9月4日金曜日に 宝塚歌劇団から発表になった情報の中に、専科のかちゃ（凪七瑠海・なぎなるうみ）のコンサートの発表がありました。
深読みhappyだけでなく、多くのファンが、かちゃのコンサート、と聞いて えっ？？？
と その意味を考えられたのではないでしょうか？
89期、思案のし時？
宝塚バウホール公演
■主演・・・凪七 瑠海◆宝塚バウホール：10月12日（月）～10月25日（日）
一般前売：2020年10月3日（土）
座席料金：全席6,500円
※新たに公演を追加して上演いたします。凪七瑠海コンサート
ロマンチック・ステージ
『パッション・ダムール －愛の夢－』
作・演出／岡田 敬二宝塚歌劇公式HPより
ディナーショーやコンサートって ご褒美やお餞別的な要素が多いから その後に組み替えや退団があったりします。栄転の景気づけってこともありますね。
現在、89期は 雪組の望海風斗、沙月愛奈、そして 専科の凪七瑠海の3人だけ。
まだ発表にはなっていませんが、沙月愛奈さんは、だいもん（望海風斗）と同時退団かな、って思ってます。
じゃあ かちゃは？
・退団コース 89期は、1年以内に3人とも退団する。
・栄転コース かちゃは、どこかの組でハローグッバイもしくは短期でトップになる。
退団コースだとしたら？
タイミングが気になります。
専科さんなので、◯月◯日付けで退団、
と発表される事もありうるけど、二番手までいったスター専科さんだから どこかの組で大階段を下りてご挨拶されると思ってます。
星組で退団される華形ひかるさんのように。
・・・となると、10月のコンサートの後の大劇場公演は、宙組か雪組ですね。
宙組は、入団時の組で、男役10年をまるっと宙組で過ごしたかちゃですから、古巣で大階段を下りるのはあり、かな？
それとも、同期のだいもん、あゆみさん（沙月愛奈）と共に 89期全員集合で 雪組で一緒に盛り上がって退団かしら？
コンサートに出演する生徒さんも、雪組生らしいですね。
伸びやかなダンスと歌声で、数々の作品を彩ってきた専科の凪七瑠海が、雪組からの選抜メンバーを迎えてコンサートを開催。
宝塚歌劇公式HPより
昨年の「壬生義士伝・Music Revolution」にかちゃは出ましたしね。
ショー「Music Revolution」では、同期のだいもんと絡む場面もあって、お二人とも、とても楽しそうでした。
以前記事に書きましたが、スカイステージのニュースの1コーナー「プリプリティータイム」のコーナーに雪組のプリンスとして登場。
え？ 雪組生ではないけれど？？？ と思ったのですが、3人のプリンセスに適切なアドバイス。
同じ組ではないのでいつも見ているわけでは無いのに 観察眼鋭いし 落ち着いてソフトな語り口、かと思えば、おちゃめだったり きざなプリンスだったり、振り幅大きくて 好感度うなぎのぼり for meでした。
お稽古場でも、雪組生といい関係を築いていたのかな？ どんなメンバーが選抜されるのか楽しみです！
…って、もう出てるよ、って教えてもらいました、ありがと！
【キャスト追記 2020.9.7】
| 千風 カレン | 久城 あす | 天月 翼 | 沙羅 アンナ | 叶 ゆうり |
| 星南 のぞみ | 彩 みちる | 希良々 うみ | 眞ノ宮 るい | 汐聖 風美 |
| 縣 千 | 有栖 妃華 | 一禾 あお | 莉奈 くるみ | 壮海 はるま |
| 愛陽 みち |
栄転コースはあるのか？
私がヅカファンになってから、学年があがってからトップになった方は、
大空祐飛（宙組）、壮一帆（雪組）、北翔海莉（星組）のお三方。
＊大空祐飛 78期 1992年入団 2009年トップ 研18
＊壮一帆 82期 1996年入団 2013年トップ 研18
＊北翔海莉 84期 1998年入団 2015年トップ 研18
そして もし かちゃがトップになるとしたら…
＊凪七瑠海 89期 2003年入団 2021年トップ 研19…になってしまいます。
トップになるのは研18まで、と聞いたことがあります。やっぱり無理なのかしら？？
某組で、トップになるという青写真もあったようですが…
2010年に、ポンズクレンジングクリームのCMに 5組の89期のスター候補生が登場しましたね。
花＝望海風斗、月＝明日海りお、雪＝蓮城まこと、星＝美弥るりか、宙＝凪七瑠海の5人。
トップスターになったのは、明日海りお、望海風斗のお二人でした。
今、花の95期と言われていますが トップスターは何人生まれるんでしょうね…
小顔でスタイルの良さが裏目に？
2009年の月組のエリザベートは、2008年に「Me & My Girl」で退団されたトップ娘役・彩乃かなみちゃんの後任がいないまま、エリザベート上演。
かちゃに白羽の矢。
これは「かちゃエリザベートありき」の月組トップ娘役不在だったと思ってます。あえて不在にしてたんですよね、かちゃを呼ぶために。
エリザベートにはお金がかかりますし。
小顔で細身のかちゃならできる、と劇団も踏んだのでしょうけど。
男役なのに、いきなり違う組で娘1のお役を演じる、しかも人気の「エリザベート」で。
娘役なら誰しも憧れる役を他組から？ と決してウェルカムではない空気の中へ入ってのヒロイン役は精神的にきつかったのでは？とお察ししてます。
男役道驀進中で、低い男役の声を出そうとしているのに、エリザベートで求められるのは「高音の伸び」。無理じゃん。と思うのですが 抜擢されたらやるしかないのが辛いところ。
2回目の女役は、月組から特出、（←専科って書いてたので訂正しました）専科公演「オイディプス王」。
とてもむずかしい役でしたが、お上手でした。
これ、理事（轟悠）の相手役だったので、もしや…？と思ったことがありました。＾＾；
劇団に翻弄された凪七瑠海
まだ、新人公演の主演すら経験していないというのに、
2009年月組「エリザベート」に いきなり他組で娘役
のエリザベート役に大抜擢されるという荒っぽいキャスティングの餌食に…。
2013年には、月組に、すでに同期の美弥るりかが2番手にいるところへ 更にダブル2番手として宙組から異動。
トップ・龍真咲退団に伴い 美弥るりか2番手残留、凪七瑠海専科に異動、珠城りょうがトップに。
もう、気の毒すぎます… すべて劇団の（ｒｙ
それでも、演るべき時には、きちんといいものを見せてくれてますから、どうなるにしても、満足のいく宝塚人生を歩んでほしいなぁと思ってます。
