宝塚ブログ 心は青空♪

夢の世界☆宝塚のあれこれを語ります♪ 5組観劇派

望海風斗✕浅田真央|SWITCHインタビュー 達人達

柚希礼音、早霧せいなに続いて、宝塚では3人目の達人、望海風斗様 スイッチインタビューにご出演♪

のぞ様だけは、現役でのご出演ですね。

 

退団が決まっただいもん(望海風斗)には、様々なご褒美的な企画がありました。

 

ナオト・インティライミさんプロデュースの「夢をあつめて」もそうですが、「SWITCHインタビュー 達人達」ご出演もそのひとつですね。

 

今回は、だいもんが、浅田真央ちゃんをご指名したようです。

 

世界を舞台にトップを走り続けてきた真央ちゃんと、雪組を牽引するトップスター望海風斗。

 

浅田真央ちゃんは引退後、2018年から「サンクスツアー」と題する、応援してくださった皆さんにお礼の気持ちを伝えるツアーを北は北海道から南は沖縄まで37会場で32万人以上!!を動員して回っているそうです。

 

9人のスケーターを集めて、企画、構成、演出、振り付けから照明、衣装まで考えているそうです。

そして 中心になって滑る…その結果は、全て真央ちゃんに返ってくるのです、重責を担っているのですね。

 

だいもんも、連日の大劇場公演の席を埋める責任、トップスターとして、雪組の組子をまとめる責任…

 

お二人には共通するのは「リーダー」としての役割。

話している中に、これからのこと、舞台やリンクでのあり方に、ヒントをもらえたかもしれませんね。

 

宝塚雪組トップスター 望海風斗編

真央ちゃんが待ち合わせ場所に向かいます、そこは銀橋下。だいもんが襟にキラキラの付いた黒スーツにリボンタイでお出迎え。

真央ちゃんを自身が主演を務める「ONCE UPON A TIME IN AMERICA」の観劇にご招待したのだそう。

観劇の興奮の残る真央ちゃんは、お目々をキラキラさせながら、先程まで 舞台でキザってただいもんとご挨拶^^

銀橋にいざなわれ…いいんですか??と階段に…だいもんが手を差し伸べてエスコート、いいねぇw

 

久しぶりに舞台裏見ました。以前 紅子(紅ゆずる)が黒柳徹子さんを案内してるのを観て以来かな?

緞帳が上がって、ライトが二人を照らし出すと…「暑いですね」って。

3月にしては薄着の真央ちゃんがライトを暑い、と言うことは、通常の公演であのライトを浴びながら大羽根背負ってご挨拶されるトップさんて…本当に大変だわ、改めて思いました。

 

真央ちゃんは、観劇して、声量が大きくて迫力がありました、と、一番いいとこついてくるw

「マイクは付けてるけど 生の声が届いたらいいな、と思ってる」と だいもん。

 

動きの早い所や、ゆっくりタメのあるところもあった、と真央ちゃんポイント押さえて観てますね!

「意識してるのは役の感情でいきをする。目線の使い方は ショーはライトを目に入れる、動きも早くしたり ゆっくりしたり…感情がじわっと来る時はゆっくり。そういうのを考えながらやってて楽しい」そうです♪

 

声が低いですね。

『カラオケ』で男の人の低音の歌を歌って声を潰そうとしたけど 高い声の男の人もいるから無理しなくていいよ、と言ってくださった方がいて自然体になったそうです。

天海祐希さんを観てかっこいい こんな男役になりたいと思った。歌やダンスのように<男役>というスキルが必要。仕草や声の出し方など、男役10年と言われるように 10年かけて身についてくる。映画など観てエスコートの仕方など参考にしてる」

役の魅力を自分の体、演技を通して出せる人になりたい。

 

真央ちゃんもスケートのパフォーマンスでペアで踊ることがあるそうです、アドバイスを。

「スケートのペアは宝塚のデュエットダンスと似てるから ストーリーを大切に 振りを確認しながらどんな感情かを考えて」

 

舞台もスケート競技も失敗はつきもの。

落ち込んではダメ、巻き返す。真央

ファンのひとに言ってもらった言葉がヒントになることがある。ファンと一緒に作り上げる感。望海

 

元オリンピックメダリスト 浅田真央

真央ちゃんが練習するスケートリンクへと向かっただいもん。

7月でも気温9℃。ダウンを着込んでの対談でした。

 

真央ちゃんが現役時代から考えていたこと、選手のときにできなかったことを詰め込んでパフォーマンスをつくっているそうです。

スケーターは基本、1人で自由に滑っているから みんなで合わすのが大変だったそうです。

細かいところまで詰めて 妥協せずに合わせているのだそう。

 

ここで…2人でソチ五輪の失意の16位から、完ぺきな演技で6位入賞を果たした 伝説のフリー、ラフマニノフピアノ協奏曲第2番でのスケーティングを観ました。

 

何度観ても泣ける、というだいもんは、当時、テレビの前にお布団を持ってって観てたそうです。

 

さすが アスリート、すごい精神力ですね!

 

真央ちゃんは引退後「真央が行く」という番組でパラアスリートを紹介しています。

パラアスリートの方に、「パラアスリートはオリンピックに出ても全然注目してもらえなくて…」という言葉を聞いて、パラアスリートを紹介することに意義を見出しているようです。

 

最後に、真央ちゃんからだいもんへプレゼント。

なんと! だいもん1人のためだけに「蝶々夫人」をスケーティング。

NHKもライティングに凝って、まおちゃんは着物風デザインのコスチュームで滑りました。

 

氷を斬るエッジの音がすごい迫力です!

世界選手権やNHK杯のリンクと違い 目の前で! これは圧巻ですね~!

 

もう、ことばにならない!!と感無量のだいもんとやりきった感の真央ちゃんのほのぼの感が素敵でした。

 

日本のお茶の間の皆様 Eテレでも宝塚を観てくださったかなぁ?

この番組の視聴者層がどういう方たちかわからないけれど、今回、宝塚の魅力をダイジェストでお届けしてます♪

 

歌唱力自慢のだいもんの「ファントム」どうしてこの世に生まれてきたんだろう~♪ や「壬生義士伝」「ONCE UPON A TIME IN AMERICA」「SUPER VOYAGER」などのワンシーンが流れましたし 普段は見れない舞台裏や、大羽根が吊るしてあるところも…

 

興味を持ってくださる方がいらしたら嬉しいな!

 

とは言え…今は、もともとのファンですらチケットゲットが難しい状況です。

 

宝塚歌劇、一度は観てみたいわ、と思ってもコロナ感染拡大防止で客席半分、チケット難。

これから新たに宝塚にハマるのも至難の業だわ…

 

ま、でも宝塚の魅力が伝わったと信じています!