公演再開が待ち望まれる御園座公演「王家に捧ぐ歌」
歌劇2月号の、演出の木村信司先生と星組トップコンビ 礼真琴・舞空瞳の鼎談を読みました。
1月3日、3が日のうちに、集合日があったことに驚いたのですが、2月8日が初日ならば年末年始のどこかが集合日だからフツーでしたね^^;
鼎談では、本読みを終えて、歌稽古に入ったばかりのタイミングなので1月中旬ごろでしょうか?
礼真琴に惚れ込む演出家・木村信司先生
(「王家に捧ぐ歌」は、)本当に大変な(←すごい、という意味)大作だと感じている、というこっちゃん(礼真琴)に
結構楽々とやってるけど、と言う木村先生w
音楽が流れている中で、感情を載せて話すというのも難しい、とこっちゃんが言うと、
得意技じゃん(笑)
…というのを読んで、最初、ショースター礼真琴の外箱公演は、お芝居+ショーで、存分に活躍の場を…
と思ってたから、どちらかというと小柄なこっちゃんに「王家に捧ぐ歌」が似合わないなと思ったのですが、
こっちゃんの歌唱力に惚れ込んだ木村信司先生の肝いりで、木村信司先生の代表作でもある「王家に捧ぐ歌」をこっちゃんに演らせてみたい、と思われたのかな、と感じました。
気持ちが歌詞に乗っていなければ、と思ったと言うなこちゃん(舞空瞳)が、こっちゃんが歌うのを間近で聞いて…と言うのを受けて
伝わるよなぁ。
聴き入っちゃう。
いきなり歌稽古で感動してる。
すごい!!
プロ中のプロ、演出家をしびれさせる男役・礼真琴、さすが!!
先日、スカイステージニュースのスカイレポートでも、朝水りょうくんが、ラダメス=こっちゃん一人勝ちって言ってましたけど、こっちゃんの力強い歌唱は、100人力だから。
「柳生忍法帖」の時も、こっちゃんの歌唱シーンになると、いきなりステージの色彩が濃くなる感じがすると言うか、人物像が際立つというか、輝きがひときわ増す感じがして、これぞスター!!って思いました。
ビジュアルについて
昨年の11月下旬に出たポスターは、ファンにしたら???っていうやる気のカケラも感じないようなポスターでしたが…
まず、舞台装置ですが、今まで、「王家に捧ぐ歌」は、大劇場公演だったために、舞台装置のサイズが大きく御園座に収まらないかもしれないからいっそ新しくしようと思われたそう。
どんなふうになっているのかドキドキですが。^^;
んで。
問題のジャンパーですが…
「アメリカのM65風のモダンな服を着たラダメスが〈中略〉エジプトの大地を駆ける…。
いいじゃん」(歌劇2月号 P76)
いいかなぁ?? 先生と全然好みが合わない。
あのジャンパー、M65(ミリタリージャケット)に見えないんですけど。
M65風のも出てくるのかしら?
アイーダはソウルシンガーの衣装風・・・だったんだ、アレ。
かっこいいか知らないけど、エジプト感なくて大丈夫?
よく、ストーリーの骨組みはそのままに、現代風にアレンジしたり、時代と場所(設定)を変えることはよくありますが、
大昔のエジプトとエチオピアの話なのに、衣装だけが現代風ってどうなんでしょう。
観てみるまでわかりませんが。
お姫様のアムネリスの衣装がどんな衣装になるのかすごく心配してます^^;
フィナーレについて
パレードの前にこっちゃんが現れるときはトレンチコート…
黒燕尾のソロダンスは、羽山紀代美先生に新しい振り付けを頼んでいるそう。
これは素敵になりそうですね~♪
最後のデュエットダンスは、木村先生が気に入っている振りなので、変えないとのこと。
宝塚ファンは、最後のフィナーレが素敵でないと、気持ちよく帰路に付けないので、ここは気合入れていただきたいですね。
羽山紀代美先生✕黒燕尾の礼真琴、なんて最高の組み合わせですから、観たいです!
もちろん、チケットをもってないので配信です。
先日、初日から17日の11時公演まで中止と発表になりました
◆星組 御園座公演
グランド・ロマンス『王家に捧ぐ歌』-オペラ「アイーダ」より-
2月8日の初日から2月17日11時公演(貸切)までの公演を中止いたします。宝塚歌劇公式HPより
29公演中14公演が中止になり、半減してしまいました。
ことちゃんの文化庁芸術祭賞新人賞の授賞式(1月24日)後に、感染が判明したのですね。
お稽古ストップしてるなら、公演再開が遅くなってしまうのは仕方が無いことなのかも知れませんね。
星組は、こっちゃんが強すぎて、他の歌上手が霞むぐらいですが、星組の次代を担う生徒さんも振り分けられているので、公演が流れたりしないよう、再開の知らせを祈る気持ちで待ってます!
どうぞ皆様、お元気で…