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夢の世界☆宝塚のあれこれを語ります♪ 5組観劇派

【花組】102期の期待のお二人侑輝大弥・太凰旬が出演|男役のすゝめ

花組公演再開おめでとうございます!

公演再開のご挨拶あったようですね、ステージと客席からの温かい思いが満ちた東京宝塚劇場…体感したかったわ。

 

終わりよければ全てよし。

花組100周年の記念すべき公演の千秋楽が、大喝采スタンディングオベーションで讃えられるのが目に見えるようだわ…

 

さて~ ようやく、花組の男役のすゝめを観ました(遅)。

 

今回ピックアップされたのが、私の好きな102期のお二人。

 

侑輝大弥&太凰旬…

って知ったときは、嬉しかったです♪

 

先輩MCは、94期の歌上手男役・和海しょう

 

しぃちゃん(和海しょう)、滑舌いいからセリフもお歌も聞いてて気持ちがいい、小柄だけどキリッとした男役さんですよね~♪ 好き^^

 

侑輝大弥

男役になろうと思ったタイミングは、テレビで大地真央の男役の姿を観てときめいて、

宝塚の男役の虜になったのだそう。

 

理想の男役像は、「品格」を大切にしていきたい。 

宝塚にいる上で心のどこかにある言葉ではあったけど、改めて品格を持った男役でありたいし 一生徒としてもそうありたい、と。

 

ベースに品があると 色んなものに染まれる、としぃちゃん。

悪役もザ・男役にもなれる。

 

男役に意識が変わったきっかけになった作品は…

「銀ちゃんの恋」 

ジミー役は、男役というより、なよなよした男の子の役でしたね。

こういうお役を演ったから、

「自分って男役やりたいな」、と改めて感じた、気づきのあった公演だったそう。

 

しぃちゃんも 子役をした事があって、その時に「宝塚の男役をやりたいな」、と思ったんですって。

男役さんは、男役の自覚と誇りを持っているから、女役や女の子っぽい男の子や子役を当てられると、改めて「男役の魅力」を再確認するのでしょうね。

 

あぁ言う役は ベースで男役が出来ててやるのと、中途半端な状態で演るのと違うね、としぃちゃん。

 

共感出来る部分が多いからこそ 1回男性を通したところで「女性っぽい男」を演じるというのが勉強になったそうです。

あれは、かなりのチャレンジ役でしたね。

照れくささとかとも戦ってたのかな、って思ってました、吹っ切れてたけどw

ショーがなかったからガッツリお芝居ができたそうなので、すごく勉強になったことでしょう。

 

マイティ(水美舞斗)とつかさくん(飛龍つかさ)の熱い芝居を間近で観られたのもよかったと思います。

 

「The Fairy Tale」の新人公演のニック役(本役・水美舞斗)が、あったかくて 包容力があって好きだったそう。 

 

グループ芝居ではないから(ウィールドン夫人との二人芝居)、

お芝居上手だなと思った、にじみ出るものがあり、私の中で印象に残った、としぃちゃん。

 

新人公演でも(立場が)上になってたんだ、と気付き、舞台に対する意識を上げて取り組んでいきたい、と頼もしいお言葉も聞けました。

 

邪馬台国の風」新人公演では、和海しょうのお役(投馬王)を演じただいやくん。

ナチュラルに立ってるだけで、男役の佇まいのしぃちゃんのようになりたいそう。

 

やらなきゃ、がんばらなきゃ、という意識があって 気負ってしまうらしく、

立っているだけで男役、は 一番難しい、

ストンと存在していられるようになりたい、と。

 

下級生のときから出上がっているイメージがあった、としぃちゃんのだいやくん評。

 

「気合い入れてるのが見えると逆に下級生っぽいけど

だいやは焦ったり不安があるように見えるタイプではない」by和海しょう

 

「今回から意識が変わっていってる気がし、自分の中で変わっている気がする…」

というのは、新公最終学年に近づいてきて、下級生も増えてきて男役としてひとりだちする自覚ができたのかな?

