いよいよ明後日に迫った花組公演『エンジェリックライ』『Jubilee』初日。
本日、スカイステージで稽古場風景が流れました。
チケット余りが取り沙汰されていて気の毒だな、と。
宝塚の公演では、お芝居は、好みが分かれますが、ほとんどのショーはお芝居と違って、楽しい気持ちで劇場を後にできるのがいいです!
『エンジェリックライ』は公演解説通り
それぞれのお役でお芝居されています、で、短時間、細切れなので面白いのかどうかもわからず。
天使学校?の同期のアザゼル(永久輝せあ)と優等生の大天使・ラファエル(綺城ひか理)が対峙する場面が映りました。
ラファエルがアザゼルに向かって剣を抜いているので不穏な感じです。
どういう展開になるのでしょうか?
星空美咲ちゃんは、メガネかけての登場ですが、最初だけかな〜
天帝と人間観察省の場面は、個人的好みとして…うわぁ〜〜ファンタジー無理!ってなりました。
天使や悪魔が好きな方は楽しいのでしょう。
天使に相対する悪魔、ほのかちゃん(聖乃あすか)のお役はなかなか難しいのかな、と思いましたね…
悪魔だけど、悪魔だと悟られてはいけないし…
まだまだ役作りの余地はありそう。
中折れ帽とコートのせいか、はなこちゃん(一之瀬航季)演じるマリオ警部が、『ルパン三世』の銭形警部っぽくて、目立っていました。
幕が上がったら、面白い!ってなると良いのですが…
『Jubilee』は稽古場を観るだけでも楽しい♪
とにかく花組子た生き生きと歌い踊っていて、観て楽しい。
宝塚はこうでなくっちゃね♪
一番最初のスカイレポートでもおっしゃってた、知ってる曲ばかり、です。
あ、このメロディーは、知ってる!
喉元までタイトルが出て来てるのに、タイトル言えないは、おばファンあるある?
最後まで歌って、歌詞にタイトル出てきて、あ! お〜そ〜い!!
今回、映像で流れていたのはクラシック。
そこに歌詞をふってるんですね〜
知ってる曲だから、頭の中に音楽が流れて楽しいですね。
あれも、これも、知ってる、聞いたことある、という曲でみんなも楽しそう、
弾けていました。
ある意味省エネ、というか経費削減。
作曲を頼まなくていいから時短、打ち合わせの手間もない。
クラシックならパブリックドメインだから、著作権料払わなくてOK。
Blu-rayにする時に、別の曲に差し替えられる心配もない。
そして『Jubilee』には、記念祭、の意味があります。
110周年を祝う本作、祝祭感を演出するには、クラシックが良い働きをするのだな〜と思いました。
宝塚歌劇公式ページにも
新たな王の誕生を祝うプロローグを始め豪華絢爛な数々の場面で綴る、百花繚乱の花組生達の輝きを詰め込んだ祝祭感溢れるレヴュー。
『Beautiful Garden -百花繚乱-』(野口幸作 作・演出)を彷彿とさせます。
先日、スカイステージで放送していた星組の『サザンクロス・レビューII』(2001年)を観ていたのですが、
振り付けが、「体操」みたいで 今当時の映像をみるとすごく…ダサい。
今回の振り付け、どれもいい感じで、期待が高まっています。
通えそう^^
Xで、初日の評判を読むのを楽しみにしてます!!
お披露目公演は著名作品かと期待していました
花組トップスター、永久輝せあと言えば、前任の明日海りおさんからバトンを受けて、2019年からVISAのイメージガールを務めています。
だからこそ、大劇場お披露目公演の演目には、海外ミュージカルか、『はいからさんが通る』のような、著名作品の舞台化なのかな、と、何が来るのか期待していました。
版権を買うのも、スポンサーがついているから…と素人考えで思うのですが、
今回スポンサー付いてるのに、あれれ? 新作オリジナル??
直近5人のうち2人が『エリザベート』、らんとむさんが『ファントム』。
必ずしも海外ミュージカルでなくてもいいけど、スペシャル感がないのが寂しい。
ショーも省エネ感あるし…お披露目にしては…ゴニョゴニョ。
祝祭感あふれる『Jubilee』は、派手に華やかに!と衣装奮発してるかしら?
110周年のお祝いと、新トップコンビのお披露目公演、ダブルでめでたいので!!
いい作品になっていますように!!
客席降りもあるしね!!