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【月組】キャスト別感想|出島小宇宙戦争

連日 望海風斗・真彩希帆退団関係のニュースで沸いておりますが…昨日も記事にしたので今日はあえて別の記事を。

今日、側頭部が痺れるので、「脳梗塞?」とか思って夕方病院に行ったら、ひどい肩こりから来てる、と言われました。

記事書いたり、写真の加工(グルメブログ用、結構大量にあるので整理が大変)したりで 肩がカチカチのようです。

ちょっとお預けになってた出島小宇宙戦争 2回目の感想、というより、キャスト別の感想を書いておこうと思います。

 

この作品は、キャスティングもハマっていて、生徒さんの魅力全開でとても楽しかったです!

さぁ、だらだらいってみよう~w

 

あ。キャストを語る上でネタバレがありますので 知りたくない方は ここまでにしてください。

 

 

 

鳳月杏 

素晴らしい!! 

花組で培った男役としてのあり方、スターとしての存在感、自信に裏打ちされた落ち着き、すべてが素晴らしい!

スターオーラをまとって、真ん中が似合う男役になりましたね。

だから 花組からの異動は「凱旋異動」、華やかなスター性のあった美弥るりか退団後の穴を埋めるべく三顧の礼をもって迎えられた感があります。

腰まであるシルバーのロングヘアを一つに束ねた姿もかっこよく、「青江冬星 カムバ~~~ック(泣)」

ダンサーなちなつちゃん(鳳月杏)が 歌唱力も手に入れて作品を確かなものにしてくれました。

主なお芝居の相手役は、タダタカ(光月るう)、シーボルト(風間柚乃)、タキ(海乃美月)。みなさん芝居巧者で、見応えありました。師匠・タダタカには、敬意を以て接し、シーボルトとは阿吽の呼吸で笑わせ、タキに翻弄され…といろんな面を見せながら 客席を芝居に引き込んでくれて…

今回 あちらこちらから、鳳月杏✕海乃美月コンビのトップを見てみたい、という声を聞きます。

えぇ、えぇ、れいこちゃん(2番手・月城かなと)が2番手羽根を背負っているなんてことは百も承知、それでも 一度でいいから見てみたい、と思わせる実力と存在感、あっぱれでございます。

ヒロインのうみちゃん(海乃美月)とも相性がいい感じで、デュエットダンスにはうっとりしました。

芝居でも、ショーでも大活躍で、この度の異動でさらに魅力が開花してますね。

 

 

 

 

海乃美月

今まで数多作品でヒロインを務めてきましたから、ヒロイン感が素晴らしいです。その前に娘役としての所作、流れるような立ち居振る舞い、一挙手一投足が優雅ですね♪

うみちゃんと踊ると デュエットのうっとり感が上がります!

タキは、月の住人だから カゲヤスにも心を通わせるけれど、カゲヤスの師匠のタダタカの恋人でもあったという…長生きw

今回はふわふわした台詞回しが可愛いですね、衣装もとっても可愛いくて、フィナーレの娘役さん達で踊る「うさぎ」のシーンはぴょんと跳ねて可愛かったし うみちゃんがフィナーレのご挨拶のテーマ曲は帰りに思わず口ずさんで思い出してしまいましたよ~!

宝塚の娘役は、研3~5あたりが勝負で新公卒業すると もうトップ娘役はないのかな・・・と思うぐらいまだ未熟なうちにトップ娘役が決まることも多いです。

が!場数を踏んだ実力派の娘役さんの活躍の場がこんな形であったら やっぱり見応えあるな~と感心し、嬉しくなりました。

 

暁千星

ありちゃんは、早くから抜擢が続いたから バウ初主演の「A-EN」から早今年で5年が経ちますね。

昨年の7月に2020年の公演スケジュールについて言及しておりまして、その時点では、2月の東上公演はありちゃんかしら?と予想してたんですが…

今回は2番手役。

それでも リンゾウというお役、すごく似合っててよかったです!

このところ チップ(ON THE TOWN)や パブロ・ガルシア(I AM FROM AUSTORIA)など 幅広くお役を演じて芝居心が深まってきたのでは?と思ってます。

今回はまた、「隠密」という生き方を選んで 手にした樺太の地図をカードに「ロシアのスパイ」と繋がっていたりとスリリングな役どころで興味深いです。アイヌの民にもらった民族衣装を身に着けているのもいいですね。ワイルド感のある鬘と民族衣装を翻して歩く長身のありちゃんリンゾウが、彼なりに日本の未来のためを思って カゲヤスと対峙していく、見どころのあるお役を好演してました。

死んだと見せかけて、実は死んでなかったり…谷貴矢先生の脚本も面白いです!

 

あら!! もうこんな時間!!

あした 「眩耀の谷」2回目観劇だから もう寝ます。

その他のキャストは また後日… って一体いつ終わるのでしょうか?

 

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