宙組公演 「FLYING SAPA」、「壮麗帝」…
順番に幕が上がって、少しずつ 宝塚歌劇も稼働できていますね、コロナ禍の時代だから 今まで通りに行かなくても、公演ができる状況になって嬉しいです。
そして今日、雪組の「炎のボレロ Music Revolution」の幕が上がりました。
おめでとうございます!!
初日おめでとうの重さが、コロナ前と後では全然違いますね…
2度の延期を経て ようやく、の思いが強かったからか 主演の咲ちゃん(彩風咲奈)は、涙を流してご挨拶した、と新聞各紙が伝えました。
なんとか、初日の幕が上がったことで 感無量の涙だったのでしょうね。
センターに立つ人は、動揺する組子や、陽性反応がでて落ち込む生徒さんをうまくまとめていく責任があります。
コロナは、試練だったかもしれませんが、より強い気持ちで公演に臨むことができたでしょうし、カンパニーの求心力もあがったのでは?と 転んでもなにかを掴んで起き上がりたいワタクシは、そう前向きに捉えます。
雪組は、2月の東京宝塚劇場公演の「ONCE UPON A TIME IN AMERICA」でも中止と再演で、気持ちを整えるのが大変だったと思います。
本来なら、この「炎のボレロ」は、5月2~26日、全国ツアーに回る演目だったのに、9日(休演日含む)13公演になってしまって…
全国ツアーでは、咲ちゃんの出身地の愛媛県も回るはずだったのに。
トップのだいもん(望海風斗)の退団も発表になり、2番手の咲ちゃんがほぼ次期トップと目されているだけに、全ツはプレプレお披露目的な意味合いもあるから 回りたかったでしょうね。
コロナのせいでいろんな番狂わせが生じて 皆を病だけでない、精神面でも苦しめてきますね…
「炎のボレロ」の初演は32年前とのこと、1988年か…光陰矢の如し。
筋書きもHPで読んだだけで詳しくは知らなかったのですが…
彩風咲奈✕潤花、朝美絢✕彩みちる、2組の恋が描かれていて…
家族を殺され、復讐に燃える青年貴族・アルベルトに 彩風咲奈。93期
彼を追う余命幾ばくもないフランス軍大尉に朝美絢。95期
トップ、二番手で演るような 敵対する役で、報道写真では、すごくクールな表情のあーさが印象的でした。
咲ちゃんは、潤花ちゃんと幸せそうに踊るお写真が^^
雪組の次期は トップ 彩風咲奈、 2番手 朝美絢 って事でOK?
実力、人気的に文句のつけようもないのですが 他組の誰かがスライドしてこないとも限らないのが怖い所。
だいもんの退団も延期になったので、その間に何が起きるのか予断を許さないから 発表があるまでピリピリです。
先のことは しばらくお預けにするとしても 潤花ちゃんが千秋楽の翌日付で宙組異動になりますから、トップ娘役が誰になるか問題が一番気になります。
潤花ちゃんの 宙組への異動は 誰にも予想できなかった青天の霹靂でしたね。
組み替えは、ダンサーや歌上手など、人材補強の為に異動される場合と、その後、トップ、トップ娘役に上げるために異動させる場合が多いです。
潤花ちゃんは後者なのかなぁ??と 宙組人事もにらみながら、いろいろと考えてしまいます。
異動と言うのは 1人だけの問題ではなく 送り出した組、迎える組の両方にいろんな影響が出ますから 雪組の今後も、宙組の今後も含めて気になるところです。
以前、95期 月組の朝美絢が雪組へ、雪組の月城かなとが月組へというトレードが行われました。
まだ発表になっていませんが 潤花ちゃんが異動になった後、宙組の娘役さんがトレードで雪組に異動するという事もあるのかな?と思ってみたり。
トップさんが退団を発表されるということは、それに伴う人事が大きく動くので正式発表が出るまで緊張感があります。
歌上手トップコンビと言われた 望海風斗、真彩希帆の後を担う次期は大変でしょうけれど また一味違った新鮮な魅力の雪組を作ってね、とバトンを渡すのは咲ちゃんだと信じています。
そして 確かな実力でサポートする朝美絢が二番手なら安心♪
後は歌える娘役さんがお相手だといいなぁと思います。
どうなっていくのでしょうか、皆が、というのは無いでしょうけど 多くのファンが納得できる人事でありますように。
雪組からも目が離せませんねっ♪