大満足だった~!!
まだ余韻に浸ってます♪
野口幸作先生が、1年以上前から温めてこられた真風のリサイタル。
昨年の「Délicieux!」の東京の舞台稽古にLDHの方が観に来られていたそうで、TEAM GENESISの皆さんとともに練り上げられたリサイタルは、ツボを計算し尽くした最高に素敵なショーでした^^
オープニング
宇宙から、地球にアプローチしていく映像は、映画「MEN IN BLACK」のようなSF映画の趣。
地球の、東京の街のあちらこちらを飛んでいく「ソアリン」のような楽しい映像。
橋の下を通り、東京ドームをかすめて、「MAKAZE AIRLINE」の飛行機(意外と小型)は、ここ東京ガーデンシアターのテラスに着陸。
舞台上に、飛行機の客席が客席向きにセットされていて、お客様、キャビンアテンダントの面々が勢ぞろい。
制服や、お客さんは民族衣装やらで歌い踊る楽しい場面^^
潤花ちゃんが、グッズの使い方を説明してくれました。
左右のモニターに、使うアイテム(フラッグ、タオル、ペンライト)が表示されるのでわかりやすいです。
歌詞も出るのがいいですね(一部の曲のみ)。
飛行機の次は鉄道…と言っても、銀河鉄道!
旅客機のシートが捌けたら、今度は列車の運転席が登場♪
Chou Chou TRAINや銀河鉄道999、楽しい~!!
真風を先頭に大人数で上半身回し^^ 面白かった!
…ということは。
ここから、
INTRODUCTION OF HiGH & LOW -THE PREQUEL- お先にちら見せ
山王連合会のコブラ(真風涼帆)、WHITE RASCALSのROCKY(芹香斗亜)、鬼邪高校の良樹(鷹翔千空)、そしてTHE PREQUEL(前日譚)ということで、野口先生が創作されたカナ(潤花)や、女性ばかりのレディース組「苺美瑠狂(いちごみるく)」も紹介されました。
柄が悪いというか品がないのが苦手なので、どうかしら?と思ってたのですが、そこはホレ、宝塚歌劇団ですから。
乙女心を知り尽くした野口先生が書かれるのですから、ハイローのいいとこ取りして、宝塚の魔法の粉をかけるとあら不思議♪
めちゃくちゃかっこいいハイローの世界ができあがり!
…ってこれは、LDHファンの方に受け入れていただけるでしょうか?
ここで、次回作「HiGH & LOW -THE PREQUEL-」の公演日程やら、映画「HiGH & LOW X」公開日程のお知らせもあり、宝塚とLDH、ともに盛り上げていくのですね。
新たにLDHとwin winのご縁が繋がりました。
これは…やっぱり宙組ならでは、ですね!!
ま~ 次々と繰り出される歌に、時の流れるのも忘れて聴き入っておりました。
真風の「成長物語」が笑えます^^
以前、ずんそらがMCのスカイステージトークDream TImeで、アルバイトの話になった時に、真風のパン屋さんのアルバイトで、パンの値段を間違えて覚えてレジ打ちしてた、というエピソードから。
店主から叱られてクビになるのですが、やさしいおばさんが、落ち込む真風に宝塚のチケットをプレゼントしてくれて…真風は初めて宝塚を観て、この世界に入りたい!
胸に大きく「真風」と書かれたゼッケンを付けた真風は、とっても可愛い声で音痴にうたっておりました、亡霊?伝説の男役・花のみちすみれさんの指導で歌えるようになっていく真風^^
ニセ小池先生も登場! これはあきも(秋音光)が演じて笑わせていました…申し訳ないけど、タカラヅカスペシャルでニセ小池先生を演じて爆笑を引き出した星組の天寿光希様に軍配w
真風の着ていたねずみ色のださジャージは、ぱっくりと左右に分かれて、一瞬にしてスーツの真風誕生!
