4月の下旬、『千と千尋の神隠し』再演のニュースが飛び込んできました。
映画は興行収入の記録を打ち立てましたし、昨年上演された舞台は『第47回菊田一夫演劇賞』を受賞。
NHKBSでメイキング番組も放送されましたね。
目次:
華優希は、リン と千尋の母の二役をシングルキャストで
昨年の『千と千尋の神隠し』では、リンと千尋の母の二役を、宝塚OGの95期妃海風ちゃんと、96期咲妃みゆちゃんがダブルキャストで入っていました。
妃海風ちゃんは、ご結婚されて、しばらくお仕事はおやすみされると発表されましたから、今回のキャスティングはなし。
咲妃みゆちゃんも 7〜8月はCOCOON PRODUCTION 2023 「少女都市からの呼び声」の雪子役にキャスティングされていますし、
来年3月は『カムフロムアウェイ』に出演されますから、御園座も帝劇も無理ですね…
ということで白羽の矢が立ったのが、宝塚OGの華優希ちゃん。
今回、シングルキャストです!
映像に行くのかと思ったら、舞台人になった…華ちゃん
退団後の初舞台出演は、元相手役の明日海りおさま主演の『マドモアゼル・モーツァルト』、コンスタンツェ役。
元のコンビ感あふれる演出? 舞台だったようですね?
人気の舞台『キングダム』で河了貂に抜擢。
この作品には、同じく宝塚OGの美弥るりかさまも 楊端和役で出演されてました。
河了貂は、楊端和の前にクレジットされており、大きいお役だったのね。
いつかは帝劇…と舞台人の憧れの地・帝劇の舞台にいきなり立つとは、と驚き!
今回は、注目の『千と千尋の神隠し』にキャスティング
芝居上手と言われていた華ちゃんらしく、舞台で存分に魅力を発揮しているようですね。
人は、得意なことをしてるときが一番輝きますから、華ちゃんものびのび演じているのでしょう。
しかも、あの人たらし的な性格で、また一緒にお仕事したい、と共演者や演出の方のハートを掴んでいるのかもしれませんね。
華優希といえば『ポーの一族』のメリーベル
2018年、宝塚歌劇で上演された『ポーの一族』は、演出の小池修一郎先生が長年温めて来られた構想を、満を持しての実現でした。
すべてのキャストがぴったりとハマった奇跡の作品でした。
2021年、梅田芸術劇場メインホールで、退団後の明日海りおさま主演で再び『ポーの一族』が蘇りました。
以下、個人的感想ですが、これじゃない感満載で、ぞわぞわしながら観てました。
もし、『ポーの一族』も再演の予定があるならば…
メリーベルは、ぜひとも華ちゃんでお願いしたいです。
あの儚げで守って揚げたくなるメリーベルは、華ちゃんで観たい!
2021年版は、宝塚OGのあーちゃん(綺咲愛里)が務めました。
お顔はとっても可愛いのですが…メリーベル、華ちゃんの足元に遠く及びませんでしたから。
ここ10年以内に退団の宝塚OGのご活躍は
賞ももらって最強の望海風斗
朝夏まなと、柚希礼音、北翔海莉は、舞台のお仕事が途切れないですね。
娘役さんは
ダントツのご活躍が真彩希帆
咲妃みゆ、実咲凜音、愛希れいか、夢咲ねねもお仕事が途切れないOGさん。
毎年40人近くが退団されますが、大きなお仕事が次々と決まる方は数えるほどです。
華ちゃんもそんな一握りのご活躍OGさんの仲間入りをしたようですね。
今後のご活躍をお祈りします。