2月7日に宝塚大劇場で幕を開けた星組公演「眩耀の谷 Ray」、長い長い公演中止期間を経て ようやく幕を下ろすことができましたね。
最後に観たのが2月20日。千秋楽映像に懐かしさすら覚えました。
東京宝塚劇場公演が始まってすぐに一旦公演がストップしたり 何度も心が折れそうになったかもしれませんが 無事に 我らが礼真琴 そしてお似合いのダンサー 舞空瞳 のトップコンビお披露目公演の幕が下ろせたことは 劇団関係の方はもちろんですが 私達ファンも、ホッとしております。
まだまだ油断はできませんが、すこしずつ世の中も、落ち着きを取り戻してきた気がします。劇場も開き、公演は続いています。9月19日から客席50%制限も撤廃されました。
この半年でコロナで被ったダメージは社会全体で相当なものですからすぐにV字回復にはならないでしょうけれど、前向きな気持になれるのは嬉しいことですね。
3月9日に星組が千秋楽を公演したところ、世間の風当たりが強かったですね。
あの頃は ピリピリした空気が蔓延してましたから。
あれから 雪組がなんとか東京公演の千秋楽を終えて(スカイステージ生中継!!)公演中止期間に入りました。
星組の東京公演は、いつになったらできるのだろう??
7月は東京の感染者数が伸びていましたから 7月末に初日を迎えるのが恐ろしかったです。
でも!! 無事に千秋楽の幕を下ろすことができました。
ことちゃん(礼真琴)のトップとしての初仕事? 宝塚・東京の大劇場公演を3ヶ月、無事駆け抜けられて、母さん嬉しいよ状態です ^^;
お披露目公演の大千秋楽でのご挨拶、奇跡のように、という言葉。
この日が来ないかもしれない、と不安に思いながら過ごした日々があったからこそ 千秋楽を迎えられたことが、かけがえのない宝物のように思えたのだと思います。
礼真なのか 自分なのかわからくなることが何度もあった、と声を震わせる ことちゃんの涙に胸熱。
この作品がことちゃんの宝物になったようです、そして みんなの心の中にも残りますように、と。
「眩耀の谷 Ray」は、星組の新トップスター 礼真琴誕生の場であり、
星組専科? 世界の彼氏 華形ひかる 卒業の場であり
それだけに 絶対にコロナに負けて公演がストップさせてはいけない!という悲願にも似た 星組の執念で無事幕を下ろせました。
やっぱりコロナは憎い、でも コロナのせいで 心ひとつに 新しいトップスターの元に求心力が高まったのではないかと思います。
大変な状況の中での船出でしたが みんなで乗り切った!という達成感のような 清々しい笑顔が観れてうるうる
世界の彼氏 華形ひかる様に 恩返しをしたかったのに またお世話になってしまいました、と笑っていました。
星組で、いいお芝居をたくさん見せてくださいました。
「ANOTHER WORLD」での貧乏神も面白かったのですが、「鎌足」一幕でのご活躍は、主演を食ってしまいそうな素晴らしさでした。
前トップ 紅ゆずる様の退団公演に続き 今度は 新トップ 礼真琴のお披露目公演でサポートしてくださって。
ありがとうございました♪
星組の守護神であり 母親。とことちゃんが紹介。
東離劍遊紀(とうりけんゆうき)では、 捲殘雲の、ロックオペラモーツアルトではモーツアルトの どちらもことちゃん演じる 捲殘雲、モーツアルトの母親役でした。
前回2作はバカ息子でしたが 今回は素直な良い息子の役で良かった^^
美しすぎる 星組自慢の組長さんから飛び出すコテコテの関西弁に何度笑顔にして頂いたことか、
何度も叱って頂き 正しい道へ戻してくださいました、と感謝。
トップコンビも交代し、組長さんも交代されて 星組に新しい風が吹きますね。
宝塚は常に新陳代謝で入れ替わっていくからフレッシュ。
古き伝統を受け継ぎつつ 新しい時代に合うように変化していくのと同様
専科さんが宝塚の素晴らしいところを継承してくださりながらも 毎年音楽学校の生徒さんが入団し 多くの生徒さんがご卒業されます。
そうやって 核となるべきものがあって、新陳代謝があって「宝塚歌劇団」と言う形を保ち続けているのですね。
星組の千秋楽映像を観て 新旧交代が3つもあったので 感じるところが多いご挨拶でした。
ことちゃん、立派だったよ! お疲れさまでした!
なんだかお手紙みたいな記事になっちゃいました