?
もし お役ごとに変えてるなら 唇荒れないようにケアしてくださいね~♪
★ガブリエル 美園 さくら
時代の魁(さきがけ)となる女性らしく、毅然とした態度がかっこいいさくらちゃん。
ムーラン・ルージュにやってきたときの黒のドレスに華やかな羽根のついたお帽子も、マダム然と着こなして、堂々としていてよかったです。
IAFAも大女優のお役もよかったけど、今回のお役が好きだわ。白と黒のストライプのウエストを絞ったドレスがお似合い。
ワタクシ的には、さくらちゃん、トップ娘役大劇場3作目にして一番好きなお役です for me
だから 輝いて見えます。
「夢現無双」は 武蔵さん! 沢庵さん!ばっかりで な~んかね。台本がね・・・(ry
「I AM FROM AUSTRIA」いい話なんだけど 盛り上がりがなく…作品そのものが… 脚本が… ワタシ的には、大枚はたいて?版権買ったわりに…ゴニョゴニョって感じでした。
やっぱり海外ミュージカルを宝塚で演るには 内容を吟味しないとね。
宝塚らしさ=スターシステムに合う作品、でね。
★シャルル 月城 かなと
実在の人物、ムーラン・ルージュの創設者。
2番手というのは、トップの演じるお役のライバルだったり、友人だったりが多いですが今回は「十二夜」ベースでは 雇用主、ですね。
ぐいぐいくるシャルル(月城かなと)とジャック(珠城りょう)の掛け合いも面白く、シャルルはオジサマ枠なんだけど 後半、いい味を出してましたね!
れいこちゃん(月城かなと)が2枚目で貴公子が似合うのはわかっているので こんなオジサマ役で、芝居で魅せてもらえるのはすごく嬉しいです!!
ファンの方は、がっかりかもしれませんが 今回のれいこちゃんのお役 一人舞台の見せ場あり、悲哀も感じさせつつ 支配人としての責任と誇りを取り戻すところが私は大好きです!
「エリザベート」のルキーニ級に 新しいれいこちゃんの魅力を出せるお役だったように思いました。
★ミシェル 光月 るう
るうさんは、変幻自在のマジカルスターです!^^
なんと言っても、IAFAでのホテルのコンシェルジュ・エルフィが出色でしたよね~(*´艸)
なんか舞台に立ったら 全部持ってっちゃう、ぐらいインパクトありました!
「夢現無双」では、沢庵和尚として渋い役どころ、「出島小宇宙戦争」ではカゲヤス(鳳月杏)の師匠タダタカで、ぐっと舞台を締めておられました。
今度はどんな演技をされるのかしら?と 毎回次が楽しみになるような芝居巧者。
前置き長っ^^;
今回は ムーラン・ルージュの振付師。おねえキャラ。
ミス・タンゲットが高熱で倒れても「1人抜けた状態で演る」ことを許さないミシェルは、急遽そこのアナタ!と弁護士のボリス(風間柚乃)を無理やり舞台に立たせるという暴挙!! 後は観てのお楽しみですよね (艸`*)
るうさんが出てこられるから面白くなるのか 面白い場面に、るうさんが出ておられるのか とにかく盛り上げてくださいます。
★ヴァネッサ 夏月 都
副組長の夏月都さん、なっちゃん。
ムーラン・ルージュの舞台やお稽古場をモップで拭き拭きして、たまにボソっとセリフあるんですが…そしてそれが面白かったりするのですが…ちょっともったいない使い方かな。
★フローレンス 紫門 ゆりや
ムーラン・ルージュの衣装デザイナー、という設定。そういうセリフはありますが いつも3人口でわやわやしてる印象。ファンの方はガン見かも知れませんが 2階から全体を見てる分には便宜上必要だけど…な感じ。
でも、時々お!と思ってオペラ上げたら ゆりちゃんだった、というのは何度かありました。
★ルイーズ 白雪 さち花
いつも、学年の割にいいところ、美味しいお役で使われてるさち花ちゃん。IAFAでもかな~り目立つお役でしたよね。
ON THE TOWNにしても然り。
今回は、ショーの終わりでフィナーレの歌手 エトワールを務めるので 学年相応の老婦人に。ジャンヌのおばさんお母さんの友人役。
お母さんが亡くなって、お墓にいるジャンヌのところに来て…ちょっと説明セリフを語ります。が・・
お芝居は、この場面と、盆が回るカンカンとエトワールだけ。
歌えるさち花ちゃんは貴重な存在ですが…
研16 91期のの紫門ゆりや、白雪さち花のお二人。そろそろ去就が気になる学年ではありますね…。
長くなってきたので ここで一旦切ります。
【月組】昨日の続き ピガール キャスト別感想(92期以下)へ続きます。