宝塚ブログ 心は青空♪

夢の世界☆宝塚のあれこれを語ります♪ 5組観劇派

【花組】『フィレンツェに燃える』配役発表!

昨日、大千秋楽で幕を閉じたばかりの花組

 

翌日にはもう全国ツアー公演フィレンツェに燃える』の配役発表ですね^^

全国ツアー公演の初日は10月14日からなので40日前が集合日のルール通り。

 

そして、来年のお正月公演うたかたの恋』の出演者も発表になりました。

 

残念なのが海叶あさひくんの全国ツアー公演全日程休演のニュース

『巡礼の年』から休演されていたので、長いお休みになりますね、お大事になさってください。

 

フィレンツェに燃える』の配役について

名作『フィレンツェに燃える』は、1975年に雪組で上演されて以来の47年ぶりの再演になります。

 

この作品を書かれた柴田侑宏先生は、1976年に芸術選奨文部大臣新人賞を受賞されています。

文部大臣のお墨付き作品♪

 

ストーリーは、

フランス革命の余波に影響されるイタリアのフィレンツェ。聡明な兄のアントニオと奔放な弟のレオナルドが、元歌姫のパメラを巡り、失いかけた絆を、彼女の死によって取り戻す。しかし、国家統一のための義勇軍に身を投じるべく、レオナルドは旅立つのであった。

フィレンツェに燃える Wikipediaより引用

 

柴田先生は、ドストエフスキーの『白痴』に着想を得られて、この作品を作られたようです。

面白いに決まってますよね^^

聡明な兄・アントニオ   柚香光
奔放な弟・レオナルド   水美舞斗
元歌姫の未亡人・パメラ  星風まどか

⚠ ネタバレあります、ご注意ください

 

 

れいちゃん演じるアントニオは、貴族の品行方正な青年って、もう、美しい立ち姿が目に浮かぶんですが…衣装は加藤真美先生でお願いします。

れいちゃんは、こういう真面目な好青年も似合いますし、お茶目でやんちゃな役も似合う魅力多面体^^

今回は正統なイメージの方ですね^^

 

マイティ演じるアントニオの弟、レオナルドは、兄とは正反対の性格。

熱血漢。

性格は全く違う二人だけれど、互いに尊敬しあっていました。

 

フィレンツェに静養にやってきたクレメンティーナ公爵の未亡人・パメラに惹かれる兄・アントニオ。

 

酒場の歌姫から、公爵の4人目の妻に納まり、地位を手に入れて貴族の仲間入りを果たしたパメラでしたが、その出自ゆえに、貴族たちからは冷たい目で見られていました。

そんな彼女を守るため、パメラとの結婚しようとします。

 

弟・レオナルドは、パメラを悪女と思い、兄を守るため自分が割って入り恋路の邪魔をするため、パメラに偽りの恋を仕掛けます。

が!いつしか、自分がパメラに惹かれていることに気づくレオナルドでした…

 

柴田先生お得意のファム・ファタール、それがパメラ。

 

失恋したアントニオを慰める幼なじみのアンジェラが、彼の心に寄り添っていくんですね…

 

パメラの元に、昔の恋人、憲兵将校のオテロがパメラの夫・クレメンティーナ公爵の死に疑問をもっていて、フィレンツェまで追いかけて来ました。

 

レオナルドは、オテロを刺し、オテロはパメラを刺して。。。

 

レオナルドは、国家統一のため、義勇軍に身を投じるため、旅立っていく…

 

お~い!!罪を償わなくていいんか~い?? 謎。

 

 

95期の実力伯仲、ワンツーはレアケース。

ふたりの絡みは、観てて楽しいので、そのあたりを、劇団がファンの気持をすくい上げてくださったのかな~?と推察。

 

柴田先生のお得意三角関係がスリリング♪

パメラをめぐっての兄弟の三角関係も面白そうですが、

他にも

アントニオの幼なじみ アンジェラ  星空美

アンジェラに求婚する パリアーノ伯 聖乃あすか

パメラの昔の恋人   オテロ    永久輝せあ

オテロの恋人     マチルド   咲乃深音

 

アンジェラとアントニオ、アンジェラとパリアーノ伯爵

 

パメラとアントニオ、パメラとレオナルド、パメラとオテロ

 

多元的な恋愛模様が気になりますね!

 

親子関係(お役整理)

バルタザール候爵(高翔みず希)の二人の息子が

兄)アントニオ

弟)レオナルド

 

専科に異動された高翔みず希さん、今でも花組の母(父?)として見守ってくださっているようで嬉しいです^^

 

アントニオ&レオナルドの従兄弟 ビットリオは愛乃一真

 

ジュザンテ伯爵夫人(梨花ますみ)の二人の娘が

姉)ルチア(春妃うらら)

妹)アンジェラ(星空美咲)

 

老執事カルロ(航琉ひびき)

息子 ロベルト(侑輝大弥)

 

群像劇も!

国家統一運動に参加する若者たちの群像劇も盛り込まれているようです。

 

アントニオ、レオナルド兄弟の従兄弟のビットリオ(愛乃一真)や、

老執事の息子・ロベルト(侑輝大弥)を中心に 若手男役の熱い芝居を見れそうです、

 

レオナルド通う酒場の歌姫、マッダレーナに入団当初から歌上手のほまれ高い湖春ひめ花ちゃん。

初演で矢代鴻さんが演じられたお役です!すごい!

酒場の歌姫、ダンサーらにりんのちゃんやみくりんちゃんがキャスティングされそうですね。

 

配役表

 

⚠ 配役は宝塚歌劇公式HPより引用

⚠ 太文字は、上記で言及したお役

アントニオ 柚香 光
パメラ・クレメンティーナ 星風 まどか

シュザンテ侯爵夫人

梨花 ますみ
バルタザール侯爵 高翔 みず希
カルロ 航琉 ひびき
マンガーノ大佐 和海 しょう
ジー 華雅 りりか
レオナルド 水美 舞斗
オテロ・ダミーコ 永久輝 せあ
ルチア 春妃 うらら
マリア/ミラン 凛乃 しづか
ラドバーニ 春矢 祐璃
パリアーノ伯 聖乃 あすか
フォルコ 泉 まいら
エンニオ 和 礼彩
マチルド 咲乃 深音
ビットリオ・ジロッティ 愛乃 一真
ジュゼッペ 龍季 澪
レンツォ 翼 杏寿
ロベルト 侑輝 大弥
マルタ 三空 凜花
パリ 南音 あきら
ディノ 涼葉 まれ
イザベル 都姫 ここ
セレーナ 愛蘭 みこ
ジロッティ 青騎 司
パオロ 美空 真瑠
アンジェラ 星空 美咲
ザッフィ 湖華 詩
マッダレーナ 湖春 ひめ花
ルイジ 遼 美来
バネッサ 美遥 あゆ
アリダ/マリエッタ 七彩 はづき
アルド 瀬七波 いろ