シトラスの風で宝塚の真風誕生、JUMP!で苦難を乗り越えて
「丘の上のジョニー」からのTAKARAZUKA FOREVER
いい流れですね~^^
大階段(中階段)も登場して、美声を響かせるジュリちゃん(天彩峰里)、今回歌唱場面で大活躍でした。
退団色満載の「SEIZE THE DAY~今を生きる~」
昨日も【宙組】FLY WITH ME|Twitter読んでますます楽しみに…そして真風は… の記事に書きましたが、歌詞が退団色満載。
この歌詞を飛行機の中で書いていて、泣いてしまい、周りの方に心配されたと言う野口先生は、もちろん、ご自分の書いた歌詞に感動された、ということもあるのでしょうが、真風の退団を知っているからこその、思い出走馬灯状態でこみ上げるものがあったのかな??と深読みhappy。
この8000人収容の大きな会場を埋めることができるトップさんに、真風もなったのだなぁ…と母さん嬉しいよ状態です。
かつて、大きい会場でのリサイタル経験OGと言えば、真矢みき、柚希礼音、明日海りおのお三方。
その方たちと肩を並べるところまで来た真風。
立派になったなぁ…すごいです!
今回の抜擢から感じた宙組の今後
私が勝手に感じただけなので、何の確証もありませんが、様々な場面での抜擢に付いて書いておこうと思います。
真風とキキちゃん(芹香斗亜)
2人の並びが多く、勝手にバトンタッチの色合いを感じてしまいました。
真風の後はキキちゃんだよ、という劇団の意思表示かな??と。
キキちゃんと潤花ちゃんの並び
⇑ からの~ キキちゃんと潤花ちゃんの並び。
次期トップコンビ?とか思っちゃった^^;
とにかく、潤花ちゃんが可愛いので、とっても楽しかったです!!
ワタクシの周り、潤花ちゃん大好きな方が多くて!
大輪の花のような明るい笑顔と天然のトーク(忖度ばかりしてるイエスマンになってないのがいい!!)が最高に楽しい!
声が可愛いし、聞き取りやすい。
歌もお上手になられたので、かなり頑張っている印象。
もう、好感しかない^^
目立つ歌唱場面がいっぱいの天彩峰里と歌上手生徒さん
じゅりちゃんは、目立つ歌唱場面をいっぱいもらってましたね。
美声披露…大満足です!
まだまだ観てたい娘役さんなので、じゅりちゃん(天彩峰里)もなんとかしてあげてほしいわ…
そして歌上手枠の男役は、りっつ(若翔りつ)とどってぃ(真名瀬みら)。
歌唱場面ではお二人が大活躍!
キラキラ枠では
しどりゅー(紫藤りゅう)を中心に、鷹翔千空&亜音有星のトリオ。
& 若手の泉堂成と大路りせ。
未来の宙組が見える抜擢、素敵^^
しどりゅーは、星組から宙組に来て良かったね、じゅりちゃんもね、星組にいたら活躍の場を与えてもらえてたかどうかも疑わしいわ。
星組の下級生から観てる真風が立派になって
2009年星組「太王四神記II」でチョロ役をされたときから注目しておりました。
すごくかっこいいし、スターオーラも存在感もありましたが、お歌が…出だし聞き取れず、音程不安定…大丈夫…??と何度思ったことか。
それでもお役をこなすうちに気にならなくなり、うまくなり、ますます存在感もオーラも他を寄せ付けない王者の風格があります。
それなのに、トークは、~よね~♪みたいな可愛いトークでいつも癒やされています。
トップスターとして組をひっぱる真風の人柄が、「NEVER SAY GOODBYE」千秋楽の退団者のみなさんからの愛ある言葉をいっぱいもらった真風でした。
最近、宙組の番手がぎちぎちで、トップ3の顔ぶれも2018年から全く変わらずで閉塞感から「真風まだ辞めないの?」という声をよく聞きます。
それ故に野口先生が、退団色のある歌を作って火消しに務められたのかもしれません。
次期は芹香斗亜&潤花体制なのかな?という匂わせで、少し未来が見えてきたのがうれしくもあったFLY WITH ME でした。