 

舞台人としてそこに立ってるという自覚。

これ、大事ですよね~^^

 

「中だよね。この男役さんならどう演じるか、いつも考えている」

「真似から入る」

「イメージすることが大事。それが積み重ねで引き出しが増えて男役になっていく」

 

ナルホド~~ 流石に先輩の言葉は深いわ。

 

私も上級生になってきましたがまだまだ男役を極めて行きたいと思っている、と言うしぃちゃん、頼もしい先輩です!

太凰旬

初観劇のときは華やかな世界に入りたい、だけだったのが、

数年後に博多座で「ロミオとジュリエット」の公演を観て、男役さんがキラキラして輝いているのを観て、男役になりたい、と思った…2010年の星組公演かしら?

 

理想の男役像は… 色気と包容力のある男役になりたい!

包容力=舞台に立っている時周りの空気を感じられて対応できる余裕。 

 

焦りなので 落ち着いた男役さんになりたい^^

わかる~ 私もあせり~なので、ちょっと落ち着きたいw

 

しぃちゃんは、学年上がって父親役とかが回ってくるようになったけど、ずっと相手ありきの芝居をしたいと思っていたそう。

 

「NICR WORK IF YOU CAN GET IT」で、ひとこちゃん(永久輝せあ)演じるアイリーンの父親役。

アイリーンのひとこがとっても可愛く思えて父親の心境だったようです。

自分の役だけでなく、芝居をする相手の役のことも考えた、相手とのやり取りがある芝居ってそういうことなんですね…

 

こういう時に包容力大事、と。

 

和海しょう下級生時代 理想像 →男役として歌うだったけど、演出家の先生に、声は出るけどそれだけだよ、と言われてしまった。

男役を深めないと、と思ってる所。

 

たおしゅんの男役の意識、転機になったのは?

アウグストゥス」で、お手伝いの上級生が卒業されたので 今までは、ついていく下級生の気持ちだったのが ひとりで自分の力で前に進んでいかないといけない、と思ったそう。

 

「哀しみのコルドバ」で闘牛士役。

先生に男役として立ち方、セリフの言い方を改めて教えていただいたそう。

 

憧れてた上級生の卒業(の衝撃)は大きい。

自分は、付いていく下級生と思ってしまっていたが ひとりになってしまう。

 

上級生の意思に憧れたからお手伝いしてたのだから

その方の残していったもの、何のためにお手伝いしてたかを考えたというしぃちゃん。

 

寂しいけど、お手伝いをしてた上級生の卒業が、成長のタイミングなんですね。

 

今度は、たおしゅんたちが下級生に教えていかなきゃ行かなきゃいけない立場。 

教えるということは、自分も成長しなくてはいけない。

「哀しみのコルドバ」では 男役としての立ち方、男役としてどうならなくちゃいけないか考えた。

ショーではなく、自分の役で歌うとき 芝居心はすごく大事、としぃちゃん。

 

今回の「元禄バロックロック」新人公演でヨシヤス役(本役:優波慧)。

 

セリフの声が出るようになったんだ、としぃちゃん。

私も、それ、思った!

 

いつもいってますが舞台人は声大事。

安定した声で、目線や身のこなしも巧かった。

「今までみたことなかった声や動き。こんな役ができるようになったんだな」

 

(優波慧は)ひとつひとつ丁寧に使っていかれる方なのでたくさんのことを学ばせてもらった。 

今まで、happyな役が多かったので壁にぶち当たった公演だったそうです。

 

でも、その壁を乗り越えた時、一回りも二回りも大きくなっているはず。

これからのたおしゅんが楽しみです。

 

侑輝大弥、太凰旬おふたりとも102期。

来年度 4月から研7、新公最終学年。

 

研7を過ぎたらタレント契約になる、と言われていますね。

それまでに、舞台人として、しっかりと舞台に立てる自覚が出来てきたようで頼もしいです。

 

花組は、キラキラスターさんがいっぱいで本当に観ていて楽しい~♪