宝塚ブログ 心は青空♪

夢の世界☆宝塚のあれこれを語ります♪ 5組観劇派

【雪組】望海風斗 深イイ話|2つのDream Time

今月放送の スカイ・ステージ・トーク Dream Time #37と#51「望海風斗」を観ました。

Dream Timeは、若手男役がMCを務め、各組のスターをゲストに、楽し#お話する番組です。

トークは、人となりが見えるので興味深いですし 若手との関係性も見えて楽しいです。

 

Dream Time#37と #51 両方望海風斗様がゲストです。

 

#37のMCは 96期真地佑果と 97期永久輝せあのお二人。

#51のMCは 101期縣千と 102期彩海せらのお二人。

 

#37の方はだいもん(望海風斗)が 花組から異動してきて1年半後の2016年5月の撮影でしょうか。

4年前ですね、#51では、MCも5期下の下級生になりました。

東京公演中の撮影のようで、「ONCE UPON A TIME IN AMERICA」の東京公演が休止になったので、その時間を利用して だいもん、2回目のDream Timeに登場になったのかしらね。

 

花組「エリザベート」の千秋楽の翌日に、(「ルパン三世」と併演のショー)「ファンシー・ガイの」稽古場に合流しただいもん。

タンゴ場面の歌唱に圧倒された、と雪組に来たばかりのだいもんの印象を語る2人。

 

ルパン三世の(加納惣三郎)、アルカポネの完璧具合を観て、役に対して綿密に考えてらっしゃる、とひとこ(永久輝せあ)。

硬くて怖いかたなのかなと思っていたけれど 舞台に対して意識の高い方だと思った。と。

 

だいもんは…え? これ 褒めてくれる回?? σ(^◇^;) 笑

 

歌上手の先輩から、学ぼうとする2人が ウォーミングアップについて質問!

ウォーミングアップは、肩甲骨を動かしたり、首の筋肉をほぐしたりするそうです。

 

男役としてかっこいい仕草は…娘役を相手にしたときの自分との空間のとり方。

舞台人として一番大切にしているのは 

自分の心を動かさないと相手に伝わらないし ショーなら、自分が心から楽しむことで伝わると思う。

 

そして、このときから4年後の今、だいもんは押しも押されもせぬトップスターとなり、雪組の顔、というばかりでなく、宝塚歌劇団の顔と言っても過言でなない存在になっていますね。

 

退団も発表されて 残された日々は少なくなってきましたが、そんなだいもんに、若いふたり、あがた(縣千)とあみちゃん(彩海せら)が、質問するのですが…

 

#37のときとは違って、舞台についてや、手の表情、目線の使い方などをレクチャー。すごく興味深いお話に引き込まれました。

男役の出ている部分は少ないから 手の表情が大事、自分の持っている「手」をいかに素敵に見せるかを考えているそうです。

 

手も大事だけれど 目も大事。目線は動かしちゃだめ、ビシッと見つめて からの~ ウインクだったり 髪かきあげだったり・・・そうやってお客様に期待をもたせるのだそうです。

銀橋に出るときなども コーナーで「2階席のあの辺を見る」と決めておいて 迷いなく視線を送る。

時間のあるときは、客席に(上手から下手まで)ゆっくりと視線を移していく、という事もこともあるそう。

いろいろと研究されているんですね。

研究といえば、声もどこまで伸びるか、もっと深い声がでないか、と日々お稽古されているそうです。

以前外部の男性と共演した時に 体の腰の方から声が出ていて「体が楽器なんだ」と思ったんですって。井上芳雄くんの事かしら?(「井上芳雄 シングス ディズニー」で共演しましたね。)

 

若いMCの二人はだいもんのお話に聞き入っていました。

 

だいもんがトップスターという立場になったからなのか、残された時間が少ないから男役芸を下級生に伝授しておこうという気持ちが強くなったのか、3人の芝居や舞台に対するパッションを感じる#51でした。

 

トップスターになっても、まだまだ上を目指そうとする探究心が素晴らしい!

そんな向上心や掘り下げる姿勢も 二人に伝わってたらいいな、と思います。

 

#37の興味深い話

 

*宝塚に入っていなかったら 今頃何になっていたか?

キャトルのお姉さん

 

*演じてみたい歴史上の人物

ジョン・デリンジャー

実在のギャング「デリンジャー」を描いた映画「デリンジャー」を観て演じてみたい、目の芝居をしたいと思ったそうです。でも「アルカポネ」を演らせてもらったので満足した、と。

でも、このときにはまだ知らないけど「ONCE UPON A TIME IN AMERICA」でもギャング演りましたね。クールで苦み走った表情はだいもんがピカイチですから~♪

 

ここで、まち(真地佑果)がトルコのオスマン帝国のハーレムを題材にしたものをやればいいのに、と。

ヒュッテムの名も出していたので 彼女はドラマで観て知ってたんですね、今春 宙組で演る予定になってた「壮麗帝」ですね!

先見の明ある~!

 

*作品当てゲーム

演じた登場人物のセリフをあてるゲーム。

「俺は俺の道を全うするだけだ」 ベルサイユのばら外伝より

「俺と離れるのがそんなに寂しいのか」Victorian Jazz

だいもんが言うとかっこいい。声の出し方、アクセントの位置、単語と単語の微妙な間。

まちのセリフとは似ていて非なる 男臭いセリフでした、さすがです。

 

#51の興味深い話

*今ハマっている食べ物は

海ぶどう(沖縄産ぷちぷち食感の海藻)。海ぶどうを知らない縣は、フルーツ?とあみちゃんに聞いてました^^;

*3人で「エールの残照」のいち場面をセリフ劇で。

ロージー、ダニエル、シャムロック伯爵を それぞれだいもん、あがた、あみちゃんで。

女性役に当たっただいもんは ノリが悪くセリフを早口で「フッ」と笑いながら読んで やる気な~~しw

で、配役交替で、

だいもん シャムロック伯爵、ダニエルをあみちゃん、ロージーを あがたでやり直し。

2回目は大成功! あがたのロージーが面白かった!

 

 だいもんの舞台にかける思いが伝わる Dream Timeでした^^