昨日ですが、タカラヅカ・スカイ・ステージのニュースで、
花組 博多座公演『マジシャンの憂鬱』の稽古場トークが流れました。
聞き手は、羽立光来、凛乃しづかのお二人。
ゲストは娘役お二人
シャーロット 鈴美梛なつ紀(102期)
ギゼラ 朝葉ことの(103期)
鈴美梛なつ紀ちゃんは武闘派の侍女役
事故で亡くなった、とされている皇太子妃・マレークの侍女、シャーロット役。
初演、月組では憧花ゆりのさんが演じておられたお役です。
立ち回りのシーンがあります。
ヴェロニカ(星空美咲)と一緒に、ただの侍女ではなく、訓練をうけたボディガードの役割も担っている、という役どころ。
永久輝せあさん、凛乃しづかさんから 蹴りのひとつから手ほどきを受けている、と。
ドレス姿だけれど 普通の淑女と少し違う感じ、とびっく。
初演では、憧花ゆりのさん演じるシャーロットが「変な構えはやめなさい」とシャンドール(瀬奈じゅん)に言われるほど、かかって来い!的ファイティングポーズをしていました^^
この作品ならではの役どころで、かっこいい娘役さん。
シャンドール(永久輝せあ)の仲間の紅一点
ギゼラ は、初演では当時、月組組長で歌上手の出雲綾さんが演じておられたお役。
演目が発表になったときは、花組組長の美風舞良さん??と思ったのですが、
美風舞良さんは、単独でサロンコンサートに出演されることになって…
歌上手枠ならことのちゃんしかいないね、ということで、
朝葉ことのちゃんが、占い師のギゼラに抜擢されて納得。
ことのちゃんnは、シャンドルーの仲間の一員、すごく楽しいです!!とニコニコ。
男役の中に娘役ひとり、大丈夫かな、と不安があったけれど、皆さんお優しい♪
ひとりひとり個性豊かで、このメンバーに入れていただけて幸せだな、とお稽古しながら毎日思っているそうです。
シャンドルーの仲間の男役さんは、
羽立光来、一之瀬航季、侑輝大弥、天城れいんの4名。
シャンドールの仲間はそれぞれ仕事を持っていて、チームで話し合いをしててもそれぞれの考えや個性があって面白い、とびっく。
ことのちゃんは、占い師らしい雰囲気で、セリフでも占い師らしさが出てるそうです。
その他の見どころのあるお役
高翔みず希さん、凛城きら、特出される専科のおふたりで場面がぐっと締まる、とびっく。
高翔みず希さんは、元花組の組長ですし、凛城きらさんは、『二人だけの戦場』に特出されてましたから、ご一緒された花組生も多いです。
今回稽古場トークに出演の4人共、『二人だけの戦場』でご一緒されています。
『二人だけの戦場』も正塚晴彦作品なので、先生が選ばれたのかもですね…
正塚芝居に欠かせない、りんきらさん(凛城きら)は、正塚脚本の独特の間で笑わせる芝居が得意な生徒さん。
ひょうひょうとした持ち味でくすっと笑いを誘うのがお上手。
今回は専科同士で墓守夫婦の役のようです。
稽古場トークでも、
「最高です! 絶妙な間、正塚先生ならではのセリフ…
くるぞくるぞってわかってても笑ってしまう(笑)」
…と楽しそうで、私も楽しみ♪
お二人の好きな場面
皇太子妃マレークがいなくなったからか?
喜怒哀楽の激しいボルディジャール(聖乃あすか)の演技が見どころ。
マレークの侍女3人は、細かな表情や仕草で心情を表せるように頑張っているようです。
ひとさん(永久輝せあ)がプロローグのシーンでマジックを披露するところもいい。
わかっていても ほぉ〜〜、と拍手をしてしまう。
3人の侍女は 真顔だけれど、面白い曲調の場面でコミカルに踊るところは最高に面白い!とりんのちゃん。
激しくて大変そうなんですって。
プロローグで、男役がマントで踊るところも見どころ。
マジシャンの憂鬱ならではの仕掛けもある、とびっく。
シャンドールチームの一員として個性を大爆発させたい、とことのちゃん。
初めてみた宝塚が『マジシャンの憂鬱』で家族全員でハマったという鈴美梛なつ紀ちゃん。
そんな『マジシャンの憂鬱』に出演できて幸せ…強くたくましく演じます、と意気込みを語っていました。
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