一昨日観劇した「桜嵐記」「Dream Chaser」。
一度観ただけで、まだ余韻に浸ってます。
牛みたいに何度も反芻して楽しめるお得な公演となっております^^
新人公演のキャスト表を見ても、実際の舞台で、どう描かれているのか、観てみないと役の大きさや、描かれ方がわかりません。
実際の舞台を観たので、今日は、新公キャストについて思うところを書きとめておこうと思います。
新人公演のキャスト表、赤い文字は、セリフの多いお役、太文字は、見せ場のあるお役です。
⚠キャストは、宝塚歌劇公式HPより引用しています。
楠木正行 | 南朝・後村上天皇に仕えた総大将 | 珠城 りょう | 礼華はる(101) |
弁内侍 | 藤原信実の娘 女流歌人 | 美園 さくら | きよら羽龍(104) |
楠木正儀 | 正行の弟(三男) | 月城 かなと | 彩音星凪(101) |
後醍醐天皇 | 後村上天皇の父 | 一樹 千尋 | 真弘蓮(104) |
楠木正儀【老年】 | ー | 光月 るう | 風間柚乃(100) |
弁内侍【老年】 | ー | 夏月 都 | 天紫珠李(101) |
高師直 | 足利尊氏側近 | 紫門 ゆりや | 蘭尚樹(100) |
仲子 | 白雪 さち花 | 結愛かれん(101) | |
四条隆資 | 南朝の武将・重鎮 | 白雪 さち花 | 妃純凛(100) |
ジンベエ | 弁内侍の護衛 | 千海 華蘭 | 柊木絢斗(102) |
楠木正時 | 正行の弟(次男)南朝の副将 | 鳳月 杏 | 一星慧(102) |
楠木久子 | 楠木正成の妻 | 香咲 蘭 | 夏風季々(100) |
楠木正成 | 南朝の名称 正行の父 | 輝月 ゆうま | 大楠てら(102) |
阿野廉子 | 後醍醐天皇の妻、後村上天皇の母・中宮顕子 | 楓 ゆき | 桃歌雪(100) |
名子 | 晴音 アキ | 蘭世惠翔(102) | |
二条師基 | 後村上天皇の関白 | 晴音 アキ | 花時舞香(101) |
大田佑則 | ? | 春海 ゆう | 空城ゆう(100) |
北畠顕家 | 南朝の公卿・武将 | 夢奈 瑠音 | 月乃だい亜(104) |
勝子 | 後村上天皇の女御 | 桜奈 あい | 天愛るりあ |
一平太 | 【楠木の郎党】 | 颯希 有翔 | 毬矢ソナタ |
高師泰 | 高師直の弟 | 蓮 つかさ | 槙照斗 |
百合 | 楠木正時の妻 | 海乃 美月 | 羽音みか |
北畠親房 | 南朝の重鎮・北畠顕家の父 | 佳城 葵 | 七城雅(105) |
日野俊基 | 後醍醐天皇の臣下 | 朝霧 真 | 甲海夏帆 |
洞院実世 | 公卿・南朝の重鎮 | 姫咲 美礼 | あまの輝耶 |
後村上天皇 | 南朝第二代天皇 | 暁 千星 | 彩路ゆりか(103) |
南朝の女房 | 女房 | 麗 泉里 | まのあ澪 |
二条教基 | 南朝の公卿、関白・二条師基の子 | 清華 蘭 | 佳乃百合香 |
二之輔 | 【楠木の郎党】 | 蒼真 せれん | 爽悠季 |
大田百佑 | ? | 英 かおと | 遥稀れお(105) |
義三 | 【楠木の郎党】 | 朝陽 つばさ | 夏凪せいあ |
伊四之介 | 【楠木の郎党】 | 蘭 尚樹 | 一羽萌瑠 |
足利尊氏 | 風間 柚乃 | 瑠皇りあ(103) | |
南朝の女房 | 女房 | 桃歌 雪 | * |
南朝の女房/郎党の子 | 女房 | 夏風 季々 | * |
金五 | 【楠木の郎党】 | 空城 ゆう | 水城あおい |
南朝の公卿/郎党の子 | 公卿 | 妃純 凛 | * |
中宮顕子 | 後醍醐天皇の皇女 | 天紫 珠李 | 白河りり |
兵六 | 【楠木の郎党】 | 彩音 星凪 | 涼宮蘭奈 |
権七 | 【楠木の郎党】 | 礼華 はる | 和真あさ乃 |
饗庭氏直 | 足利尊氏の寵臣 容貌当代無双の児 | 結愛 かれん | 菜々野あり(102) |
南朝の女房 | 女房 | 佳乃百合香 | * |
南朝の公卿 | 公卿 | 花時舞香 | * |
百姓の女 | 花時舞香 | 静音ほたる | |
喜八 | 【楠木の郎党】 | 甲海 夏帆 | 澪あゆと |
南朝の女房 | 女房 | 天愛 るりあ | * |
百姓の女 | 天愛るりあ | 一乃 凜 | |
祝子 | 祝子内親王 歌人 | 蘭世 惠翔 | 詩ちづる(105) |
花一揆 | 蘭世 惠翔 | 摩耶裕 | |
花一揆 | * | 菜々野 あり | 奏羽美緒 |
九兵衛 | 【楠木の郎党】 | 柊木 絢斗 | 大瀬いぶき |
清十郎 | 【楠木の郎党】 | 一星 慧 | 綺乃ゆず |
十一郎 | 【楠木の郎党】 | 大楠 てら | * |
南朝の女房 | 女房 | 摩耶 裕 | * |
楠木正行【少年】 | 白河 りり | 咲彩いちご | |
十二右衛門 | 【楠木の郎党】 | 彩路 ゆりか | * |
花一揆 | * | 羽音 みか | 蘭叶みり |
南朝の女房 | 女房 | まのあ 澪 | * |
弁内侍【少女】 | きよら 羽龍 | 美海そら | |
楠木正時【少年】 | 詩 ちづる | 朝香ゆらら | |
楠木正儀【少年】 | 一乃 凜 | 花妃舞音 | |
(新公)血の猿楽 | 摩耶 裕 | ||
奏羽 美緒 | |||
蘭叶 みり | |||
(新公)南朝の女房[唄] | 静音 ほたる | ||
|
一乃 凜 |
メインキャストと重要人物たち
礼華はる(楠木正行)
新公初主演、おめでとうございます!
