宝塚ブログ 心は青空♪

夢の世界☆宝塚のあれこれを語ります♪ 5組観劇派

【花組】「巡礼の年」公演中止と演劇界、漫画・アニメに熱視線

今日、LINEのお知らせに宝塚のマークが見えて、ドキッ。。

まさか。

 

え?

 

思考停止。

 

急遽、今日の公演が中止になったとのこと。

これはきつい。

覚悟ができてない分、衝撃を受け止めきれないわ。

 

もしや、またしばらく公演中止?

 

8月20日(土)の公演を急遽中止させていただきましたが、引き続き、 8月26日(金)までの公演につきましても中止させていただきます。

宝塚歌劇公式HPより引用

 

東京公演なので、ワタクシはチケットを持っていないとは言え、直前で中止を知らされた皆さんのことを思うと辛いし、

断腸の思いで体調不良を申し出た劇団関係者もお辛いと思います。

 

早く良くなって頂きたいです。

公演再開の知らせ、楽しみにしてます!

 

 

ブロともさんとLINEでお話してたら、気が滅入るから楽しい話題にする、と仰ってたので、私も先日、朝日新聞に載ってた

掲題「演劇界 漫画・アニメに熱視線」について書いてみます

今日は、ちょっとおまけ的に違う話題で気分転換!

 

だらだら語ります。

 

演劇界の制作大手が漫画やアニメの人気作品を舞台化しているのは存じております。

テニスの王子様テニミュー)や、刀ステ(刀剣乱舞ステージ)など以前からありますが、今年話題になったのが「千と千尋の神隠し」(スタジオジブリ宮崎駿アニメ)。

 

こちらの原作は映画で、公開当時観客動員数ナンバーワンの金字塔を打ち立てていましたね。

そのせいか、女性客だけでなく、男性やファミリー層も観劇されていたそうです。

東宝は「四月は君の嘘」、「キングダム」「SPY✕FAMILY」

ホリプロは「デスノート」、

歌舞伎は「スーパー歌舞伎II ワンピース」など

劇団四季「バケモノの子」

 

そして我らが 宝塚歌劇団は、言わずと知れた名作漫画「ベルサイユのばら」は2024年に、初上演から50周年を迎えます。

近年…

2018年 「ポーの一族」「天は赤い河のほとり

2019年 「花より男子」「はばたけ黄金の翼よ」

2020年 「はいからさんが通る

2021年 「CITY HUNTER

2023年 「応天の門」予定

 

ビジュアル再現度が高い宝塚ですので、舞台化したらどうなるのか、という興味もあります。

ポーの一族は、最高のキャスティングでしたね!!後にも先にも、アレ以外のキャストは考えられないぐらい。

だから、個人的には、明日海りお退団後の「ポーの一族」は…観ないほうが良かったかな、と。^^;

ベストのキャストでみた美しい「ポーの一族」を別物で上書きしてしまった、とかすかな後悔。

 

さて、外の舞台の漫画、アニメ原作の舞台化の狙いは

1️⃣ 原作ファン

演劇・ミュージカルファンの人数に比べたら、原作マンガ、アニメのファンの人数は比較にならないぐらい多いので、原作ファンに足を運んでもらえたら集客力アップになりますね。

 

雪組もちぎちゃん(早霧せいな)時代、「ルパン三世」や「るろうに剣心」の上演で男性ファンが増えて、初めて男性トイレに列ができた、と話題になりました。

 

映画のように気軽に観に行けない舞台は、一般ピープルが行こうとするとハードルが高いですが、ハードルを下げるのが、「原作が人気アニメ」という演目なのでしょう。

すでに人気=物語がしっかりしていて破綻がない、面白い、ということで「駄作だったわ…」という失敗がないのがいいですね。

 

コロナ下での上演は、中止のリスクと隣合わせなだけに、魅力的な演目でしっかり集客し利益を上げることが求められると思います。

人気漫画・アニメ原作は一定の安心感があります。

 

2️⃣ 海外展開

な・ん・と! イギリスの名門劇団の「ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー」が、宮崎駿監督の「となりのトトロ」を舞台化、10月にロンドンで開幕するそうです。

 

ちょっと想像がつかないw ^^;

メイとさつきは子役が演じるのかしら? 女優さん?

トトロ役は、でっかい着ぐるみ着るのでしょうか?

空飛ぶけどワイヤーアクションあり? ネコバスは??と、気になってしょうがない案件^^

 

宮崎アニメのみならず、海外では日本の漫画、アニメ大人気ですから、これからも海外の劇団で上演コンテンツとして花開くのかもしれません。

 

宝塚には、厳然たるスターシステムがあるので、海外ミュージカルを当てると役の比重や出番が、合わないことがありますね。

やはりスターの持ち味を知り尽くした「座付き演出家」の先生方が、愛をもって当て書きされる脚本は、しっくりきます。

 

これからも漫画原作もありつつ、オリジナルも楽しみにしています。