ONCE UPON A TIME IN AMERICA 大千秋楽 、 公演できてよかった~!(ノД`)
今年の元旦に幕が開いた 雪組の「ONCE UPON A TIME IN AMERICA」。
その大楽の上演が危ぶまれることになるなんて あの時一体誰が想像したでしょうか?
本日、3月22日日曜日の東京宝塚公演 千秋楽。
一生忘れない。
東京公演の幕が上がった、と思ったら、9日目から公演中止。2日間だけ開けて また中断。
これはきつかったと思います。
東京の新人公演も流れてしまって…
宝塚の新人公演で 新公主演のしゅわっち(諏訪さき)がご挨拶で、今すぐにでも東京公演にむけてお稽古したい気分、とおっしゃってました。その東京新公がなくなってしまい、本当にお気の毒。
生徒さんたちも、モチベーションを保つのも大変です。
でも、劇団のご尽力で前楽と楽の公演ができて本当に良かった。
上がった幕は、絶対に下ろさねば、という強い意志が感じられました。
退団者のひとり、ひめちゃん(舞咲りん)が明かしてくれたエピソード。
二度目の中止が決まった時に終演後、演出の小池先生が来てくださって 幕の内側でだいもん(望海風斗)と抱き合って、必ず演りたい、やろう、とおっしゃってたのを見て 胸が熱くなった、と。
当初無観客公演もありうる、というお話でしたが、宝塚人生も残り少なくなっただいもんの貴重な公演を見てもらえてよかったね、って思いました。
望海風斗、泣く!
上述のこともあり、千秋楽の公演が出来て 組子のみなさん、感無量だったことでしょう。
やはりトップとして 組を引っ張るだいもんが一番こみ上げてきているようで、言葉を発しようとする度に、
こみ上げるものがあって言葉が止まりかけたり、ごまかすように 突然高笑いをしてみたり w
それでも 退団者の三人に囲まれてお話をしているとき、ひめちゃんの話しを聞いているときも、必死でこらえながら頷いていましたが…やはり何か言おうとすると嗚咽が漏れそうで苦しそうでした。
時々目頭に手を当てるだいもん。
こんな姿、初めてみました。
新型コロナウイルスの感染拡大が終わったわけではないけれど、全員が元気に千秋楽を迎えられたこと、万感の思いを噛み締めて 心底ホッとした 解放の涙かも。
宙組へ異動の潤花ちゃんにも温かく
異動が発表になった潤花ちゃんの名前を呼んで、ご挨拶の機会をあげてました。
まだ 全国ツアー公演が残っているけれどよろしくお願いします、と。
なんだか ほのぼのとした空間で 本当に雪組は温かいよ。
⇨ あたたかい雪組♪ ひかりふる路・新公配役♪ 2017.10.05
独自のテレビ局を持っている宝塚は強い!!
ディズニーが、ショーをYouTubeで流しているのを初め、YouTubeでライブの配信をしている方もいるようです。
福山雅治さんは、無観客でコンサートをされたご様子。
人の目に止まる部分は一部で、そこへ至るまでの計画から準備段階から、いろんなスタッフが膨大な時間を掛けて作り上げている公演。
やはり、なんらかの形で観たいですよね。
スタッフ、裏方さんも 公演があってこそ苦労が報われるというもの。
生観劇出来なくても、観る機会を増やして欲しい、そんな機会の一つがライブビューイングでしたが…
人が集まる閉鎖空間、ということで早めに中止が発表になりました。
タカラヅカ・スカイ・ステージ、いつも 生徒さんの素顔で癒やされてますし、見逃した公演を観ることもできるし、毎朝のニュースで情報ゲットしてて 常日頃からありがたく思っていますが、今回ほど ありがたみを感じたことはありません。
NHK-BSは、ここ最近、毎年お正月の3日に宝塚のレビューを生中継してくれてますが タカラヅカ・スカイ・ステージは初めてのこと。技術的なことをクリアするのも大変だったかもしれませんが、よくやってくださいました。
お礼申し上げます!
今日は、3時半から、テレビの前に鎮座してじっくり楽しみました♪
円熟の極み。と演出の小池修一郎先生が褒めた! 感謝した!
作品は小池先生が、ずっと舞台化したいと思ってらした 思い入れのある作品でした。
主人公のヌードルスは、だいもんにはまり役で、先生の熱意と、だいもんの持ち味が出会って昇華し、素晴らしい深みのある作品になっていると思ってます。
小池先生をして「よくもここまで自分を熟成させてくれた」と言わしめる望海風斗、最高~~!!
少年期から老年期まで 一人の男の数奇な人生を演じきっただいもん、そしてその仲間たちを演じた生徒さんたち。
もう、雪組のみんな、素晴らしいよ!!
今日、改めて観て、すべてが愛おしく思えるぐらい いい作品でした。
それだけに東京公演、公演中止が多くて もったいなかった~
いつか、また。と思うけれど ヌードルスは 役者を選ぶ役。
誰でもができるお役ではないので じっくりと時が来るのを待って欲しいです。
1幕の最後は、何度見ても見応えありますね!!
だいもんは、歌も演技も巧いし、真彩の歌声は天井知らずの高音で美しいし、来年にはもうこの二人のデュエットは聴けないのだと思うと残念すぎる、寂しすぎる、心に穴が開いたようになる!
本当に、「ONCE UPON A TIME IN AMERICA」を作ってくださった小池修一郎先生に感謝!
そして あの時代の空気感を出して作り上げた 雪組の皆さん、類まれな歌声で魅了する真彩希帆ちゃんと、素晴らしい存在感と歌唱力で君臨する望海風斗様に 感謝、感謝です。
こんなにテレビで公演を集中して観るのは 本当に久しぶりでした。
楽しかった~♪