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夢の世界☆宝塚のあれこれを語ります♪ 5組観劇派

【宙組】ネバセイ、お芝居の感想~♪|3月3日11時公演観劇分

ネバセイ、すごく評判いいですね!!

ついついTwitter(ダジャレ?)を見てしまいます^^;

そして、相変わらずむふむふしています^^

 

今日は、歌唱とコーラス以外の感想を書きます^^

 

初演のNever Say Goodbyeは、トップコンビのほかはほとんどモブ!って聞いてたけど、モブの中でも、きちんとお歌をもらってる方もいたせいか、あまり気にならなかったです。

 

今回は、適材適所で、歌上手に場面あるし、退団者への愛もあるし、振り付けも新しくなって、スタイリッシュ!

 

初演であったのか知らないのですが、映像も効果的に使われてましたね~♪

朝焼けの空や、オリーブの木のある丘から望む村に太陽が差し込んで朝になっていくなど、空の変化も美しかったし、サグラダ・ファミリアバルセロナの町もリアリティがあってよかったです!

 

サグラダ・ファミリアの地下の場面のセットもすごく素敵でした。

 

実在するお祭り、「サン・ジョルディの祭り」の場面はドラゴンとサン・ジョルディ、お姫様のお人形が登場してわかりやすかったのと…バラがとてもきれいでした^^

 

二幕の冒頭で、このサン・ジョルディとお姫様に扮して真風と潤花ちゃんが踊るのですが…

真風の衣装が…シルバーで、ランスロット彷彿!

なんだか胸熱…(T_T)

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ジョルジュ・マルロー    真風 涼帆  

ポーランドの貧しい家に生まれ育ったけれど、自分の力で写真家になりアメリカで成功していたのに。

写真家として、今起きていることを記録したい、とスペインにとどまり、いつしか戦いの渦に、自ら身を投じたジョルジュ。

まぁ、真風のかっこいいこと!!

どのお役も好きですが、ジョルジュ役もいい!

特に潤花ちゃんとの絡みが好き^^ 

二人のコンビ感が良いですね~

シャーロック・ホームズ」より今回の方がコンビ感を強く感じられて好きだわ。

真風が、海外ミュージカルを経て、ロングトーンで歌えるようになったのがとても嬉しい^^

自信に裏打ちされた余裕が、良い芝居につながっているように思います^^

ラスト、大切なカメラをキャサリンに託し、ひとり人民戦線に加わるために去っていく…その後ろ姿が余韻を残して泣けます…

 

キャサリン・マクレガー    潤 花       

雪組時代はキャピキャピしたイメージでしたが、宙組に来て、10期上の真風と組むことで、本来の華やかさはそのままに、落ち着いた大人の女性も演じられるようになって、組替え大成功!

滑舌がよくて、台詞回しも巧い^^

脚本ゆえ、最初は、怒ってばかりのちょっと嫌な女性、というイメージでしたが、その分、ジョルジュに惹かれていくところはわかりやすくてよかったです。


ペギー・マクレガー    潤 花    

キャサリンの孫も潤花ちゃん、二役。

今風の衣装で、ギャップ萌え ^^ こちらは可愛い女の子。

 

ヴィセント・ロメロ    芹香 斗亜   

誇りとも言える闘牛士を捨てる覚悟の、闘牛士仲間との場面が印象的。

豪華なマタドール衣装がお似合い~!!

