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夢の世界☆宝塚のあれこれを語ります♪ 5組観劇派

【花組】星風まどか花組トップ娘役、大劇場お披露目は谷貴矢先生大劇場デビュー作!

花組の次回大劇場公演は…「エリザベート」じゃないっ!!

まことしやかに、次回花組公演は「エリザベート」だと流れていましたが…違いましたね~^^

劇団は、まどかちゃんに、宙組→専科異動→花組、という組替えをしたので、ご褒美に「エリザベート」を持ってくるんじゃないか、という 理論で強力な「エリザベート」説。

ファンの「エリザベート」を観たい、という潜在意識もあったかも知れませんね。

 

まどかちゃんが「エリザベート」を演るとして。

 

れいちゃん(柚香光)の喉が悲鳴を上げそうなので れいちゃんには無理なのでは??

VISAガールのひとこちゃん(永久輝せあ)のお披露目公演じゃないの??

とは思っていました。

 

あまりに、花組エリザ、エリザ 言うのも、3月1日に劇団が発表した、決まってもない事をあたかも事実かのように拡散しないようにというお達しに引っかかるかもね。

谷貴矢先生、大劇場デビューおめでとうございます!

最近、若手演出家の先生方のバウホール公演デビューが続いていますね。

演出家も少しずつ新陳代謝が進んでいるのかも?

演出家は、誰でも見様見真似でできる仕事ではないので、生徒さんを育てるより時間がかかるのでは、と思います。

バウホール公演「アイラブアインシュタイン」(花組)でデビュー、バウ「義経妖狐夢幻桜」(雪組)、東上公演「出島小宇宙戦争」(月組)、東上公演「ダル・レークの恋」(月組)と経験を積んでこられて、いよいよ大劇場デビュー。

 

で、次回作は、

忠臣蔵ファンタジー
『元禄バロックロック』
作・演出/谷 貴矢

花、咲き乱れる国際都市、エド。そこには世界中から科学の粋が集められ、百花繚乱のバロック文化が形成されていた。
赤穂藩藩士の優しく真面目な時計職人、クロノスケは、貧しいながらもエドで穏やかに暮らしていたが、ある日偶然にも時を戻せる時計を発明してしまい、人生が一変する。時計を利用し博打で大儲け、大金を手にしてすっかり人が変わってしまったのだ。我が世の春を謳歌するクロノスケであったが、女性関係だけは何故か時計が誤作動し、どうにも上手くいかない。その様子を見ながら妖しく微笑む女性が一人。彼女は自らをキラと名乗り、賭場の主であるという。クロノスケは次第に彼女の美しさに溺れ、爛れた愛を紡いでいくのだった。
一方、クロノスケの元へ、元赤穂藩家老クラノスケが訪ねてくる。コウズケノスケとの遺恨により切腹した主君、タクミノカミの仇を討つために協力してほしい、と頼みに来たのだ。だがそこにいたのは、かつての誠実な姿からは見る影も無くなってしまったクロノスケだった。時を巻き戻したいと嘆くクラノスケに、時計を握りしめ胸の奥が痛むクロノスケ。だが、次の言葉で表情が一変する。コウズケノスケには、キラと言う女の隠し子がいることを突き止めたと言うのだった・・・。
元禄時代に起きた実話をもとに、様々なフィクションを取り入れ紡がれてきた、忠臣蔵。古来より普遍的に愛されているこの物語を、愛とファンタジー溢れる令和の宝塚歌劇として、エンタメ感たっぷりにお送りします。
クロノスケとキラ、二人の時がシンクロし、エドの中心で愛が煌めく。バロックロックな世界で刻む、クロックロマネスク。
この公演は、演出家・谷貴矢の宝塚大劇場デビュー作となります。

宝塚歌劇公式HPより引用

 

最初、タイトル見た時、「ロックオペラ モーツァルト」みたいにロック調の忠臣蔵かと思ったのですが。

 

バロック+クロック(時計)なんですね~!

クロノスケは、内蔵助(くらのすけ)と、クロノグラフ(時計)をかけてあるのね♪

 

いや、それにしても 既視感ある公演解説。

 

歴史上の人物をカタカナで表記する手法。

義経妖狐夢幻桜は、ヨシツネ、ヨリトモ、ベンケイ など

出島小宇宙戦争は、カゲヤス、リンゾウ、タダタカ など

 

元禄バロックロックは、クラノスケ、コウヅケノスケ、タクミノカミ。

 

義経妖狐夢幻桜にも

出島小宇宙戦争にも「エド」が出てきました。

 

 

これが 谷貴矢先生の「作風」と言ってしまえばそれまでだけど 「元禄バロックロック」で5作目、うち1作は、再演ものですから 4作中3作が 同じパターンって…

もっと違うのが観たいわ。

 

「出島小宇宙戦争」、去年(2020年)の上演だから、余計そう思うのかも。

 

柚香光・星風まどかの新トップコンビに 新しい時代の風が吹く作品

クロノスケがれいちゃん(柚香光)?

赤穂藩藩士の優しく真面目な時計職人、クロノスケは、貧しいながらもエドで穏やかに暮らしていた・・・

似合わんw

でも、時計で設けて「我が世の春を謳歌するクロノスケ」合ってるw

 

まどかちゃんは、コウズケノスケの隠し子・キラ。

 

どういう経緯で、「エドの中心で愛が煌めく」のか、まったく謎ですが、花組誕生100周年の節目にあたり、大正、昭和、平成、と駆け抜けて来た宝塚歌劇団。 

新しい時代・令和にふさわしい、新風が吹き込む作品になるのでしょう。

 

谷貴矢先生の演出は、前作は初演が1959年という「ダル・レークの恋」。

からの~ 2021~2022年花組公演、斬新な作品で振り幅大きいですね。

 

和モノ時代劇ではありますが、そういう感じでもないのがヤング谷先生の作風。

 

毎回 何が飛び出すかびっくり箱的作品だと思うので楽しみにしてます。

 

やっと ショーでダンスを魅せる時が来た柚香光

昨日退団した、望海風斗・真彩希帆。

望海風斗様のすばらしい歌唱を盛り上げる相手役に歌うまの真彩希帆ちゃんで良かった…

 

れいちゃん(柚香光)は、ダンサーですが、残念ながら、現相手役の華ちゃんはダンサーではないので、せっかくの持ち味を活かせずにいます。

 

星風まどかちゃんが、2番目の相手役に就任すれば、もっと難度の高いダンスで、ファンを魅了することが出来ると思います。

折しも 花組誕生100周年ですから、新しい相手役と心機一転、新しい花組カラーに塗り替えて♪

 

レビュー・アニバーサリー
『The Fascination(ザ ファシネイション)!』 -花組誕生100周年 そして未来へ-
作・演出/中村 一徳

 宝塚歌劇公式HPより引用

 

おなじみの顔ぶれも今公演で退団されるので、組替えで補充があるのかどうか…

 

「魅力」なんてタイトル付けて…れいちゃんの退団とか…ないよね ^^;

 

*コメントで質問頂いたので補足 

明日海りおさんの退団公演のショーのタイトル「シャルム」=魅力でしたから、ちょっと心配しました。