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夢の世界☆宝塚のあれこれを語ります♪ 5組観劇派

各組次期トップ娘役候補は?|動画配信を見て思う

OUR FAVORITE TAKARAZUKAを観てよぎった様々な思い

 先日流れた「OUR FAVORITE TAKARAZUKA」の映像を観て、第一印象は先日書きましたけど、その時に、同時に思ったことの一つが…

トップと2二番手の歴然とした差

トップと2番手、トップ娘役の「トップ3」が組の顔として劇団の出版物の表紙を飾ったりしていますね。

トップと2番手の並びって好きなんです。阿吽の呼吸で芝居を作る相棒的存在。

2番手は時には恋のライバル、主役を陥れる悪い奴といった憎まれ役、時には 男の友情を感じて胸熱にもしてくれる好青年のことも。

2番手は芝居を面白くするかどうかの鍵を握っているとも言えると思います。

 

そんな2番手さんは 殆どの場合がトップより学年下で、

2番手がトップさんを先輩として尊敬したり、慕ったり、相棒のように仲のいいところを見せて楽しませてくれますし、

トップが2番手さんをイジったりするのも時には面白かったりします。

 

そんな関係でもやはり トップと2番手の間には大きな壁があるのを目の当たりにしたのが「OUR FAVORITE TAKARAZUKA」。

 

舞台の上と下、というわかり易すぎる差。

 

舞台の上でライトを浴びて キラキラ笑顔で歌う5組のトップコンビ&轟さん。

一列目の2番手さんは、私が感じるだけかもしれませんが こころなしか、静かな歌い方でした。

 

2番手=次期トップ、は 100%ではないのですが 

2番手がトップになった時 その横に並ぶのは誰?

 …と次期トップ娘役候補を思い描いてみました。

以下 ワタクシ個人の感想ですので スルーお願いします。

 

花組 瀬戸かずや(90)

音くり寿(100)

都姫ここ(104)

→ 音くり寿ちゃんは入団成績2番で歌唱力の高さはヅカファン周知(知らなかったらモグリ)。ハンナのお花屋さんでは。ダンス力が優れているところも披露。実力は申し分ないです!! ただ童顔で、お役を選びそうです。トップ娘役の図を思い描きにくい for me

華優希ちゃんの任期にもよりますが もし長めなら、都姫ここちゃんの成長待ち。だとしたら あきら(瀬戸かずや)との学年差が14学年。

学年が開いていた大空祐飛(78)と野々すみ花(91)の13学年以上! 

あきらが次期かどうかも微妙なところではありますが…

 

月組 月城かなと(95)

天紫珠李(101)

白河りり(103)

→ 劇団の推しがすごいな、と感じる天紫珠李ちゃん。男役から娘役に転向して、新公ヒロイン、東上公演のヒロインも経験済み。着実に娘1への条件をクリアしていってます。公称身長が169センチから166センチに変更になりましたけど、娘役としてはやはり大柄。どうなるのでしょうか?

102期の蘭世惠翔くんがちゃんに変わりましたけど 身長が170センチ、ということでご両親有名人でもちょっと難しそう。「出島小宇宙戦争」では目立つお役をもらってましたが。

「I AM FROM AUSTRIA」の新公ヒロインの白河りりちゃんがお上手なのでイチオシです、可憐な雰囲気もグー♪

かれん、といえば 結愛かれんちゃん(101)、天紫珠李ちゃんと同期で101期の中では一番に新公ヒロイン務めましたね。とてもキュートなビジュアルでダンスもピカイチですがお歌が残念、本当に歌えたらいいのに…残念。

 

 

雪組 彩風咲奈(93)

彩みちる(99)

有栖妃華(102)

→ このところ、美味しいお役は全部潤花ちゃんが持っていったので 他の娘役さんが割を食ってる感ありました。

潤花ちゃんの影に隠れてしまっているけれど 有栖妃華ちゃんもお上手です。

劇団も先の事を考えて一人に集中しないように役を付つけていく事が大事だな~と思います。

 

星組 愛月ひかる(93)

小桜ほのか(99)

桜庭舞(100)