オリンピック選手たちと人民戦線に加わるも、衣装がアースカラーだから、もったいない…

いつもセンター付近に居るけど、戦闘シーンは茶系が入り乱れて。

それ故、初演では、余計にみんなモブに見えたかも。

   
コマロフ    夏美 よう     

ソビエトのは…ずんちゃん(桜木みなと)演じるアギラールのいる統一社会党を支援していて…常に後ろで後見人の様に立っておられます。

あまりセリフは無いのですが、キキちゃん危機一髪(ダジャレ風w)な時に、ズドンと一発、スカ~っとしました^^

 
マーク・スタイン    寿 つかさ

映画のプロデューサーなので、スター女優の天彩峰里ちゃんと行動を共にしてます。

アギラールの一方的なやり方に戸惑いと怒りと…という役どころで、華やかな見せ場はないものの出番多し♪

  
パオロ・カレラス    松風 輝       

めちゃくちゃ美味しいお役。歌唱場面もたくさんあり、楽しそうに生き生き演じてますね^^

ラジオバルセロナも、ずんちゃんアギラールが介入してくるので、見せ場あり^^


ピーター・キャラウェイ    春瀬 央季   

今公演でご卒業のかなこ。

キャサリンと作家仲間なので潤花ちゃんとの絡みもあり、出番もいつもより多く、歌唱場面もあって、「退団者に愛」を感じて嬉しい。

かなこちゃんは、かっこいいので、大柄で華やかな潤花ちゃんと一緒でも負けずにお似合い♪

 フランシスコ・アギラール    桜木 みなと

悪いし、やらし~!

何でも自分の思い通りになると思っているところが鼻持ちならないけど、キャサリンをクスリを使ってまで自分のものにするところが許せないし、タリック(亜音有星)に自白剤飲ませたり(そんなものがあるのか疑問)、拷問するのも酷い。

…という悪役、ここまで悪いのは初めてじゃない?

ずんちゃんの黒い役、新鮮だったわ!


アニータ    瀬戸花 まり  

ジプシーの占い師、といえばどんな作品でも何故か歌上手枠。

例にもれず、瀬戸花まりちゃん。

ロマ(ジプシー)故に裏の世界に通じているから助かる^^

今公演でご卒業のせとぅ。

信じられないです、末永くご活躍されると思っていたのに…お歌がお上手なので残念です。

 

マックス・ヴァン・ディック    紫藤 りゅう

今公演、4番手のもえこ(瑠風輝)とセンターを分け合って、すごく目立っていました。

この所、役付がいいですね!どうなっていくのか…元星組生だから、応援してます^^ 

ラ・パッショナリア    留依 蒔世   

話題をさらってるあーちゃんのラ・パッショナリア。

銃を掲げて堂々のセンター、とてもよく似合います!

男勝りな感じのラ・パッショナリア、男役が演じるのにぴったり、しかも巧い。

誰かと絡んで芝居する、というわけではないのに、全て歌唱の素晴らしさで持ってった。

 ビル・グラント    瑠風 輝   

今、もえこにアゲアゲの風が吹いている。

だから、なんだか生き生きしてますね、ポジションもアップしたし、歌もうまいし。

路線を驀進中、のイメージです。 


市長    若翔 りつ     

りっつもお歌が素晴らしかったし、イケオジ♪

星組だと、オレキザキ(輝咲玲央)的ポジションかな?

お父さんとか、貫禄のある役職の人が似合いますね。

各組にひとりは絶対必要なイケオジ枠、これからもご活躍に期待。

 
エレン・パーカー    天彩 峰里     

わがまま言って困らせるタイプの、スター女優。

なかなか難しかったらしく、小池先生がまかぜを顎で使うぐらいでないとダメ的なことをおっしゃってました(歌劇2月号)が、大成功でしたよ~♪

キャサリンに対抗心あるけど、スペインから早く帰りたいエレン、スター女優はそれでいい、うん^^


テレサ    水音 志保   

今回美味しかったですね~。ロメロの恋人役。

セリフも多いし、キキちゃんと絡んでのお芝居も、キスシーンもあり、すごくよかったです。

ロメロの実家に逃げたけれど、戦いに参加する、というロメロに「ここに残るというような男なら最初から惚れちゃいないよ!」って言ってキスするところは最高にかっこいいです!!   


タリック    亜音 有星    

オリンピアーダの中で唯一目立つお役。

裏切り者!と言われて「拷問されたんだ~」「自白剤を飲まされたんだ~」と泣きに入るところは可愛いと言うか、憎めないと言うか(ほぼ同じw)。

可愛いです!

 

エンリケ・ロメロ    奈央 麗斗

107期、研一にして、主な配役にお名前が載って、トップ娘役の潤花ちゃんと二人芝居があるなんて!すごい!!

月組の107期の一輝翔琉くんも、阪急の初詣ポスターに登場して話題でしたが、こちらは舞台でご活躍なのがすごいです。

これから注目したいと思います!

 

ざっくりお芝居の感想でした~♪