宝塚ブログ 心は青空♪

夢の世界☆宝塚のあれこれを語ります♪ 5組観劇派

【花組】『Goethe!』観劇感想

花組公演「Goethe!」

2025年12月2日 11時公演を観て来ました。

 

宝塚歌劇にとって久しぶりの海外ミュージカルの新作。

 

以前もご紹介しましたが、演出家の植田景子先生の肝いりの日本初上演のドイツミュージカルです。

 

気合も上々、どんな作品なんだろう、と期待いっぱいで観てきました。

 

 

歌上手揃い、このメンバーだからできた!

もう、素晴らしい〜!👏

歌唱に圧倒され、まだ感動が熾火のように胸の中で熱を持っています。

 

こんなに楽譜をもらったは初めて、とひとこちゃん(永久輝せあ)が言うぐらい多くのナンバーがありました。

プログラムによると、ミュージカル・ナンバーは1幕、2幕ともに各15曲。

 

歌詞がセリフになっているので覚えるのも大変だったことでしょう。

歌詞がセリフだと、役者の声、滑舌がよくないと聞き取れなかったりして楽しめませんが今公演、歌上手ではっきりと声が前に出ている方ばかりで、それも成功の鍵ですね。

 

ひとこちゃんは、軽やかに歌い、ものすごく声が伸びていました。

かと思うと、

 

親友のヴィルヘルム(演:聖乃あすか)が死を選んだ時の歌唱は涙、涙の大熱唱。

 

そこからは、目に涙を浮かべていることが多く、物語に溶け込んでの熱演でした。

 

とにかくゲーテ役のひとこちゃん、シャルロッテ役の星空美咲ちゃんともに歌唱が素晴らしい!

 

美咲ちゃんの歌唱はスカイステージで稽古場映像を観たときから、素晴らしいっ👏と思っていましたが、

今日、改めて劇場で聴いて、透き通るような天使の歌声に震えました。

 

更に、ほのかちゃん(聖乃あすか)、マルガレーテ役の美空真瑠くんと4人で歌う場面は鳥肌モン!

まるくんは、慣れない娘役で、妖艶な人妻、とハードル高めでしたが頑張ってました。

もう少し不貞を働いているとわかる背徳感のある場面が描かれていた方が、ヴィルヘルムとの愛に揺れる女心を出しやすかったかも。

 

この4人歌唱の場面、ラストはアカペラでの歌唱、圧倒されました。

 

ロッテの父親役のゆかさん(峰果とわ)がこれまた巧い。

地に足の付いた結婚を、と切々と言い聞かせる、父親が娘の幸せを願う歌。

結構長い歌唱場面でしたが、ゆかさんの歌がいいから苦にならず。

みんなすごいな。

 

だいやくん(侑輝大弥)が、今回大きなお役に大抜擢で歌唱頑張っていました。

個人的には、2023年の『舞姫』の馳芳次郎役がターニングポイントかな、と思っております。

芝居に開眼した、と。

昨年の『Liefie-愛しい人-』では、2番手役でしたが、あまり美味しい役ではなかったですね。

『Goethe!』3番手役のケストナーの方が目立つし、だいやくんの美しい立ち姿が映える大人の男の役で、歌唱も頑張っていました

波線上のもう一人のキャスト、夏希真斗くん as  メフィストフェレス。

奇抜なビジュアルで男役でも女役でもない、中性的な存在で、2幕のS4バッカナールの場面では、男声も女声も使い分けていたように思います。

存在感がすごい!

 

2幕のS13 メフィストフェレスの迷宮では、もう堂々と演じて、舞台の、というか劇場の空気を掌握している感すら覚えました。

舞台に腰掛けているところをガン見してたら、オペラ越しに目が合った!と思った瞬間、ニヤリと不敵な笑いを浮かべて舞台奥に去っていきました。

ヤられる!と思ったw

 

安定の歌唱力の生徒さんが多くこちらに振り分けられているので聴き応えありました。

咲乃深音、龍季澪、夏希真斗、湖華詩、七彩はづき、希蘭るね、花海凛…

 

本当に耳福。

 

この作品を持ってきてくださった景子先生にも、頑張った組子のみんなにも感謝!

 

 

友人は「ひとこちゃん株がうなぎ上り!」と言っていました。

わかる!!

 

ひとこちゃんがトップになってから、一番のお気に入りの作品になりました。

観れてよかった…

 

ロッテとウェルテル

ゲーテがヴィルヘルムの死に触発されて著した『若きウェルテルの悩み』のウェルテルとロッテが白い衣装で優雅に踊るのが素敵な演出でしたね。

ダンサーの稀奈ゆいちゃん(105期)と宇咲瞬くん(106期)。

 

日本初上演となる作品『Goethe!』への意気込みを感じた

宝塚花組が世に出す作品ですから、ひとこちゃんの緊張も相当だったように、東京の初日映像を観て思いました。

 

お役や作品との出会いは運命。

この公演に出演できてよかった、とスカイステージの番組でもあちらこちらで組子がおっしゃってます。

出会うお役が、役者を磨きます。

特に『Goethe!』は、歌唱のハードルが高い分、切磋琢磨して歌唱力がUPしたのではないでしょうか。

 

今日の公式HPに花組公演『Goethe!』の初日をオリジナル・プロダクションのクリエーターと制作関係者が観劇、とのニュースが追記されていました。

東京国際フォーラム公演の初日を観劇されるのはお約束ですが、

大阪の初日をご覧になったシモーネ・リンホーフ(Simone Linhof)のお言葉が嬉しかったです。

 

「東京公演ですでに、いかに心を砕き情熱を注いでくださっているかをキャスト全員から感じ、非常に感銘を受けていましたが、大阪公演では、また新たなレベルに上がったなと思いました。表現の自由度、自信が増し、キャラクターがそれぞれ細かいところまで肉付けされていて本当に素晴らしく、ここまでご尽力いただいたことに非常に感謝しております。スタッフの皆さま、植田景子さんにも、この作品に素晴らしいビジョンを持って作り上げていただいたことに、深く感謝申し上げます。」

引用元:宝塚歌劇公式HP(追)花組公演『Goethe!』の初日をオリジナル・プロダクションのクリエーターと制作関係者が観劇

 

スタッフ(自分用覚書)

日本語脚本・訳詞・演出 植田景子

音楽監督        甲斐正人

振り付け        大石裕香、森優貴

装置          松井るみ

衣装          有村淳

演出補         菅谷元、宗行正一郎

音楽助手        彩城レア(90期)

振付助手        千海華蘭(92期)

衣装助手        川崎千絵、植村麻衣子、浦本菜々子🆕

 

細かい演出やお役について、など語りたいことはまだまだありますが長くなりすぎるのでこの辺にしておきます。

 

12月7日日曜日15時30分からのライブ配信、絶対観ようと思います!

 

本日、劇場で羽根ペン型の栞を頂きました。

中面は、ほのかちゃん(聖乃あすか)のお写真とメッセージでした