もう、息吐く間もない、幕開きから、フィナーレまで怒涛の1時間。
JAGUAR BEAT、すごいパワーでした〜!!
齋藤吉正先生のショーは、好みが分かれることも多いのですが、今回、「ワタクシ的に」大当たり!
昭和臭が心配だったのですが杞憂でした…
ものすごい熱量に圧倒されました。
情報量が多すぎて、咀嚼しきれないまま、どんどん場面転換、あっちもこっちも観てたら追いつけなくなってしまう…
充実の星組の、内容の濃いショーです。
斎藤先生ならではの映像使いで、
紗幕に、なこちゃん(トップ娘役・舞空瞳)がドーン!
⚠️ 観劇記録&感想ゆえ、ネタバレあります、ご注意ください。
ことなこの圧倒的存在が星組の柱
宝塚の5組のトップコンビ、それぞれ違った魅力がありますが、ことちゃん、なこちゃん、本当に可愛い ^^
歌って踊って、舞台狭しと大活躍のこっちゃん(礼真琴)ですが、やはりあの声、あの歌唱、最高です!
劇場内の隅々まで響き渡り、みんなのハートを揺さぶるこっちゃんの声。
あんなにキュートな笑顔なのに、よく響く低音ヴォイスから、高らかに歌い上げる高音まで、喉を自由に操って、素晴らしいよ…
キレのあるダンスで、ダンサーなこちゃんとのコンビならではの激しいデュエットダンスも見どころですが…今回は柔らかい雰囲気で、これもあり♪
ことなこの元に、ダンサーありちゃん(暁千星)も加わって、今後のダンス場面が楽しみです。
今公演で、嬉しかったこと♪
1️⃣ 組子の顔がよく見える構成になっていたこと
少人数単位で細かく役が付いているので、発見が多くて楽しめました。
銀橋使いも多く、顔が見えるのが一番うれしい^^
あれは!こんな所に!といちいち反応していると、脳内処理が大変なことに ^^;
2️⃣ 暁千星参入で、華やかさUP♪
月組で3番手、歌もダンスもお上手なショースター・陽キャラ、暁千星の参入は、星組にいい刺激を与えてくれたように思います。
そして、「可愛い」を卒業して、かっこよくなったありちゃん(暁千星)が組子の層に厚みを増してくれて…
スターが増えた星組、ますます楽しみになりました!!
ありちゃん自身、すごくやる気に満ちてる感じを受けますし、そんなありちゃんに刺激を受けて、星組組子もパワーアップしている気がします。
3️⃣ 極美慎のポジション盤石
『ベアタ・ベアトリクス』でバウ初主演を果たしたしんくん。
今回の大劇場公演で、一気にポジションアップしましたね!!
神々のメンバー(綺城ひか理、暁千星、天華えま、極美慎)に選ばれましたし、
噂に聞いていた、下手すっぽんからせり上がってくるフィナーレの始まりでの銀橋わたりも、頼もしくなったな…と、成長を嬉しく見守りました^^
これから、ポジションなりに求められることも増えてくると思いますが、期待に応えて頑張って欲しいです。
4️⃣ 適材適所の配役でストレスフリー、歌上手が増え、歌唱場面に見応えあり
歌上手の見せ場たっぷりで耳福。
こっちゃん(礼真琴)がトップになってから歌上手抜擢増えたような?
歌上手の同期、ありちゃん効果か? ぴーすけ(天華えま)も歌唱力UP、一時期の勢いが戻ってきた感。
安定のみほちゃん(有沙瞳)に、エンジェルボイスの小桜ほのかちゃん、るりはなちゃん(瑠璃花夏)、詩ちづるちゃん…エトワールに都優奈ちゃん。
頼もしい♪
今公演で退団の99期の歌上手・遥斗勇帆くんが、ソロ場面をもらっててすごく嬉しかったです。
『ロミオとジュリエット』のヴェローナ大公、はまり役でしたね、貫禄のあるお役が似合う生徒さんだっただけに、上級生になったらオレキザキ(輝咲玲央)の後を継げたかも。
齋藤吉正ショーのすごさ
脳内をざ〜〜っと駆け抜けて行った JAGUAR、
部分部分が、フラッシュバックのように蘇るのですが、色々ありすぎて、めくるめく世界でした。
パリのレヴューやニューヨークのミュージカル、ラテンダンスによるカーニバルショーでもない、”メイドインタカラヅカ”の夢舞台をお楽しみいただけますように
プログラム 真琴(真実)のファンタジー 齋藤吉正(作・演出)より
ジャガーがクリスタルバードを追いかける、と言うコンセプトはあるものの、プログラムのご挨拶で齋藤吉正先生がおっしゃる「メイドインタカラヅカ」の夢舞台、楽しみました。
おもちゃ箱をひっくりかえしたような、にぎやか、華やかな衣装と振り付け。
なにも考えずに楽しむのが吉。
幕が下りても目を離してはだめ♪
最後はこっちゃんがドーンと紗幕に映し出されて、See you again
楽しかった〜!
お芝居も、原作本以上に描きこまれていて素敵でした、感想はまた後日。