IAFAでの2番手役もお上手でしたから、芝居上手。
それを買われての「ダル・レークの恋」のジャスピル役、出番多かったですね。
今回は、後村上天皇の忠臣 楠木正行役、若き名将役は、長身のぱるにピッタリ♪
どんな役作りをされるのか楽しみです。
きよら羽龍(弁内侍)
新公初ヒロイン、おめでとうございます!
可憐で、きれいな声のおはねちゃん、適任!
歌うまのさくらちゃんのお役ですから、歌うまのおはねちゃんの抜擢、大正解です!
彩音星凪(楠木正儀)
2番手役、おめでとう♪
爽やかイケメンのかのんにピッタリ、面白い、軽妙な役もイケる!(出島小宇宙戦争)。
そういう意味で、れいこちゃんと通じるところがあるように思います。
三人兄弟の中で唯一関西弁をしゃべる正儀なので、関西弁マスターしてほしい♪
真弘蓮(後醍醐天皇)
入団成績3番だった真弘蓮くん。…ですが、今回のお役が、ビッグ!
104期、硏4にして専科さんの、一樹千尋さんのお役、しかも後醍醐天皇の存在感が恐ろしくデカイ!
いや~ 役作り大変そう。
かなり高い壁ですが、乗り越えたら自分の宝物になりそうなお役ですね。
風間柚乃(晩年の楠木正儀)
幕開き一番から、滔々と南北朝、二都になるに至った経緯をわかりやすく説明するという大役。
出番は、最初と最後だけですが、存在感十分のお役です。
天紫珠李(晩年の弁内侍)
こちらのお役も、楠木正儀同様、最初と最後だけ。
回想シーンですので、しっとりと、来し方を思う静かな役。
どう心情をにじませるかが見どころ♪
尼僧になった弁内侍は・・・頭巾でお顔が見えにくく、もったいない…
蘭尚樹(高師直)
新公キャストの中で、一番ハードルが高そうなお役です。
しかもそのお役を、フェアリー系男役のまおまおがっ! ∑(゜Д゜;
これはもう事件です!のレベル。
「I AM FROM AUSTRIA」の新公で、誰もが驚いたという、パブロ役を遥かに超える難役ですぞ。
本役のゆりちゃん(紫門ゆりや)の「悪」の演じっぷりが話題なだけに、ますますハードルがあがってしまっていて 悩んでいるかも知れないけど
ハードルが高いほど、乗り越えた時の達成感と周囲からの称賛はすごくあると思うので頑張ってほしいです。
必ず、今後の糧になります。
柊木絢斗(ジンベエ)
こちらも、芝居巧者、千海華蘭さまのお役で、演り甲斐がありますね。
みよっしーも、「ダル・レークの恋」で、パタナック役として、ぱると共に活躍してましたから、今回もいいお芝居を見せてくれると思ってます。
七城雅(北畠親房)
吉野の行宮の場面が中心ですが、セリフの応酬で見せます。
まだ硏3だけど、大抜擢と言っていいのでは?
彩路ゆりか(後村上天皇)
後村上天皇の独特の台詞回し、頑張りどころですね。
佇まいもゆったりとした所作も、天皇らしく、と研究しどころだらけ。
本役のありちゃんですらハードル高そうなので新公学年は大変だけど、頑張ってね♪
新公演出は、本公演で演出助手をされている熊倉飛鳥先生?
まだ、演出家デビューをされてない先生のことは詳しくないのですが
熊倉飛鳥先生は、下記公演で演出助手をされています。
2017年 CRYSTAL TAKARAZUKA(鳳凰伝とセットのショー)
2018年 義経妖狐夢幻桜
2018年 蘭陵王
2019年 花より男子
2020年 マスカレード・ホテル
2020年 アナスタシア
私が観た作品だけなので、観てない公演で、助手を務められてたかも知れません。
来年あたり、演出家デビューされるのかもね。
新人公演のキャスティングを考えるのも熊倉飛鳥先生?
このキャスティングが功を奏して、こんなのもあり、というような面白い新公になってたらいいなぁ~♪
新人公演は、少し、演出が変わったりすることもあると聞きます。
本公演と全く同じではないのなら、そこは先生の裁量で、どのように、演出を変えられるのか見どころです。
どうなるのか! 本当に楽しみです^^