→ 星組は、柚希礼音様がトップの時にダンスに力を入れてたからか 「星組は歌唱力がない」って言われることが多かったですね。どういうわけか実力イマイチの生徒さんを使い続けたり、歌唱力のある生徒さんに歌わせなかったり。

星組の前トップ娘役は歌唱難でしたから ファンに「本役越え」と言わせないために歌上手の生徒を新公ヒロインに抜擢しなかった。

娘役の賞味期間は短い、と言われているのに できる生徒さんを抜擢しないのは本当にもったいない。後にトップ娘役になるためには新公ヒロインを経験していることが条件なのに。

新公ヒロインを2回も経験しているのに映像専科に異動した星蘭ひとみちゃん。星組Pやトップは何故 歌唱に難のある彼女を2回もヒロインにしたのか? 謎。

愛ちゃんが星組トップになるのかどうか、ことちゃん(礼真琴)の任期次第ですが、もしなるとしたら 歌唱面で支えるキュートなお二人のどちらかで♪

 

宙組 芹香斗亜(93)

天彩峰里(100)

夢白あや(103)

→ キキちゃん(芹香斗亜)は、2番手期間が長すぎてお気の毒ですね。真風(真風涼帆)の任期が伸びそうなので このまま宙組でトップになるかどうかも微妙な感じがしますが、もし宙組でトップになったとしたら… 歌上手の天彩峰里ちゃんか 劇団推しの強い夢白あやちゃんの線が濃厚。

あやちゃんは入団前の私生活についてとやかく言われ勝ちですが、歌もダンスもダメな娘役よりは舞台人としてOKだと思ってます。

 

娘役とは トップを色んな意味で支える存在

トップ娘役に求められるものは

★歌唱力

トップスターは、もちろん歌唱やダンスや芝居といったスキルが秀でてる方が多いですし ビジュアルやオーラといった努力ではどうすることもできない持って生まれた素質、みたいなものでファンを獲得してる方も多いです。

それだけに 技術面でサポートすることがトップ娘役に求められていると思います。

いつも記事にしてますが 宝塚には バレエを習ってた生徒さんが多いです。身長が伸びすぎて…と男役を目指すかたも。

ダンス力に歌唱力もある方もいらっしゃいますが 歌唱不安なトップさんを歌で支えるのがトップ娘役の役割の一つかな、と思ってます。

 

★寄り添い力

ブロともさんも記事にされてましたけど、トップスターとトップ娘役の関係は、学年差も影響していると思いますが、主従関係が一般的ですね。

夫婦に例えられるトップコンビは「夫唱婦随」が美しく 日本におけるステレオタイプだと思います。

もともと 男役と言えど、女性ですから 性差を出すために、娘役は「お慕いしてます」的雰囲気を出し、身長差がなければ「膝折」で男役さんを大きく見せる、などの技も駆使して 力強く、皆を守り、率いていくトップスターを演出する力、必要ですね。

 

★資金力

宝塚歌劇でスターになろうと思ったら、実家が資産家か、家族や親戚に有名人がいるか、強力なスポンサーがついているか…トップスターになればなおさらです。

実力あまりないのに いきなり爆上げで… 他組から異動で… なったトップ娘役さんは (ry

 

トップコンビの相性も問われるが。

「並び」と称せられる トップとトップ娘役の並んだときのしっくり感はとても大事だと思ってます。

お一人だとかっこいいのに 「トップコンビ」になると夢見れない時もあります。

 

トップ娘役は、トップさんが数人の中から選ぶ場合もあるし、この方で、と決められてる場合もある、と聞いたことが(読んだことが)あるのですが、どちらにしても 宝塚はファンに夢を見せてナンボの世界。

 

仮にこの方で、と決められた相手が苦手なタイプであろうと「お仕事」なのですから 二人で協力していい作品、いい「トップコンビ」を作っていく必要がありますよね。

仲良しクラブではないのですから 割り切りが必要。もし楽しくお仕事できたらラッキー、ぐらいの気持ちで。

 

以前、この二人並んだら大丈夫?と思ってたのに 蓋を開けたら大成功!という場合も有りました。

 

タカラジェンヌは「見られる」お仕事です。

だから 以前記事にした このトップコンビ、不仲なの?と心配させるような態度はカメラの前では絶対にあってはならないのです。

 

夢を売る素敵なフェアリーなのですから。